皆さん、当ブログをご覧頂きありがとうございます!
たまには自分語り記事も良いかなと思い
自分のファッション感や趣味嗜好、もしくは趣向について書いてみた。
ついでにここ数か月のアクセス状況も合わせて報告。
先ずは自己紹介的なところから。
当ブログのメインのテーマはファッションジャンル。
主にブーツやジーンズについて書いている。
自分はアイテム自体のルーツやうんちくが好きで、ディテールの部分に関心が強く
好んで身に着けているその物の意味を深く知りたくなる。
つまりファッション好きではあるけど、見た目を着飾りたい欲求よりも
知識や特別感みたいな物を楽しみたいと言う思いが強いタイプ。
なので、それらに囲まれたり包まれることで高揚感や幸福感を得ている。
実際に着用することはなくても、眺めているだけで満足する物もあるし
所有欲は強めで、コレクター気質がかなりあると思う。
こう言う感覚の人って昔は多かったと思うけど、今はかなり少なくなっていて
結構面倒くさい人種なんだろうなと我ながらに感じる時がある。
そもそもブーツやジーンズは生活に適してなかったり、必要すら感じない部分も多い。
わざわざ履き心地の悪いゴワゴワしたデニムや重いブーツを履く行為に
何の意味があるのかは説明が難しいところがあるけど。
憧れや願望、自己満足などのあまり合理的ではない矛盾した部分に魅力を感じたり
もしかしたら武装しているようなイメージなのかもしれないし
どこか本来の自分とのギャップを楽しんでいるのかもと思うこともある。
そして当ブログのメインのネタの90年代ファッションアイテム。
ジーンズやGジャン、ネルシャツやスウェットなどのアメカジ系の物。
90年代に青春時代を過ごしたので、その時代のファッションに思い入れが強い。
もちろん流行モノなので時と共に興味は薄れたし、実際何年も離れていた。
むしろファッションに関して無感心に近いような時期もあったので
当時必死に集めたヴィンテージ古着とかも大量に手放してしまった。
今買おうとしても見つからないし、あっても恐ろしく高く
普通に出回ってて数千円だった物が何倍もの値段が付いていて
たかだか十年ぐらいの間に評価が変わっていたのには驚いた。
どうせ着ないんだけど、ブログネタ的には惜しいことをしたとは思う。
90年代ファッションと言っても色々とあるけど
ブログで書いている通り、ジーンズにレッドウィングを合わせるのが好きで
このセットは中学生から良い年齢の大人、そして女性までも巻き込み
今ではあまり考えられない、ジャンルを越えた共通のスタイルの一つだった。
後は人それぞれでトップスやブランド、古着などで個性を出して行き
そのスタイリング次第で○○系と別れて細分化して行った。
この時代のファッションは一生モノとしての価値を見出していた感じが強く
ジーンズやレッドウィングのブーツみたいに長い時間を掛けて
自分で作り上げて行く味や経年変化を楽しむ要素がとてもマッチしていた。
十代や学生の身分の予算内で頑張って、次はアレをその次はコレをと
少しずつカスタマイズして行くのがとても楽しかった。
多少高くても本格的で一生モノとして末永く使える物が良いと言うような
思考をその当時に植え付けられて来たような気もする。
そして時が過ぎ、その当時のブームも冷めたある時。
また90年代ファッション熱が高まって行くことになった。
きっかけは自分の持っていた90年代のレッドウィングのブーツと
ショップで売られている物に大きな違いを感じてしまったこと。
自分の感覚では当たり前だった物が今はそうじゃないと気付かされ
タグや革質の違いなど、ディテールを追及するようになった。
そして合わせるように、当時のファッションスタイルが結び付いて懐古して行く。
あの90年代当時にハマっていたレッドウィングとは何だったのか?
何となく履いていたジーンズにどんな魅力を感じていたのか?
ブログとして書き記し、いつでも振り返れるように残そうと思うようになった。
その中でもレッドウィングの製造年月の判別記事は自分でも良く書けたと思う。
ブーツのベロの表側やエンジニアなどは内部に刻印されている
このアルファベットと数字で作られた物の意味を解明出来た時は
正直言って震えるぐらいに感動したのを覚えている。
もう1年近く前に書いた記事なので、そこそこ広まったかもしれないけど
その時点で誰も書いていなかったし、もしかしたら世界初かもしれない。
大げさに聞こえるかもしれないけど、それぐらいの達成感はあった。
昔履いていた時は何年製とか全く気にしたことなかったけど
ここが分かると大まかなクオリティーが予測可能になっている。
他にはリーバイスの刻印なんかも、90年代はあまり語られることがなかった部分で
66の6刻印やアルファベットがあるみたいに、すごくざっくりとしていた。
上の画像はリーバイス501XX、1950年代後期ぐらいの物。
隠しリベットやボタン裏に刻印されている数字は工場や地域を表していて
この16工場は後の年代では訳アリ工場としてマニアの間では人気があり
パーツや生地などの仕様変更を無視した例外的な個体が見られている。
リーバイスに関してはレッドウィングのブーツほどのこだわりはないけど
自分の所有している物の中に16工場製の物があって嬉しかった。
自分は「神は細部に宿る」って言葉が好きで
意味は「細かい部分までこだわると、全体の完成度が高まる」。
建築家の言葉として有名だけど、ヨーロッパの古い格言でもあるらしい。
なので、作りがどうだ、仕様がどうだって言うこだわりの部分は
その人のファッション的価値を高めていると捉えている。
もちろんこだわりはアイテム中心じゃなくても良いし
コーディネートに狙いやコンセプトがどれだけ込められているかで
オシャレ度や雰囲気がかなり変わって来ると思う。
人にはそれぞれ自己肯定感を高める為の要素があって
ある人は美味しい物を食べること、音楽を聴いたり、キャンプや旅行やゲームしたり
スポーツで体を鍛えること、これらは気が沈んた時にメンタルを上げる為にすることや
ストレス解消として、普段当たり前にする行動のこと。
その中にファッションも含まれていて、好きなブランドの物を身に着けて
オシャレをすることも効果があると言われている。
食べることやファッションは手っ取り早く効果がある部類らしく
自分はファッションの更に行き着いたのがディテールの部分だったと言うこと。
要するに、うんちくが詰まったジーンズとブーツを履くことは
自分にとっては幸福感や自己肯定感を高める為の一つで
このブログはそれらをひたすら書き綴っているのだと思う。
もっと上手い表現があると思うし、実際に書いてみるとかなり難しく
とりとめのない文章に自分の学の無さが出てしまっているけど
こういう人もいるんだなと、何となくでも伝わったら嬉しい限り。
とまあ、色々と語って来たけど、今月2月10日はメモリー的な日を迎える。
2月10日はレッドウィング社の設立日で、ファンにとっては記念日でもある。
ブーツを履いたりメンテナンスして、それぞれのスタンスで楽しむ日。
その日に向けて何を書こうかなと考えているんだけど
どうせなら、もう本当にどうでもいいことを書きたいなと思っている。
最後に昨年の11月から今年の1月のアクセス状況。
1月の1日平均1000以上、累計30000越えはちょっと出来過ぎなような気もする。
相変わらず読者はほとんど増えない&外部からの流入メインで
読者数とアクセス数のバランスの悪さはある意味誇らしい。
もうブーツシーズンも後半戦なので、ここからは落ち着いて行くと思うけど
他では見掛けないようなディープな記事を書き続けられたらと思っています!
それでは皆様今後も宜しくお願いします!