赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

武居商店 スンドゥブの素

お気に入りの武居商店たれシリーズ第六弾、これに水と好みの具材を入れて煮込むだけで

本格的な韓国風のチゲが出来てしまう、業務用に作られたスンドゥブの素という商品。

本記事投稿時点では直売所などの一部での取り扱い、内容量350gで税込み600円。

冷やし中華のたれは好評につき完売とのことで、通年用に再販するかは検討中らしい。

www.takei-foods.co.jp

 

このスンドゥブの素は本厚木にある「韓国酒場カンナムスマイル(カンスマ)」 という

韓国料理をメインにしている居酒屋で、実際にメニューとして使われているそうだ。

社長同士が仲が良いとかそんな感じから、お店の名前を出して販売しているらしい。

 

武居商店は明治5年創業という長い歴史を持つ、業務用のたれやドレッシングを取り扱う会社で

誰もが知っている様な、一般家庭向け食品メーカーの商品開発に携わったりもしているそうだ。

自分が利用している洪福寺松原商店街の直売所は水曜定休、10時~18時までの営業。

毎週月曜木曜と雨の日にはお得なWスタンプデー、支払いは現金のみなので要注意。

 

中身はコチュジャンをベースとして、ごま油と魚介の風味を加えたピリっと辛い定番の味で

これを色々な料理の味付けにして使えば、ピリ辛スタミナ系に仕上がったりもする。

スンドゥブを作る際の希釈割合は本品1に水3だけど、店員さん的には濃いめがおすすめとのこと。

さらっとした部分と粘度のあるペースト状の成分をなるべくバランス良く使いたい。

 

それではスンドゥブチゲを作ろうということで、画像の通りにこれらの食材を用意した。

豚肉は柔らかくて脂の多いバラの部分と、豆腐はしっかりとした木綿にしてみた。

本当は手軽な鍋用セットにしたかったけど、シーズン前なので各々揃えることになった。

 

先ずはフライパンに油を引かずに豚バラを炒め、程良くなったらスンドゥブの素と水を加え

火が通りにくい食材から順に入れて蓋をして煮込み、最後にニラを軽く蒸して完成。

スンドゥブの素と水の割合は1対2にしたけど、野菜多めならもっと濃くても良いぐらい。

 

映える様な一人用サイズの鍋が無いので、器によそって卵を落としてスンドゥブチゲを仕上げてみた。

今回のスンドゥブみたいな料理には卵の有ると無いのでは、辛味を抑えるという意味以上に

真ん中にドンと構えないと何だか物足りない様な、見た目の部分が大きい様にも思える。

 

ご飯のおかずにするのならば、もっとパンチのある濃いめにするのが良いかもしれないけど

白菜ともやしから水分が出ていて、辛さが和らいで旨さが増した万人受けしそうな味わい。

豚バラは最初に炒めておいたのと、崩れにくい木綿豆腐にしたのも好みの良い感じ。

 

一通り食べて余ったスープにご飯と卵を入れて、クッパじゃなくて雑炊にして締めることした。

卵のマイルドさで辛さも消えたので、仕上げに少しクセのある刻んだ生のニラを乗せてみた。

ニラは生の方が栄養たっぷりということなので、普段から加熱し過ぎない様にしたい。

 

このスンドゥブの素を韓国料理系のたれとして、色々とアレンジしてみようということで

先ずは野菜炒めの味付けに使って、豚キムチ的なピリ辛スタミナ系をイメージして作ってみた。

今回は豚肉200g前後の二人前に対して、スンドゥブの素は大さじ6杯ほど使った。

 

油で豚肉から炒めて程良くなったら取り出し、火の通りづらい食材の順に入れる。

そして豚肉を戻してからスンドゥブの素を入れ、更に炒めて全体を馴染ませれる。

今回はシンプルにスンドゥブの素だけにしたけど、コショウやごま油を加えても良い感じ。

 

ご飯やお酒のおつまみにもぴったりな、ピリ辛スタミナ肉野菜炒めの完成。

これは酸っぱくない豚キムチみたいな感じで、見栄え的にしゃきしゃきの状態に仕上げたけど

敢えて野菜をしんなりとさせて、豚肉に味を染み込また方がもっと美味しく感じる。

ほんの少し魚介の風味はするけど、嫌な感じではなくて隠し味の様に香る程度。

 

少し余った野菜炒めの具材と残り汁を再利用して、もう一品のミニスンドゥブにしてみた。

と言ってもスンドゥブの素と水を足して煮立たせ、レンジで加熱済の豆腐に合わせるだけ。

チゲとそう変わらないし、捨てるのは勿体ないと思っていたので良い利用方法が出来た。

 

続いてはサッポロ一番のみそラーメンに、もやしとニラの野菜炒めの簡易版を加えたトッピング。

もやし100gとニラ1/3束に対して、スンドゥブの素を大さじ3杯ぐらいを使った。

更に追加で油を使わずにヘルシーに作る、とろっと半熟目玉焼きをトッピング。

 

