赤い羽BLOG

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近所メシ第42回 横浜家系ラーメン 黄金家 並盛ラーメン&スペシャルラーメン

近所メシ第42回 横浜家系ラーメン 黄金家 並盛ラーメン&スペシャルラーメン

2024年版食べログ神奈川県のラーメン百名店に連ねられる、家系ラーメン黄金家の1号店へと訪問。

家系ラーメン発祥の吉村家の味とその場所を引き継いだ、直系店の杉田家で働いていた方が独立し

同じく横浜市内中区の京急黄金町駅からほど近い、この場所に2018年オープンしたのが黄金家。

この辺りを近所とするには若干遠いんだけれども、黄金家のある区画まではギリギリ隣の中区だし

自宅からのんびり歩いても35分ほどと、散歩するには良い距離なので近所メシとして選んでみた。

最寄り駅の京急黄金町駅の改札から右へ100mほど進み、向かいの路地に入ってすぐという近さで

火曜日定休の11時~深夜1時までの通し営業に、現在のところは現金のみの支払いとなっている。

最近は伊勢佐木町などの関内駅周辺に行く機会が増えているものの、黄金家への訪問は今回が初で

この黄金町店の他には、2023年にJR横浜線鴨井駅、今年からは京急神奈川新町にも店舗を構える。

初訪問なら先ずはデフォルトを味わっておこうということで、左上の並盛ラーメンをオーダー。

平日14時頃の空いた時間を狙ったものの、席はほぼ埋まっていて帰りには少し並びがあったほど。

ちなみに食べログラーメン百名店2024のプレートは、この券売機の上にポツンと置いてあった。

 

そして券売機で食券購入から10分ほど待ち、黄金家の並盛ラーメン850円の到着。

トッピングは家系らしくシンプルに、チャーシュー、ほうれん草、海苔が三枚というもの。

 

店名と同じく黄金色をしたスープは、普段自分が食べる家系ラーメンとは少し雰囲気が違っていて

こってり感が特に強いスタンスというか、この見た目だけでは元杉田家とはあまり結び付かない。

ちょっとした違いではあるけど、直系店やマイルド系との差別化や特徴が人気の秘訣なのかも。

 

脂は普通でオーダーしたものの、他店の標準的な量よりもだいぶ多めでスープの粘度がやや強く

そして評判通りにカエシのしょっぱさが際立つタイプに、豚骨臭さは控えめというバランス具合。

確かに杉田家らしさは感じるし、本家よりもこちらが好みだという方の意見も分かった気がする。

 

麺は中太のつるつるとして丸っぽい物が使われていて、やはりここが直系店などとの一番の違い。

濃厚なスープとの相性は間違いなく良いんだけど、この麺自体の特徴や印象はあまり残らなくて

そういう意味でも、スープのパンチの強さが余計に際立っているように感じるのかもしれない。

 

チャーシューは硬くてパサついてそうに見えるけど、思っていたよりも柔らかく仕上げられていて

直系店の肉々しい物と、とろけるようなタイプの中間ぐらいで、炙ったような香ばしさを感じる。

ただしこの時に頼んだ並盛ラーメンのチャーシューは、正直言って微妙で外れっぽい見た目。

海苔はスープに浸った終盤でもしっかりと保たれていて、さすが百名店という物を選んでいる。

 

「しょっぺー、うめー、でもしょっぺー」って感じで、スープを全て飲み干すのはさすがに厳しく

もしも自宅で食べていたとするのならば、この中にご飯を入れて締めているだろうなって思う。

とりあえずは何年も前から食べてみたかった、黄金家のラーメンの味がどういう物か分かった。

 

初見の黄金家をどう感じるのか、横浜南部市場の買い物ついでに杉田家で再度味わっておいた。

カエシの強さは共通しているものの当然似て非なるもので、杉田家はさらっとしてキレの良さや

豚骨の出汁の印象が残り、黄金家は脂が強い割に豚骨の風味はマイルドというところだろうか。

杉田家も相変わらず「しょっぺー、うめー、でもしょっぺー」で、塩味耐性は全く出来ていない。

※2025年10月末の杉田家の訪問時は、入店待ちで脇のブロック塀に座れなくなっていた。

並盛ラーメンで終わらないのが当ブログの持ち味ということで、また別の散歩日和の時に訪問して

このとても気になる、三種類のトッピングマシマシラーメンの中から選んでみることにした。

 

