赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.123 Scott Shop Towels

REDWING COLUMN NO.123 スコット ショップタオル オリジナル ブルーロール

今回は普段ブーツメンテナンスなどで使用している、スコットのショップタオルを取り上げてみた。

スコットのショップタオルは使い捨ての業務用ペーパータオルで、これはいくつか種類がある内の

一番スタンダードな厚みのタイプとなっていて、各種通販サイトやホームセンターなどで購入可能。

元々カーケアなどの工業用製品向けの物が、暮らしの便利アイテムとして人気を得たとのこと。

ショップタオルはロール状になっていて、ミシン目で切り取ると縦が28cmほどのシートが55枚入り。

販売価格は店それぞれでかなりの幅があり、1ロール単体売りは400~500円程度が相場と思われ

手元にあるのは随分前のストックなので、現行のショップタオルとは微妙にデザインが違うみたい。

※何年か前に有害物質が含まれているという誤情報が、海外のサイトか何かで出回ったとのことで

後にそれは訂正されたものの、揚げ物の油切りシートみたいな食品への使用は避けるのが無難。

 

ショップタオルはパルプとポリプロピレンを使用した紙製で、ふわっと柔らかい手触りがありつつ

折りたたむと画用紙のようなエッジが作れたりして、布と紙の正に中間的な質感というところ。

一般的なペーパータオルよりも毛羽立ちが少ないので、乾拭きしても細かい繊維が出にくい上に

水に濡らしてもほとんど溶けないので、硬く絞って雑巾にしたり、洗って再利用することも可能。

自分は更に小さく切って使っているので、1シートでブーツ一足分のメンテナンスは余裕で足りる。

 

レッドウィング8179のメンテがてらに、ショップタオルとTシャツだった布切れの使い心地を比較。

用意したのはレッドウィング純正馬毛ブラシ、モゥブレィのステインクレンジングウォーターに

カビ予防のモールドクリーナー、汚れ落としに保湿と艶出しまで出来るクリームエッセンシャル。

ショップタオルは1シートを1/4にカットしていて、更にこの半分の1/8ぐらいでも良いかなと思う。

 

普通に外でも着ていたTシャツが部屋着になり、穴が目立って来れば最後はメンテナンス用として

適当に小さく切って使っているんだけど、特にこの生地はちょっとしたことで糸くずが出てしまう。

毎回掃除機を掛けるのも面倒で、かと言って純正のクロスを買っても勿体なくて使わなそうだし

良さげな物があればと思っていたところ、レザーケアをしている動画でショップタオルを勧めていて

以前に貰って保管した物があることに気付き、確かにこれは便利だと分かって色々と使っている。

先ずは紐を外してブラッシングから開始し、今回のメンテナンスでは最初と最後の工程だけ使った。

ブラシをイチから育ててみようと思って購入したこれも、以前投稿した記事から既に3年半経って

トータルで6年近くメインブラシとして使って来たので、当時の物足りなかった印象は感じない。

この馬毛ブラシはしばらく入荷待ちが続いているらしく、仕様変更を密かに期待していたりする。

ステインクレンジングウォーターを布切れで使ってみると、割とこんな感じに繊維のカスが残り

いつもはクリーナーの水気が落ち着いたら、再度ブラッシングをして整えるっていう工程が加わる。

大きめの二つは床に落ちていたのを乗っけたんだけど、これが地味に嫌だなと思っているところ。

逆足側をショップタオルを使って汚れ落としをしてみると、若干の細かい繊維カスはあるものの

先程みたいなポロポロとした物は出ないし、何ならわざと繊維が残るようにしておいたぐらい。

こういうのはブログ用の画像として色んな角度や、距離感でブーツを撮影していて気付いたこと。

 

あまり汚れのない個体を選んだので分かりづらいけど、布は直接指で汚れを落としているというか

レザーに体温や感覚が伝わってピンポイントに行う印象で、デリケートな質感や作業に向いている。

逆にショップタオルの方は汚れに対して、もっと広範囲にざっくりとアプローチするような感じで

クリーナーの水気でややぼんやりとして薄まっているけど、汚れの吸着力に関しては申し分ない。

レザーの財布のメンテナンスの時にも思ったけど、部位や仕上げ方で使い分けるのが良さそう。

次の工程のカビ予防モールドクリーナーも、右の布だと塗った直後は特に無いんだけど揮発した時に

このように細かく繊維が残ってしまいがちで、左のショップタオルを使った方だとあまり見られない。

ちなみにモールドクリーナーは汚れを落としておき、仕上げの一つ前の工程に入れることになる為

保湿→艶出しで完成の場合は艶出し前、保湿だけで済ませるなら保湿の前が使うタイミングになる。

ウェルトのコバはざらついていて引っ掛かりがあり、布よりもショップタオルの方が向いていて

隙間に直接差し込めるように折り畳んで、モールドクリーナーを行き届かせるのにも使いやすい。

レッドウィングのブーツで一般的に使われるグッドイヤーウェルト製法だと、構造上ここから

内部にカビが入り込む場合があるとのことで、これはモゥブレィの方から直伝のメンテナンス方法。

 

