近所メシ第29回 金葉 豚角煮丼(ルーローハン)とミニ屋台麺
今回の近所メシは久々に高島町の中華台湾料理店の金葉(きんよう) へと伺った。
注文した豚角煮丼は台湾料理定番の魯肉飯で、以前から食べたかったメニューの一つ。
(魯肉飯はルーローファンとも書くけど、ここでは分かりやすくルーローハンで統一)
金葉はローカルな町中華のお店ではあるけど、横浜の飲食店や商店街振興イベントの
ハンバーグ部門で優勝したことや「出没!アド街ック天国」の横浜高島町特集でも
紹介されたらしく、近隣に住む方や働く方以外にも注目されているそうだ。
最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーライン高島町駅出口1から徒歩4分ほどで
現在の営業時間は11時~14時半と17時~23時、日曜定休の時期もありとのこと。
店内は広々としていて座席数もたっぷりなので団体での予約にも最適。
現在はパーテーションも備えられていて安心感もある。
単品のメニューに加えて飲み放題のコースも充実している。
今も近いと言えば近いけど、以前はここから数分ぐらいのところに住んでいて
仕事帰りには夜遅くまで利用させてもらっていた。
金葉の看板メニューのスーラータン炒飯と金葉バーグ。
このご時世だから仕方ないけど以前よりも値上がりしている様子。
こちらは以前金葉バーグを食べた時の画像。
ハンバーグのタネにはたけのこなどの、肉まんのあんのような具材が使われていて
たっぷりの甘酢ダレが掛かった中華風アレンジとなっている。
ルーローハンに合わせるスープ系を何にするか事前に決めていなかったけど
この左下のミニ屋台麺というのに惹かれてしまって一緒に注文してみた。
そして注文から10分ほどでルーローハンとミニ屋台麺が到着。
こういうランチセットがあれば嬉しかったけど、今回は合わせて税込み1243円。
ルーローハンは角煮とそぼろが乗ったシンプルな丼が一般的になると思うけど
金葉のルーローハンはとろみのある、あんかけスタイルなのが特徴的。
あんかけには細かく刻んだネギやひき肉が入っていて、それとは対照的なように
少し大きめなぷるぷるの豚の角煮と、しゃきしゃきとした小松菜という組み合わせ。
甘じょっぱいあんかけご飯を頬張って、ほろっと崩れる柔らかい角煮をかじり
しゃきっとして苦みのある小松菜がアクセントという完璧な流れで止まらなくなる。
ご飯にあんのないスペースがあるので、豚の角煮を白いご飯で楽しめるのも嬉しい。
台湾屋台風のミニラーメンは何味というのを的確に表現するのが難しいけど
鶏ガラベースの醤油に山椒のようなクセのあるスパイシーさを加えた物という感じ。
上にはぴりっとした辛味のある肉味噌のような物が乗っている。
ミニラーメンの肉味噌は麺を少し食べてから味変的に混ぜることで
あっさり系のスープがパンチのあるピリ辛ラーメンに早変わり。
甘じょっぱいルーローハンとの相性は抜群で、フルサイズでも余裕で完食出来る。
もしこの肉味噌が再現出来れば、自宅の即席ラーメンも数段レベルアップしそう。
いよいよ大型連休という頃合いだけど、県外からのお客さんをおもてなしするなら
先ずは王道となる横浜中華街観光をして、あの雰囲気を味わっておいてもらって
別の機会にはローカルなお店に連れて行きたくなるだろうなと思ったりする。
そして金葉バーグに加えて、今回のルーローハンも食べてもらいたいリスト入り決定。