赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.85 This is... / Waxed Dress Shoelaces

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REDWING COLUMN NO.85 This is... / Waxed Dress Shoelaces

本日2月10日はレッドウィング社設立の記念日ということでレッドウィングネタ。

以前から何度か登場の、This is...(ディスイズ)というブランドから販売されている

平紐にワックスを染み込ませたワックスド・ドレス・シューレース、各税込み880円。

This is...は大阪のセレクトショップ「Eight Hundred Ships & Co.」のブランドで

レッドウィングのブーツの替え紐として今回も選ばせてもらった。

store.eighthundredships.com

 

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EHS公式からお借りした画像に、箱入りの現物を撮影した物を接続。

ベースの平紐は6㎜幅で素材はコットン100%となっていて

現在は定番的なブラック・ブラウン・オリーブ・ネイビー・グレージュに

グレー・ホワイト・チャコールを加えた全8色展開。

サイズは26インチ(約66cm)・30インチ(約76cm)・32インチ(約81cm)

40インチ(約100cm)・48インチ(約122cm)・63インチ(約160cm)の6つから選べる。

今回自分が購入したのは4~5穴向けの30インチのブラックと

ブーツなどの7穴向け用の48インチのブラウンの二つになる。

※但し幅や長さは個体差により多少の誤差はあるとのこと。

 

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蝋引きまたはロウ引きとも言うが、ワックスを紐に沁み込ませ毛羽立ちを抑え

耐久力や防水性を高めると同時に、高級感やドレスっぽい雰囲気を与えてくれる。

どちらかと言えば柔らかめの部類で、見た目に反してべとつきはさほど感じず

アグレットと呼ばれる紐先もしっかりとした作り。

 

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手持ちのレッドウィングの黒い平紐との比較。

左もしくは上がThis is...、中央がベックマンの旧仕様の紐、右または下がポストマン用。

This is...が一番光沢感があって編み込みが強い為、より薄くなっている。

自分のベックマンの紐はべとつきが多く細い時期の物で、それと同等の厚みと細さ。

 

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同じく手持ちのレッドウィングの茶色い平紐との比較。

左もしくは上がThis is...に、右もしくは下がレッドウィングの純正のワックスレース。

やはりThis is...の方が光沢が強くなっていて目が細かく薄い作りで

自分はこの微妙とも絶妙とも取れる、赤みのある茶色の色合いを求めていた。

そのニュアンスは後の画像を見てもらうと分かりやすいと思う。

 

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左がThis is...で右がレッドウィング純正の紐(以下省略)。

レッドウィング純正のナイロン製の紐は、締め付けると多少細くなるので

This is...の方がやや太く存在感があり、この光沢感はだいぶドレッシーさが増した。

純正より少し短かったので、人によっては32インチを選ぶのもアリだと思う。

 

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反対側もThis is...のワックスド・ドレス・シューレースにしてみた。

ポストマンからUS.ARMYやNAVYっぽい雰囲気に近くなったような気もして

光沢感の強いガラスレザーだと、紐のぎらっとした感じも自然に見える。

 

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そして875犬刻印に茶系の紐を別々に付けて比較してみる。

紐だけで見るのと実際に合わせるのでは、こうも見え方が変わるのが面白い。

右のレッドウィング純正は茶色でもグレーっぽい色合いをしていて

This is...の紐は履き口のパイピングのレザーと色が近くて全体に馴染んでいる。

デフォルトの茶色と黄色のタスラン製の丸紐が至高という意見は今回ナシで。

 

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折角なので他の茶系のブーツに取り付けて比較してみた。

左のThis is...のブラウンの紐の方が靴全体のレザーと近い色をしているけど

右の純正の紐は履き口パイピングとハトメの色を合わせた統一感がある。

純正仕様に見慣れているせいもあるけど、パーツとの相性も大切だと感じられた。

 

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このこげ茶色のガラスレザーの場合は、右のレッドウィング純正の方が馴染み

左の方のThis is...の紐の赤みが少し浮いてしまっている印象がある。

ちなみに8161は元々スニーカーっぽい紐だったけど、こちらに変更している。

 

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今回のベストマッチはこのアイアンレンジャーのアンバーハーネスかもしれない。

元は茶色×黒のタスラン製の丸紐で、比較の為に純正の平紐を付けてみたところ

全然悪くはないんだけど、This is...の色味の方がまとまっているように見える。

 

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一通り試して、875の紐をさらに替えるつもりだったので反対側も取り付けて完了。

履き口のパイピングだけでなくウェルトの部分の色味との統一感も出て

最初はどうかなと思っていたけど、両方揃えるとなかなか良い感じになった。

色々と比較してみて、改めて茶色という色はとても幅が広いんだなと感じて

少しの違いで見え方が変わって来るところに、まだまだこだわる余地があると思う。

 

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今回は年に二回ある内の、2月10日レッドウィングの日ということで

やはりレッドウィングに関係する記事を書いておきたかった。

毎年この日を迎えると、ブーツシーズンも折り返して後半戦かなって思う頃で

その後半の気分転換になるように、紐を変えて新鮮さを出してみることにした。

ちなみに日本のファンの間で、もう一日あるレッドウィングの記念日の10月12日は

創業者の命日とされているけど、正確には1912年10月21日らしい。

個人的には変更して1日限定にするよりも、10月12日~21日までの10日間を

レッドウィング週間みたいに贅沢に楽しむのが良いんじゃないかと思う。