同じく左側がショップタオル、右側には布を使ってクリームエッセンシャルを塗り込んだ後の状態。

最終的にブラシで仕上げるなら繊維が残っても良いとは思うけど、やはり布を使った方には少し残り

照明の当たり具合の違いもあるけど、どうもショップタオルを使った方が光沢が早く出るっぽい。

それぞれしっかりと乾拭きしたところ、ほんの少しだけ左側のショップタオルの方が光沢感が強く

肉眼で見比べるともっと違いを感じるんだけど、左の方がヴァンプ部分の黒さに深みがある。

左右で違うのは何だか気持ち悪いので、両方とも馬毛ブラシで仕上げると同じような感じになり

今回は割愛するけど光沢の強さに関しては、布<ショップタオル<馬毛ブラシ<グローブクロス。

ショップタオルを使っていて特に実用的だなと思うのが、ブーツ内部のメンテナンスをしている時。

アッパーと同様にステインクレンジングウォーターで汚れ落とし、モールドクリーナーでカビ予防

クリームエッセンシャルで保湿と艶出しまで、それぞれショップタオルと布で使い分けてみた。

インソールにクリーナーなどを塗り込むなら、もうこれはショップタオルが数倍使い勝手が良くて

布はすぐに薄く広がってしまって指の位置を頻繁に変えていて、クリームエッセンシャルに関しては

塗りムラがかなり多くて手探りで色んな場所で行う為、その分余計に繊維のカスを残してしまう。

逆にショップタオルは垂らした場所に濃いめに残るので、指を固定出来てしっかり塗り込めたり

細かいゴミを拾ってくれたりもして、生地がふわっとしているので乾拭きの使い心地にも差がある。

 

それぞれの工程ごとは割愛して、仕上げの乾拭きまでの比較で左がショップタオル、右が布切れ。

やはり乾拭きした時の光沢感はショップタオルの方が出やすく、何よりも布は丁寧に磨き上げれば

磨き上げるほど、ポロポロ繊維のカスが残ってしまい、充実感というか良い仕事をした感が薄れる。

普通に履いていれば靴下の繊維とかも溜まるんだけど、ここまでやったなら取り除いておきたい。

 

ショップタオルをクリーナーやオイルなどの塗布用だけではなくて、水気を硬く絞って雑巾のように

シューレースやアウトソールを綺麗にする時にも便利で、1シート直角四つ折りが使いやすい。

自分みたいにブーツを部屋に持ち込むスタンスだと、硬く絞ったショップタオルに除菌スプレーを使い

水洗いすれば何度か繰り返し使えるし、衛生的に気になるのであれば普通に捨ててしまえばOK。

 

これも何度か書いているけど、繊維がほとんど出ないので黒いアウターなどの水拭きにも便利で

少しだからティッシュで良いやと思って拭くと、乾いた後は繊維で余計に目立つなんてこともある。

袖口や首回りなどは皮脂汚れが目立ちやすく、シーズン前や後でなくてもたまに拭いておいたり

例えば出先でラーメンのスープで汚れたなんて場合に、バッグか何かに1枚入れておくと良いかも。

自分はこのままの流れで床の水拭きを行って、汚れの具合によっては一回だけで捨ててしまう。

何となくメンテナンス繋がりで、ほぼアコギ状態になっているエピフォンカジノの弦交換してみた。

いつ買ったか分からない指板クリーナーじゃなくて、もしかして成分的(最適かどうかは不明)には

ステインクレンジングウォーターが合うのかもと、指板の汚れ落としにショップタオルのコンビで

使ってみたところ、ブーツメンテナンス同様に繊維問題&使い捨て出来る点は優れていると思う。

汗による弦のサビ予防と劣化対策のクロスとしても、ショップタオルが良い感じかどうか試す予定。

確かまとめ売りのお裾分けみたいな感じで貰い、ショップタオルが一体何なのか調べもしないで

トイレットペーパーのストックの横に長い間保管してあって、実は使い始めたのは1年半ほど前。

いざ使ってみるとその評判通りに使い勝手が良い上に、悩んでいた部分を一気に解決してくれて

自分の部屋の中にここまで優れたアイテムがあったとは、灯台下暗しとは正にこのことだなと。

またブーツメンテナンスだけでなくて、日常で効果的にショップタオルを使えないか考えてみたい。