昔購入してから封印していたシリーズ、今回はこの時期らしいアイテムのサングラス。
ファッションの趣向的なこともあるけど、いつからかコンタクトからメガネがメインになって
以前は必需品であったはずが、自分の中からフェードアウトして行ってしまった。
サングラスは服や靴ほどのこだわりはないし、引越しの時にほとんど手放したりして
手元にあまり残っていないけど、エピソードを挟みながらそれぞれ見て行こうと思う。
先ずはド定番ブランドのレイバンから、ニューウェイファーラーというモデル。
ニューウェイファーラーはウェイファーラーを横長にして、すっきりとさせたのが特徴で
ある意味個性を無くした、誰でも合わせやすい万能型のウェリントンタイプになっている。
これは他のサングラスとは違って、いつでも取り出せる場所に保管していた。
※ウェイファーラーとニューウェイファーの詳しい違いはメガネ屋さんのブログで。
購入したのは十数年程前で品番はRB2132、どうやらインターナショナルモデルらしく
入手時期からほぼメガネ生活になったので、これを外で着用した記憶がほとんどない。
レンズの裏にゴミが付いていると思ったらRBの刻印で、そんなこともすっかり忘れていた。
ちなみに普段のメガネもレイバンの更にスマートなタイプに度を入れて使っている。
次は1991年カリフォルニアでスタートした、アイウェアブランドのブラックフライ。
ブラックフライはスケボーやサーフィンなどのスポーツとの結び付きの強いブランドで
記事にする為に調べて初めて知ったけど、FLY&LOATHINGというモデルだったようだ。
これは比較的使った記憶があって、購入したのは2005年頃で値段は高くはなかったと思う。
大きめのティアドロップに厳ついハエのロゴマークには、その時代とチャラさを感じる。
テンプルの内側にはモデル名と「USE.MISUSE.&ABUSE」という何やら怪しい英文入り。
ブラックフライは自分と近い世代だと、割と馴染みのあるブランドだと思う。
これもブラックフライのKING FLYという、エルヴィス・プレスリーのサングラスを再現したモデル。
2001年のビューティフルライフの作中で、キムタクが使用していたモデル(色は別)としても有名。
ほぼ同型のデザインをレイザーラモンHGが使っていたり、パーティーグッズにもなっていて
やはりクセの強い形をしているので、自分が今これを使うのは相当難易度が高い。
オーバル型のブランドロゴや丸く繰り抜かれた感じが、古き時代のアメリカを思わせる。
元々KING2というKING FLYの復刻版を持っていたけど、壊してしまい買い直したのがこれで
詳しいことは分からないけど生産時期か復刻の為、レンズにロゴが入っていない。
KING2を壊した場所や日にちは明確に覚えていて、それは2005年の7月18日ap bank fes最終日。
この二つのモデルが似ていると思うけど、KING FLYを壊してしまって似た物を探して購入したのが
FLY&LOATHINGとなったところ、結局後にKING FLYも所有しておきたくなった次第。
ap bank fes'05と言えば、最終日のみ演奏されたHEROで号泣してしまう桜井さん。
改めて見直してみると、演奏前から結構来ていて所々怪しくなっているのに気付く。
たぶん映り込んではいないと思うけど、自分はこの会場のどこかにいる。
この二つは残しておいたというよりも、売れる気がしなくてそのまま保管していた物。
どこのブランドかも分からないし、本当に自分で買ったのかというぐらい覚えがないけど
手持ちの物だとスエードジャケットとか、王道アメカジのお兄さん系な感じのタイプ。
昔はセルフレームよりもメタルフレームの方がメガネにしても多かった様な気がする。
ラストは1997年に購入した、ステューシーのrichieというオーバル型のモデル。
ごく短期間しか使った記憶がなくて、そう言えばこんなのあったなってぐらいの感じ。
状態は物凄く良好なんだけど、やたらと幅が狭くて調整してからでないと使えない。
レンズとテンプル部分にお馴染みのザクザクとした筆記体のロゴマーク入り。
Sが重なるシャネルロゴよりも、このマークの方がレトロな感じがして好み。
テンプル内側には「stussy eyegear」とモデル名の「richie」の文字が入っている。
黒いセルフレームにカラーレンズは、90年代流行のアイテムだったことを思い出す。
その中でも特に印象深いのは、1997年に放送されたフジテレビ系ドラマのビーチボーイズ。
当分地上波で放送されないと思うけど、9月後半に夏を惜しむ様に観るのがおすすめ。
左の方は確か何かの記事にも使ったけど、1997年~98年頃のギタオ十代の頃の写真。
青系でまとめてレッドウィング8165、ショーツにスタンスミスのコーデは十代にしては渋く
服装よりもこういうサングラスが入ってることで、90年代ファッションらしさを感じる。
右の方のサングラスも気に入っていたけど、残念ながら随分昔に紛失してしまった。
実際にサングラスを掛けた姿を鏡で見て、これはすごいと思わず笑ってしまったりして
結局今でも使えそうなのは、レイバンのニューウェイファーラーだけになりそう。
ブランクがあるので妙に恥ずかしいけど、先ずはそれからまた自分のものにして行きたい。