Hanes BEEFY サーマルヘンリーネックロングスリーブTシャツ
以前書いたヘインズビーフィーのクルーネックサーマルロンTの使い勝手が良く
サイズ感も好みだったので、その後すぐに同素材のヘンリーネック版のロンTも購入。
定価は税込み3190円のようだけど、Amazonではだいぶ安く販売されていた。
続けて書いても面白みに欠けるところがあるし、ヘンリーネックの襟元の仕様も含めて
春物のネタとして良いかなと思い、最近までパッケージに入れたまま放置していた。
ヘインズはアンダーウェアのアイテムをメインに展開しているけど
ビーフィーはアクティブウェアとしてファッション向けの別カテゴリー扱いで
一枚で着られるような作りをしているアイテムがラインナップされている。
今回のヘンリーネックの方はグレーとネイビーを選んだ。
ヘンリーネックとは英国の「ヘンリーレガッタ」という、ボート競技のユニフォームに
このスタイルの物が使われていたことから付けられた名称と言われている。
そこから他のスポーツ競技や下着などでも広く使われるようになって行ったようで
その活発なイメージもあり、タフなイメージや着こなしに合うアイテムになっている。
カラーはここにはないブラックを合わせて全4色展開。
ヘンリーネックとクルーネックを合わせてビーフィーサーマルは4枚になった。
気が付くといつも同じブランドの物が多くなるけど、それが嬉しかったりもする。
とてもベーシックなスタイルで、ピタッとフィット感のあるシルエット。
着丈が短くなるようにクルーネックと同様に予め乾燥機に入れて縮ませている。
グレーの方が幅が若干広くなっているのは下の着用画像を撮って脱いだ後の為。
一枚で着られると言っても、やはり体のシルエットがもろに出るので少し恥ずかしく
ショート丈のジャケットやシャツのインナーとして使うのが最適になると思う。
リーバイスのセカンドタイプみたいなボックス型のGジャンとの相性は抜群。
素材にはコットン97%にストレッチの効いたポリウレタンが3%が含まれていて
表面はざらっとした感じがありつつ柔らかく伸縮性のあるワッフルサーマル生地。
凹凸で引っ掛かりも多くなるので、長持ちさせるには洗濯ネットの使用が推奨。
グレーは所謂ヘザーグレーというカラーがミックスされた色合い。
ネイビーの方は奥に緑っぽさを感じ、落ち着きのある色になっている。
一番上のボタンホールは少し遊びが出来るように横向きに空いている。
手持ちの他のヘンリーネックは全てこうではなかったので地味に嬉しい仕様。
地味に嬉しい仕様その2は猫目ボタンが使われていること。
欲を言えばグレーはもっと近い色にして、縦向きに縫い付けて欲しかった。
細めのアームに長めのリブでピタッとさせて、手首から冷えるのを防いでくれる。
ここが閉じているだけでも真冬は暖かさが全く違って来る。
ボックス型のアイテムと相性の良いフラットな形状の裾は
スウェットやセーターの下に着ても主張しないのでありがたい作り。
左は色が飛んでしまっているけど、サーマルヘンリーを使った二つのコーディネート。
ヘンリーネックのイメージのタフさを意識して、ヴィンテージのUS.ARMYシャツと
年代の近いリーバイス501XXに、それらと同じ1950年代頃の警察官や公務員などに
使われた物を再現したマイナーなモデルのレッドウィング8161を合わせてみた。
自分で見ても60~70年以上前の物とは思えない自然なサイズ感だと思う。
右は反対にベストのポップな雰囲気を中心に、ポケットの色とサーマルの色を合わせて
すっきりめのミリタリーパンツと差し色の赤茶色のペコスブーツ866を選んだ。
ヘンリーネックは好き嫌いの分かれるアイテムになるかもしれないけど
胸元のアクセントになったり、カジュアルなアイテムとの相性の良さがある。
ボタンの開閉で体温調節も出来て、温かくなるこれからの季節に活躍してくれそうで
クルーネックよりもこちらの方がメインになってしまいそうな気がする。