赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.74 レッドウィング 90年代の箱

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REDWING COLUMN NO.74 レッドウィング 90年代の箱

今回はレッドウィングのブーツではなくて、購入時に付いてくる箱について。

箱のデザインや情報からでも、おおまかなモデルや年代を推測可能で

自分が主に集めている90年代半ば~2000年代前半の物をメインに紹介。

現在レッドウィングで復刻されているモデルは通常の箱とは違い

この90年代のデザインや、さらに古い年代の物を採用している。

 

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レッドウィングの箱は、このように蓋が独立していないタイプ。

現在は緩衝材としての効果がある段ボールを採用しているが

かつては蓋が完全に取り外せる物だったり、厚紙を使っていたようだ。

 

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この箱の特徴は、側面に切り取り線が入っていて

組み合わせると持ち手が作れて持ち運びがしやすくなる。

現在使われている箱もこの仕様は引き継がれていて

購入して持ち帰る時にアピールしていた人もいるとかいないとか。

 

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90年代に主に使われていたデザインの箱は下の白い二つになるが

上の箱はオロラセットの色味を見直した、通称「犬刻印」と呼ばれたモデルの

1996年後半~97年いっぱいぐらいまでに使われていたデザイン。

犬刻印はアイリッシュセッターの原点回帰を目指した特別なラインナップだった。

 

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そして90年代にメインで使われていた箱の二つのデザイン。

上段の「The Fittin'est Shoe for Work」と書いてある方が古く

1997年いっぱいぐらいまで使われていたデザイン。

さらに古い年代だと「Shoe」が「Boot」で「Made in U.S.A.」がなかったりする。

下段が1998年頃~2000年代前半に使われていたデザイン。

レッドウィングブームも落ち着いて買いやすくなった時期でもある。

 

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犬刻印はレッドウィングの社名よりも、アイリッシュセッターのブランド名を

前面に押し出していた為、箱のデザインも特別な物になっている。

ちなみに犬刻印の箱は一つだけしか所有していないので

右上の箱は切り抜いた画像を貼り付けて、さもあるように合成してみた。

白いデザインの箱の側面に何も記載されてないのは97年いっぱいぐらいの物で

98年以降のデザイン変更からは会社概要が入る様になる。

 

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右は各国の言語でレッドウィング社の説明が簡易的にされているが

左の犬刻印は会社とアイリッシュセッターの歴史などがびっしりと記載されている。

気になる方は画像を拡大して翻訳してみると良い。

 

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そして情報が記載されていて、様々なデザインが見られる面の部分。

このデザインとブーツ本体に付けられているタグはリンクしていて

「Irish Setter」の文字、もしくは犬のデザインがあれば

ブーツ本体に付くタグも、アイリッシュセッターのデザインのタグになる。

それ以外は全て羽タグが付くが、左下段と右中段は97年頃までに使われていた箱で

山と森のデザインの箱はアウトドア系やエンジニアブーツなどの

ワーク系に使われていたが、左下段との使い分けは良く分からない。

右下段は98年以降2000年代前半の箱で羽タグが付くモデルに広く使われた。

右上段の荒い画像はペコスの箱の画像を拾って来て貼った物で

ペコスの箱も97年98年辺りを境に変更されているようだ。

 

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もちろん箱はブーツそれぞれのモデルの丈の長さによって

大きさがいくつか用意されていて、短靴は小さく、エンジニアブーツなどは大きい。

 

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アイリッシュセッターもしくは犬タグが付く場合は

アイリッシュセッターのデザインのシール状のラベルが貼り付けられていて

剥がすと汎用的な羽のマークのデザインが出て来る。

一番下の866はペコスブーツだが、アイリッシュセッター>ペコスという

条件があるらしく、箱にはペコスの文字は入らなくなっているようだ。

 

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ついでに2000年代前半~半ばは、左上に貼った斜めのデザインの箱を使い

左は2000年代半ば~後半、右は2000年代後半から現在も使っている物。

レッドウィングの象徴的な羽のロゴマークは2007年に変更された為

現行の箱のロゴマークもそれに準じて変更されている。

 

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ブーツ本体の魅力はもちろんのことだが、おまけの箱にもその時期特有の特徴がある。

こういう箱はかさばるし、邪魔になって捨てる方も多いと思うけど

自分は出来れば残しておきたい派で、中古でも当時の箱付きだとやはり嬉しい。

折角取って置いているのであれば、上手に見せながら収納出来れば最高なんだけど

既にブーツ棚がパンパンになってしまい、部屋の片隅に積んでおくだけで

全く活かせてないのが、いつも課題になってしまっているところ。