一押しメニュー的な名前の響きに惹かれて、二回目はスペシャルラーメン並盛1300円をオーダー。

ちなみに前回同様に平日14時頃の並びなしで、提供までも同じく10分ほどというところ。

 

スペシャルということで、デフォルトから海苔とチャーシュー増し、長ネギ&小ネギのWネギに

ほぼ隠れてしまっている茹でキャベツにほうれん草、そして味玉入りという豪華なトッピング。

 

前回はちょっと微妙な見た目をしていたチャーシューは、これが黄金家のスタンダードな感じで

やや厚く噛み応えのある肉感は残しつつも、程良い柔らかさと燻したような香りの良さが特徴的。

こういうチャーシューを食べると、自宅ラーメン用にそれっぽい物を作ってみたくなってしまう。

スペシャルの中で一番手強かったのは、この長ネギの量の多さで翌日も口にネギ臭が残るほどで

根っからのネギ好きじゃないと、スペシャルとWネギのトッピングは過剰に感じるかもしれない。

そして食べ進めるバランスが何気に難しくて、具材を多めに行かないと麺が先になくなってしまう。

 

トッピングが多いから若干あっさりになるかと思いきや、カエシの強さはあまり変わらなくて

白ネギの上から少しカエシを加えてあるので、デフォルトと同程度な感じに仕上げているのかも。

更に味玉もスープに負けないぐらいの濃い味で、これは白いご飯じゃないとリセット出来ない。

 

ネギをもっとしっかり掬いたいところだけど、真の濃い味好きではない自分はこれぐらいで断念。

以前は毎週同じ店で満足みたいなスタンスだったものの、こういうガツンとしたスープを味わうと

店ごとの特徴に改めて気付かされたり、良くも悪くも感じ方が変わるので固定の店はなくなった。

そしてまたマイルドな家系に通っておき、忘れた頃に黄金家のしょっぱさを確かめてみたい。

 

ラーメンでしっかりと満たされた後は、腹ごなしを兼ねて大岡川沿いを散歩しながら帰宅する。

暇さえあれば地元散策をするようになって、数個先の駅までなら所要時間は大して変わらないし

浮いた電車賃の分で何かの足しにしたりとか、健康目的の為に散歩するという感覚は最早ない。

黄金家のすぐ近くには2004年オープンの鹿島家があり、この場所で20年以上という立派なキャリア。

こちらの鹿島家も長いこと認識しているものの未訪問で、濃い味の黄金家とのギャップを体感して

マイルド家系ラーメンのお気に入り店になるかどうか、また別の機会に一度食べてみるつもり。

 

ズームで撮影したのですぐそこに見えるけど、横浜橋通商店街は大岡川末吉橋から300mほど。

画像右に見切れているファミマの場所が伊勢佐木町通りで、業務スーパーへ調達しに行くついでに

商店街の賑わいっぷりを確認してみたりとか、↓みたいな昭和レトロな風景を眺めるのが楽しい。

 

 

そしてこの辺りの昭和レトロな風景の極みは、ハーモニカ横丁とも呼ばれる野毛都橋商店街ビル。

もうここでは数々の有名ドラマや映画のロケ地として使われている為、野毛で飲む方でなくても

所謂ハードボイルド系が好きな方には、聖地的なスポットとして認識されているのかもしれない。

www.noge-miyakobashi.com

野毛都橋商店街ビルは二階建ての60店舗ほどからなる飲食店街で、元々露店だらけのこの通りを

1964年の東京オリンピックに併せて整備し、横浜市の歴史建造物として景観を保っているとのこと。

高いビルやマンションだらけの横浜にあって、この空の抜け方という意味でもここは貴重に感じる。

 

つい最近撮影した画像なのに、まるで数十年前の写真のようにも思えるほどの圧倒的な昭和感。

やや大振りに曲がった狭い道路に、夕方前の西日の当たり具合が良い雰囲気を醸し出していて

こういうレトロな建造物や、かつての風景が残された場所に年々惹かれるようになって来ている。

 

すぐ目の前には現在の横浜の象徴的なみなとみらいがあり、野毛都橋商店街とのギャップが凄い。

この時期はただ歩いているだけで気持ちが良く、濃い家系ラーメンにディープなエリアでの撮影と

地元散策としてもなかなかの充実っぷりで、こういう遠いようで近い場所の別方面を探ってみたい。