This is... / Elastie ストレッチ・シューレース
Elastie=elastic=ゴムや弾性という意味の通りに伸縮性のある素材のシューレースで
着脱の度に紐を解いたり結んだりしないで済むという便利グッズ。
「This is...」は大阪のEight Hundred Ships & Co.というセレクトショップのブランドで
以前コンバースオールスターの記事で書いたシューレースと同じブランドの物になる。
このシューレースは公式サイトやAmazonなどでも購入可能で税込み880円。
画像は公式からお借りした物で左上からレッド、ブラック、グレー、ホワイト
ネイビー、ターコイズ、ダークブラウン、ベージュ、ナチュラルの豊富な9色展開。
幅にはレギュラーの6.5㎜幅とワイドの7.5㎜幅の2種類のタイプがあり
長さは2穴向けの26インチ=66㎝、4~5穴向けの32インチ=81㎝
ローカットスニーカーを少し短めに通したい6穴分の40インチ=100cm
ローカットスニーカーをフルで通すスタンダードな7穴向けの45インチ=114cm
8穴のハイカット向け54インチ=約138cm、10穴用の63インチ=160cmの6種類がある。
※但しワイド幅はホワイト、ナチュラル、ブラック、グレーの4色の
32インチ、45インチ、54インチサイズのみの展開とのこと。
今回購入したのは6.5㎜のレギュラー幅の45インチサイズのナチュラル。
靴紐の先から先まで図ったところ116㎝で、個体によって若干の誤差ありとのこと。
ちなみに紐の先の細い部分のことをアグレットと言うらしい。
このシューレースはいかにもゴムというようなびろんびろんの物とは違い
単純に伸びるだけじゃくて、しっかりとコシがあるところに魅力を感じる。
自分は面倒であっても、毎回びしっと通して結ぶのが靴を履く醍醐味と思っていて
ストレッチの効いたゴムのシューレースは使ったこともないのに
どこか邪道という風に、勝手に決め付けて敬遠していたところがあった。
織り目は密度がびっしりとした平織りになっていて面構えの良さもあり
こういう素材のチョイスやこだわりは、さすがセレクトショップ産というところ。
手に取る前はスニーカー専用だと思っていたけど、ブーツに使っても問題なさそうだし
色を揃えればポストマンみたいなカジュアル寄りの革靴でも充分合うと思う。
手持ちのナイキのダンクにストレッチ・シューレースを通して
とりあえず片方だけ敢えて締め付けの良いオーバーラップにしてみた。
紐を穴に通した後に手を離すと勢い良くバチっと戻るので少し注意が必要。
ホールド感は通常とほとんど変わらず、着脱以外では見た目の違いが大きくなって
ナチュラルの色味も絶妙な加減なので履き込まれていても馴染んでいる。
レギュラー幅だとダンクでは細く感じるかもしれないけど、許容範囲というところ。
一番上まで通すと履き口が狭いだけに、やや強引に伸ばしてねじ込む感があり
靴本体や踵部分に余計に負荷が掛かっている気もしたので
よりスムーズで靴に優しく履くには靴ベラがあった方が良いと思う。
脱ぐ時はもうノンストレスですぽっと簡単に足を抜くことが可能で
この様子はEHSの公式インスタを見ると分かりやすいと思う。
つま先立ちのように足の甲をぐっと立ててみるとシューレースが良く伸びる。
ジョギングみたいな軽めの運動や日常生活の動きでは特に問題ないけど
おそらくバスケみたいな激しい運動の時に使うのは向いていないと思う。
ゴムの伸びる感じはアンダーラップの方が適しているのかもと思って
逆側は通し方を変えてみたけど、明らかに違うような差は感じられなかったので
これはいつも通りの好みの通し方で問題なさそう。
なるべく紐をタイトに通したいけど、着脱の度に捻じれてそれを毎回直す
煩わしさから解放されるという意味では相当なメリットを感じる物だと思うので
一度慣れると通常の伸びないシューレースが面倒になるかもしれない。
今年は予てから久々にスニーカーを購入したいと思っていてシューレースを
先立って入手したけど、これを知って余計に欲しくなって来てしまった。