赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.100 MY REDWING COLLECTION

REDWING COLUMN NO.100 MY REDWING COLLECTION

今回はレッドウィングコラム第100回の節目に相応しい内容をということから

現在所有しているレッドウィングのブーツコレクション全43足を題材に選んだ。

これまでにコレクション棚に並べたりして触れる機会はあったけど、カテゴライズして

如何に似たり寄ったりしたものを、自分が所有しているかに敢えて注目してみた。

今回の100回というのは、ナンバリングをし始めてからは必ずやり遂げたいと思っていたし

前回の99回で書き続けて来た証というか、変遷やディテール解説のまとめ記事も書けたので

大げさかもしれないけど、一つの作品を完成させたような充実した思いがある。

実はレッドウィングのコレクションの各記事はコラムとは別カテゴリーにしているので

ファッション関連で登場する記事を含めれば、2倍ぐらいは書いて来たかもしれない。

 

先ずはオロラセット、もしくはオロラセット・ポーテージの4足。

左から875半円犬タグ、8875四角犬タグ、8166半円犬タグ、8166四角犬タグ。

ぱっと見でどれも同じ色に感じるけど、自分の中では大まかに三つのタイプに見えていて

もしその違いがすぐに分かるいう方とは、すぐに仲良くなれそうな気がする。

 

90年代当時喉から手が出るほど欲しかった、8179通称黒セッターの三兄弟。

この中で一番のお気に入りは、右の光沢感が特に際立っている97年製の個体。

96年製の二つも捨てがたいんだけど、入手した順番というのも大きいポイント。

 

先程の8179に続いて、プレーントゥ版8165の黒の三兄弟。

左と中央は両方とも96年2月製で同じなんだけど、付けられているタグが別物という

ジャストな仕様変更が味わえる、マニアにはたまらないそんな二つになっている。

8165は三兄弟とは別にもう2足所有しているので、本当は5足という大所帯。

 

ラフアウトレザーのモックトゥ8173プリントタグ、同じく刺繍タグ、プレーントゥ8167。

現在の正式名称はホーソーン「アビレーン」ラフアウトとなっているけど、自分たちの世代は

ラフアウトなどと呼ばずに、スエードもしくはスウェードと呼ぶのが一般的だった。

昔の雑誌を見ても、一つの文章の中にラフアウトとスエードが混ざっているのがいかにもな感じ。

 

こげ茶色のガラスレザーを採用したブラウンチーフシリーズの3足。

定番ソールの8160、コルクソールの8161、サイドゴアの近年はロメオと呼ぶ8149。

このレザーは環境問題から製造中止になり、後継となったモデルも既に終了している。

丸いトゥはプレーントゥと呼んでいたけど、これもいつの間にかラウンドトゥという呼び方が

公式の名称になっていて、形状よりも細かい定義からこう呼ぶようにしている様子。

 

90年代はぱっとしなかったけど、後に評価され希少モデルのようになった4足。

875犬刻印、深緑色の8180、落ち着いた茶色のモックトゥ8855、プレーントゥ8163。

90年代は赤茶、黒、ベージュのラフアウトが人気カラーの3強として君臨していたので

こういう変化球的な色味は斬新ではあるとは思うけど、当時は受け入れにくい部分があった。

 

ラクショントレッドソールの白いタイプとは一線を画す、黒いソール系の3足。

ストームウェルト+ビブラムラグソールの8175、同じく黒の8176、8133スーパーソール。

赤茶の8175は東日本大震災の帰宅難民となった時に履いていた相棒とも呼べるモデルで

ほぼ下ろしたてという状態で、長い距離の徒歩での帰宅は足にかなりのダメージがあった。

8176はコラムとかを考えていなかった頃に、1年間毎日磨き続ける無謀な企画に使ったもの。

 

先程の黒いソールのモックトゥタイプに対抗して、プレーントゥ版のソールをカスタムして

大人っぽいクラシカルワーク系アイリッシュセッターを想定して勝手に作ったもの。

8160、8167、8165、これらは全て四角犬タグで統一し、平紐に変更している。

これだけやっておいてだけど、カスタムすることに満足してどれもほとんど履いていない。

8165はどうも気に入らなくて作り直して2足あるけど、結局は両方ともしっくり来なくて

持て余している感が強いというか、これは手放すのもアリかなと考えてもいる。

 

