赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

SUGARCANE プルオーバーシャツ

先日書いたラルフローレンのボーダーTシャツに続いて、封印している服漁り第二段。

今回も若かりし頃に購入した、シュガーケーンの二つのプルオーバーシャツ。

シュガーケーンとは、東洋エンタープライズという日本のメーカーのブランドで

元は戦後駐留した米軍向け商品作りに始まり、現在はジーンズやワークアイテムなどの

古き良きディテールを残したクオリティーの高い商品を多く展開している。

www.sugarcane.jp

 

両方とも2000年前後に購入した、シュガーケーンのプルオーバー型のシャツ。

久々に引っ張り出したとは言っても、服を整理する時にたまに目にしていたので

封印度合いはそこまで高くないけど、実際に着たのはいつ振りか全く覚えていない。

 

2021年春頃に体重が78㎏になり、さすがにマズいだろうと思い始めたダイエットは

2022年7月現在は61㎏辺りを推移していて、このジャストサイズでは着脱するのに

手こずるプルオーバーシャツがいよいよ普通に着れる体型になっていて嬉しい。

但し左のデニムワークシャツは素材と色を気を付ければどうにでもなるけれど

右の方は飲食店やテーマパーク、もしくはホームセンターのスタッフなどにも見え

ジーンズだろうがチノパンだろうが、何を合わせても業者っぽさが出る気がする。

 

折角なので軽くディテールも触れておくことにした。

デニムの方の品番は「M21303」、Sサイズの生産国表記無し。

ここ数年で購入したシャツよりもこの時代の方が気持ち大きめな作り。

プルオーバーということもあってか、ゆとりを持たせているのかもしれない。

 

濃紺デニムに白いステッチが映える王道的なワークスタイル。

前立て部分と袖の剣ボロのデザインに統一感を持たせている。

 

その前立て裏とカフス裏には厚手のヘリンボーン生地が貼られている。

こういう別素材でアクセントになる部分は積極的に見せて行きたい部分。

 

チン(下顎)ストラップ、通称チンストと呼ばれる古い時代のディテールを採用。

見た目は良いけど実用性としては正直微妙なので、カットしてしまいたくなる。

 

所々に織りムラや縦すじが出ていて、着込めば縦落ちの良い雰囲気になりそう。

涼しくなったら部屋着として着用して、少し育ててみようかなと思ったりする。

 

着用自体の頻度は少ないけど、残念なことにこれは保管に失敗していて

ポケットの下や胸部分などの、畳んだ縁の部分が日に焼けて色褪せてしまっている。

着込んで行って全体が色落ちした時に馴染むことを期待するしかない。

 

そしてこちらはパイル生地の半袖プルオーバーギンガムチェックシャツ。

普段交流させて頂いている、服地パイセンさんがギンガムチェックの記事を書かれていて

今ならイケると思ったけど、このラブリーな色合いは自分には早(遅)過ぎたかもしれない。

www.fukujipaisen.com

胸ポケットがぱっと見で分からないのでハンカチを入れてみた。

パイル生地なことと、ボタンダウン以外にあまり注目するポイントはない。

 

ネームタグはこんな感じで、品番は「M31594」、同じくSサイズの生産国表記無し。

製品染めだったらしく、白い部分が若干ピンクなのが更にラブリーさを醸し出している。

 

二つのシャツを使った全身コーディネートも撮影してみた。

デニムの方はチノパンとレッドウィング8161で、50代60代になっても着れるような

渋くまとめつつも、袖を一折して少し洗練された雰囲気を意識している。

ギンガムの方はもうどうにもならなかったので、当時合わせていたアイテムを使い

2000年頃の懐かしい自分を再現したコーディネートにしてみた。

両方買い直した二代目となる、リーバイスのブッシュパンツとレッドウィング8160に

数年前に封印を解いて、現役復帰したポータータンカーのウエストバッグ。

最近はここぞという時だけ着ける、ロレックスのオイスターパーペチュアルデイト。

やっぱり自分はアメカジをジャストサイズで着るのが気持ち良いし、とても落ち着く。

 

他から新しく影響を受ける部分もあるけど、どんどん疎くなってピンと来るのも減り

ここ何年かはこういう長い間使っていなかったアイテムを再利用することが

自分のファッション熱や、体型維持のモチベーションを上げる方法にもなっている。

こうやって実際に見たり着てみたりすると、忘れていた記憶が蘇るのと同時に

すごく身近にある物の中から、新しさを見出せるような感覚も面白いところ。

これは収集癖があったり、断捨離が苦手な性格のある意味で良さだったりするのかも。