卵を電子レンジで加熱すると、どうやら白身のゼリー状の部分が爆発するとのことなので

薄く水を張ったお皿に入れて、黄身の周りにある白身をつま楊枝で刺す様にほぐしておく。

ふわっとラップに掛けて、500ワットで20秒×2に+5秒が自宅のレンジのベストだった。

※必ずしも爆発しないとは言い切れないので、その辺についてはご了承を。

 

サッポロ一番みそラーメンにニラもやし炒めと目玉焼きを乗せて、スタミナみそラーメンの完成。

いつもは水450mlぐらいの濃いめで作っているけど、トッピングを考えて500mlにしておき

付属の七味は目玉焼きに振り掛けて、色付けっぽい感じに使って仕上げてみた。

 

トッピングのピリ辛ニラもやし炒めのみを食べても良いし、スープに溶かせば別味の旨辛風にもなる。

どうも近所のスーパーでの取り扱いがなくなってしまったのか、ご無沙汰になっている。

黄身の表面が真っ白にならずにとろけつつ、白身が程良く固まったのは+5秒が効いている様子。

 

次も炒め物系のニラ玉の味付けにスンドゥブの素を使い、パンチのある味に仕上げてみた。

卵の味付けには同じく武居商店の刻み昆布入りという、旨味たっぷりのはま昆布つゆを使った。

このはま昆布つゆも自宅には欠かせない商品の一つで、500ml版にサイズアップさせている。

 

卵にはま昆布つゆを大さじ2杯ほど入れて、サラダ油で炒り卵を作って取り除いておく。

敢えて上澄みを使って昆布が入らない様にしたけど、このままご飯やうどんに掛けても美味しい。

更にサラダ油を追加してニラをスンドゥブの素で炒め、程良くなったら炒り卵を戻して

ニラにまとったスンドゥブの素を卵側に絡む様に合わせて仕上げれば完成。

ちなみにニラは2/3束に対して、スンドゥブの素は大さじ2杯にしておいた。

 

これまたノーマル版よりも、間違いなくご飯が進むパンチのあるピリ辛スタミナニラ玉。

ラーメンのトッピングにしても良いし、味がしっかりとしているのでお酒のおつまみにもなる。

ニラの代わりにネギとかにして、食材を無駄なく使い切りたい時に作る料理として重宝しそう。

 

家庭用コンロの火力とか以上に、お店で提供される味にはいつも特別感を感じていたりして

自分の中では作るのが特に苦手で、もっと場数を踏みたい炒め料理No.1のチャーハン。

そのチャーハンの味付けにスンドゥブの素を使って、キムチチャーハンぽく仕上げてみた。

 

基本的なチャーハンの作り方通りにして、塩とコショウで整えてスンドゥブの素の素を加え

ムラにならない様に絡めて、チキンライスぐらいの色合いにしっかりと炒める。

今回作ったチャーハン二人前の量に対してだと、スンドゥブの素は大さじ6杯使った。

 

予め用意しておいた刻みネギを散らして、ピリ辛スタミナチャーハンの完成。

食べ進めると辛味が徐々に追い掛けて来て、もっと辛くしても問題ないけど食べやすくて

これも野菜炒めと一緒で、酸っぱくないキムチチャーハンみたいな感じというところ。

 

チャーハン作りにはチャーシューも大切ということで、ごろっとしたサイズ感を意識してみた。

少し焦がして香ばしく仕上げてみたかったのだけど、あまり攻められなかったのは課題の一つで

もっとオイリーにしたり、何かを加えたりとか、納得の行くクオリティーになるには鍛錬が必要。

 

ラストは市販の納豆にスンドゥブの素を加えた、コチュジャン納豆+α的な感じ。

付属のタレ(からし無し)に、スンドゥブの素小さじ1ぐらいとネギを入れて混ぜる。

 

温かいご飯の上に納豆を乗せて仕上げに卵黄を加えれば、スタミナ感が更に増量。

スンドゥブの素のコクや辛味にごま油の風味などが足され、これ一つで簡単に味が決まる。

オクラやまぐろのブツ切りのばくだんに加えたり、ご飯の代わりにうどんにするのも良さそう。

 

今年の夏に趣味で一番夢中になったことを挙げるなら、自分の場合は間違いなく料理。

韓国風ピリ辛系料理となると、味の系統と見た目が似たり寄ったりしてしまいがちだけど

元々好みの味付けだったので、しばらく続いても全く飽きずに楽しんで味わえた。

それとこれらを多く食べていたせいか、例年以上に夏バテとは無縁だった様な気もする。

もうこのままスタミナ料理から貰えるパワーを信じて、厳しい残暑を乗り切ってしまいたい。