2023年現在、日本国内では取り扱いのなくなった、レッドウィング名物のペコスブーツ。

866緑犬タグ、866犬刻印、8168刺繍羽タグ、8169刺繍羽タグが諸々あって2足。

ペコスって田舎っぽい雰囲気というか、特有のリラックス感があるタイプのブーツなので

好き嫌いが大きく分かれるらしく、そういうところからも現状があるのだと思われる。

いずれ復活をと計画しているようだけど、こういう伝統的なモデルは出来れば続けてもらいたい。

 

2268、8271、8268の3足はPT91プリントタグ、右の8268は一つ前の規格のPT83タグ。

8268は足首のベルト位置が低いのが分かると思うけど、このモデルを語る大きなポイント。

自分がアメカジ系のファッションに傾倒して行ったのは高校1年の頃だったんだけど

レッドウィングとの出会いは、当時部活の先輩が履いていたこの黒いエンジニアブーツだった。

他にはジョーダン1とかも所有していて、靴へのこだわりは高校生レベルではなかったのを覚えている。

ちなみに自分はレッドウィングなんて買えなかったので、無名の安いエンジニアを履いていた。

 

ノンジャンル長い系の3足は、トゥにスチール無しのロガー699、877、ペコス1188。

もしこの3足しかレッドウィングを所有していなかったら、どれだけ乙なチョイスなんだと

渋いを越えてその信念を尊敬するような、これらはそういう通好みなモデル。

 

伝統的なポストマン101、891ワラビー、9011ベックマンカスタム、アイアンレンジャー8111。

こちらもノンジャンル系だけど、幅広い年齢やファッションに合わせやすいと思われる4足。

ワラビーはほとんど履いたことないんだけど、やっぱりそれ以外の三つは出番が多め。

 

コラムNO.99を書いていた時に、自分はその当時レッドウィングに夢中になっていたのは

3年ほどしかなかったのかと、改めて考えても短くて濃い期間だったなと痛感した。

875犬刻印だけしか当時の物はないけど、これらがその期間に所有していたモデルで

サイズ見直しで買い替えたり、再度入手したりと何だかんだで手元に戻って来た。

プレーントゥ派なのでやや多めだけど、色やタイプなんかは比較的バランス良く思う。

これ以外に黒のウエスタン系ペコスも所有していたけど、今の所それは要らないかなって感じ。

REDWING COLUMN NO.99 私的まとめの90年代レッドウィング年表 - 赤い羽BLOG

 

たまにどれが一番好きって聞かれるけど、やはり世代的にこの六つのモデルの存在感が強く

特に黒のプレーントゥの8165が自分の中では揺るぎないポジションにある。

でもその日の気分やちょっとしたことに影響されたりして、結構波があるのも事実で

例えば今期の日曜劇場「Get Ready!」第5話で主演の妻夫木君が8875を履いていたりとか

(着用感があるので90年代の875かも、第8話でも黒のベックマンらしきものを履いていた)

キムタクがレイバンの公式動画で8179を履いているのを見れば、それを無性に履きたくなる。

 

当ブログは3月1日でブログを開設してから丸4年を迎え、5年目に突入した。

自分がブログに対して真剣に取り組むようになったのは、当時情報源として参考にしていた

レッドウィングの解説サイトがサービス終了の為、全て閉鎖することになってしまい

それならば代わりになるものを自分で作ろうと、そしてやるからにはそこ以上のものをと

次第にそう意気込み始め、あれやこれやと書き続けて今に至るというところ。

誰かに見てもらいたい思いというのは当然あるけど、そういうことよりも、自分が見たいものや

後に見直す為の資料作りをしている感覚が強いような、それが続けられている理由かもしれない。

 

某ブログが6月にサービス終了するっていうことを知り、すっかり忘れていたんだけど

自分も以前サービス終了で、はてなブログへは引っ越して来たということを思い出した。

その時にインターネット上の情報は必ずしも永遠ではないっていうのを思い知ったし

もしここがそうなったらと考えると、次も引っ越して新たに続けられるか分からないなと。

いずれは物として残しておかないとってことも真面目に考えるようもなった。

交流のあった方には、とても急なお知らせにはなってしまったのは大変申し訳ないけれど

ブログ5年目を新たな気持ちで臨みたくて、ここでの活動のスタンスを改めることにした。

今後はレッドウィング関連の記事をなるべく増やしたいと思っていて、もちろんそれだけじゃなく

これまで通り個人的に興味のあることを織り交ぜつつ、緩い感じで長く続けるのが最大の目標。

自分というものをもっと表現したいし、何よりブログを書くことの楽しさを大切にして行きたい。

いつも当ブログを見て下さってありがとうございます。今後も宜しくお願いします。