FASHION COLUMN
いつかその内と後回しになっていた、15年ほど使用しているレザーの長財布のメンテナンスを行った。 何かのついでにささっとオイル入れをしたことはあったけど、ここまでするのは初めてのこと。 自分が使用している財布は、東京都台東区の革製品を扱うメーカ…
ステュディオ・ダ・ルチザン(以下ダルチザン)のジーンズ用洗剤、現在の価格は税込2750円。 ダルチザンは1979年に岡山でスタートした、ジーンズを中心に扱うデニムカジュアルブランド。 この洗濯洗剤は漂白剤や柔軟剤に蛍光増白剤を含まないので、汚れや臭い…
REDWING COLUMN NO.99 私的まとめの90年代レッドウィング年表 2/10はレッドウィングの日ということで、今回はやはりレッドウィングネタ。 ブログ開設当初からコツコツと書き続けて来た、特に好きな90年代の日本別注モデルを中心に それらのリリース年や変遷…
「デニムのほくろ」とは、簡単に言えばデニム生地の織りムラのこと。 この「ほくろ」という表現の仕方は、あくまで自分一人で勝手にそう呼んでいるだけで 繊維や業界的な正式名称はあるのかもしれないけど、その辺はあしからずということで。 黄色の円で囲っ…
5月20日はジーンズの誕生日ということで、ジーンズネタとして裾のアタリに注目してみた。 裾のアタリとは、デニム生地の縮みやうねりによって引き起こされた凹凸の部分が 履き込んだことにより擦れて色落ちしている状態を表し、この凹凸はパッカリングとも言…
REDWING COLUMN NO.88 真っ赤なオロラセット オロラセット(オロ・ラセット)とは、赤みがかった茶色のレザーを表す造語で アイリッシュセッターなどに使われ、レッドウィングの代名詞の一つとなっている。 採用初期の1950年代~1980年代頃までは多少の色のば…
REDWING COLUMN NO.86 憧れの黒セッター レッドウィング8179、通称「黒セッター」はアイリッシュセッターの黒版として 1995年から現在もラインナップされている日本国内の定番モデル。 当時絶大な影響力を持っていたファッションリーダーがレッドウィングの…
Levi's VINTAGE Detail Vol.3 16刻印の工場判明&その他3桁刻印 永らく謎とされていたリーバイスの「16刻印」の工場が判明された。 ヴィンテージマニアの間で人気のある「16刻印」は数の少なさに加えて 本来その年代で見られる仕様と違い、明らかに古い年代…
コインポケットのイナズマとは? ジーンズのコインポケット部分に斜めに稲妻のように入るシワの色落ちのことを 通称「イナズマ」と言い、これもジーンズ好きが気になるポイントの一つ。 90年代古着ブーム時にはイナズマは使われてはいなかった気がするので …
今週の5月20日はジーンズの誕生日ってことでジーンズネタ。 これは米国リーバイス社がジーンズの製法の特許を取得したことに由来していて 特許内容はデニム生地の作業用パンツに金属製リベットで補強するという物。 しばらくして特許が切れ、他社からもリベ…
2006年製のコンバースオールスターのブラックレザーハイカット。 米国コンバース社が倒産した後にインドネシアで製造が引き継がれた物で 2010年頃から日本国内で流通されている仕様の物とは違う廃版モデル。 廃版モデルと言っても、特別価値がある物でもなく…
Levi's VINTAGE Detail Vol.2 70505 BIGE 3rd仕様&4th仕様 リーバイスのGジャン70505の3rd(サード)仕様もしくは4th(フォース)仕様について。 70505は1966年に通称3rdの557から品番が変更されたモデルで その変更直後の1960年代後半から70年代前半頃の物は「…
自分の中で好きなアメカジファッションを一つ挙げるとなると 真っ先に思い浮かぶのは「デニムオンデニム」になる。 最近は略して「デニデニ」なんて言われることが多いが このデニムの上下のコーディネートは結構クセがあるけど 上手く着こなせば、手っ取り…
皆さん、当ブログをご覧頂きありがとうございます! たまには自分語り記事も良いかなと思い 自分のファッション感や趣味嗜好、もしくは趣向について書いてみた。 ついでにここ数か月のアクセス状況も合わせて報告。
デニムのパッカリング ジーンズやGジャンなどのデニム生地に出来るパッカリングとは? パッカリングはデニムやワークアイテムなどの特徴的な風合いで 生地の縮みや縫われた糸によって出来る凹凸のこと。 洗濯や着用を繰り返すことにより、この凹凸がくっきり…
