昔購入してから着ることがなくなって封印していた服シリーズ、今回はベースボールTシャツ。
このベースボールTシャツはユニフォームの下に着る様な、クラシカルなアンダーシャツタイプで
最近は若い方がこういうアメカジアイテムを大きめで着こなすけど、ジャストなサイズ感は少々難しい。
何れもどこで購入したか分からず、覚えているのは2000年代前半~半ばということぐらい。
先ずは半袖のアンダーシャツというよりも、練習着的なタイプのベースボールTシャツから。
画像では黒っぽく見えるけど、ネイビー袖&ピンストライプのヤンキースっぽい配色。
一般的なヘンリーネックだと、三つ~五つぐらいのボタンが付けられてるのを見掛けるけど
このすっきりした二つボタン仕様が、いかにもベースボールTシャツという感じがする。
これはインポートラインのChampionの物で、当時は確か3000円とかそれぐらいだったと思う。
もちろんヴィンテージとしての価値はないけど、現在の古着屋なら地味に高いかもしれない。
次は7分袖のラグランスリーブのベースボールTシャツで、今回の中で唯一の古着となる物。
ボディにおそらくポリエステルが含まれていて、タグは切り取られているけど質感から80年代辺り。
「ADI」と来るとDAS?って思ってしまうけど、どこかの学校の頭文字と思われる。
これを着るとたぶん90年代のピチTみたいになってしまうので、当時から着用目的ではなくて
デカデカとインパクトのある背番号10という、バックプリントを気に入って購入。
続いては本当にアディダス製のラグラン7分&ヘンリーネックタイプの物。
これは一時期着ていた記憶はあるけど、すぐに部屋着とかになっていた様な気がする。
個人的にはアディダスと言えば、山型のロゴではなくてこのトレフォイルが好み。
現在では比較的身近になっているけど、以前はアディダスのオリジナルスの取り扱い店舗が少なく
確か当時地元にはなくて、これは原宿のオリジナルスで購入した様な気もするし違う様な…?
二つボタンのヘンリーネック仕様に、正規品なのに何故か偽物にも見える小さいタグ。
内側にはお馴染みの国旗入りラベルがあり、今回初めてトルコ製ということを知った。
左側の「03/03」と記載が2003年製という意味なら、記憶している購入時期と概ね重なる。
ラストは7分のセットインスリーブに、ヘンリーネックタイプのベースボールTシャツ。
これに関しては周期的に着る機会があったけど、購入場所の見当が全く付かない。
これは1994年にロサンゼルスでスタートした「WALLAWALLA SPORT(ワラワラスポーツ)」という
1960年代からサーフブランドなどのボディメーカーとしての起源を持つブランドの物。
近年の日本で展開するアイテムはやや若者寄りっぽく、旧時代の「Made in U.S.A」が嬉しい。
画像では白に見えるけど、生成りなので綿カスと呼ばれる黒い繊維カスが見られる。
裾のラウンドをロックミシンで仕上げるのではなく、手間の掛かるバインダー仕様なのが素晴らしい。
ちなみに裾の黒い点はその生成り特有の綿カスではなくて、ほとんどが毛玉となっている。
四つの中でデザイン的にも一番着こなしやすそうな、ワラワラをジーンズと合わせてみたところ
USのMサイズなので少しゆったりかと思いきや、意外にも程良いサイズ感で正直驚いた。
存在をすっかり忘れていたけど、薄曇った日にぴったりな着心地で再度封印するには勿体ない。
敢えてアメカジ色が強くなるように、オールスターの赤とレッドウィング旧875でコーディネート。
赤いオールスターはアニメやゲームの主人公感が出るというか、ポップさ増量な着こなしになり
どうせベースボールTシャツを着るなら、足元はカジュアルに振り切った方が良さそうに思える。
もう既に湿度の高い梅雨のような気候が始まり、いよいよブーツシーズンも終盤というところ。
この875もメンテナンスをしなくてはと思いつつも、他を優先してしまいタイミングを逃した感があって
履き納め的に行っておく、もしくはカビのリスクを考えて次のシーズンにするか悩ましい。
ベースボール7分Tのある意味中途半端な作りの為、個人的に着るとすれば初夏~梅雨に秋口で
それぞれ短い期間ではあるものの、年に二回と考えると有用なんだなと改めて思ったりもした。
更にこういうアイテムに新鮮味があるということは、相当マンネリ化していたことにも気付く。