Dannerのダナーライトブラックのメンテナンスを行った。 カーキ色の方はガッツリと丸洗いをしたが、今回のブラックは定期的なメンテ。 実はブラックは紐を外して、ちゃんとしたメンテナンスをした記憶がなく 他のブーツのメンテでオイルやクリームが染み込ん…
今回はレザーベルトのメンテナンスをしてみた。 革靴や革ジャン、カバンなどの大きめの部類の革製品は 表情や質感の変化には比較的敏感になる方が多いと思うけど ベルトは割と付けっぱなしのままの放置気味になりがちな存在。 普段小まめに使ってるなら手の…
吉田カバン完全BOOK PORTER COMPLETE BOOK こちらは吉田カバン創業85周年を記念して発売されたBegin特別編集版。 11/16に発売され、100ページオールカラー1320円。 吉田カバンの歴史やシリーズ毎の特徴やラインナップの解説もあり 他には直営店情報など、ポ…
デニムやジーンズの縦落ちとは? 「縦落ち(タテ落ち)」とは、ヴィンテージデニムに見られる特有の表情で デニム生地に縦にすじが入るように色落ちすることを言う。 年代が古いほど荒々しく入り、新しくなるほど控えめになって行く。 この古いデニムの味のあ…
古着屋パンダさんのオリジナルグッズのコモドドラゴンパーカーを購入した。 これはパンダさんのYouTube登録者数1万人記念に作られた物で 自分はド定番のヘザーグレー(ミックスグレー)をチョイス。 パーカーが届いたのは随分前だが、そろそろ秋物が必要になっ…
REDWING COLUMN NO.53 レッドウィング 茶芯 「茶芯(ちゃしん)」とは漢字のそのままの通り、芯が茶色いことを指し 主に黒いレザーに対して使われている言葉となっている。 現在の黒いレザーの主流は芯まで黒く染まったレザーをベースにしている為 傷が付いて…
古着屋パンダさんのオリジナルTシャツが届いた。 パンダさん、ありがとうございます! このTシャツは古着屋パンダさんのYouTubeチャンネルの 登録者数1万人記念に作って販売されているTシャツ。 www.youtube.com ↓古着屋パンダさんオリジナルグッズショップ …
「Danner ダナーライト丸洗い 後半 乾燥・仕上げ編」 「Danner ダナーライト丸洗い 前半 漬け込み・洗い編」に続いて丸洗いの後半。 ブーツの丸洗いは少しコツがあるが、割と身近になったメンテナンス方法で 汚れ落とし以外にも、オイル抜きや内部のリフレッ…
「Danner ダナーライト丸洗い 前半 漬け込み・洗い編」 愛用しているダナーライトの丸洗いをしてみた。 ブーツの丸洗いは最近では、とても身近になったメンテナンス方法で 汚れ落とし以外にも、オイル抜きや内部のリフレッシュなどの目的がある。 以前はクリ…
REDWING COLUMN NO.52 レッドウィング 夏のラフアウトレザー。 ラフアウトレザーは革の起毛した面を表側に使用した物で 一般的な革靴などとは革の面の使い方が反対になっている。 モコモコとした見た目なので、秋冬素材っぽく見えてしまうが 油分の少ない乾…
REDWING COLUMN NO.51 レッドウィング875犬刻印 当時を振り返る。 「犬刻印」とは1996年後半から1997年いっぱいまでの期間に アイリッシュセッターの刻印がブーツ本体に入ったモデルで 近年は中古取引でも人気があり、状態の良い物は希少になっている。 しか…
ジーンズの耳のアタリ ジーンズの耳のアタリは、ジーンズ好きのこだわりポイントの一つ。 ジーンズやファッション用語で言う「アタリ」とは 簡単に言ってしまえば、生地表面の色落ちのことになり 何かに当たったり、作用して色が落ちている様子を表す言葉で …
REDWING COLUMN NO.48 レッドウィングの流行とその時代の人気モデルについて。 レッドウィングは1905年にアメリカで設立されたブーツメーカーで 現在はアメカジ系ファッションの定番アイテムとして根付き 幅広い世代や多くの有名人にも愛され続けているブラ…
リーバイスのヴィンテージに見られるディテールの解説Vol.1 先日501XXについて書いたが、今回は比較対象を加えて書いたので 50年代仕様がその後どうなるのかを、厳密に次の年代ではないが 大まかな違いが分かるように画像を並べてみた。 これを見れば、ジー…
5月20日はジーンズの誕生日。 これは1873年5月20日にリーバイス社がデニム生地の作業用パンツに リベットを使って補強した物を特許申請し、認可されたことから来ている。 丈夫な生地を使っても、ポケットの開口部分が破れてしまうことが多く この問題を解決…