今回の地元探索は、ミュージシャンのゆずのファンの方の間では聖地となった
横浜市南区清水ケ丘公園内の見晴らし台にある、ゆずの木に行ってみた。
ここは1998年発売のシングル「からっぽ」のジャケットやMVの撮影場所として使われ
2003年「僕の生きる道」や2015年「民王」などのドラマでも登場する横浜の隠れた名所。
残念ながら現在からっぽのMVはYouTubeで公開されていないけど↓の場所になる。
清水ケ丘公園は体育館やプールなどが備えられた運動を楽しめる公園で
自然や風景を眺めたり、地域に根付いたイベントなども行われている。
京浜急行の南太田駅と井土ヶ谷駅から徒歩で10数分ほどと近めになるけど
運動不足で訛った体には傾斜がしんどい高台の上という場所にある。
公園入口からすぐの広場には綺麗な花壇や緑の絨毯が広がっていて
こういう場所に癒されるようになったのはいつからだろうか。
4月上旬の訪問時では自宅付近の桜はほとんど散ってしまっていたけど
ここら辺一帯は比較的残っていて、まだ楽しめたのは嬉しい誤算。
この右側の丘を上がった先の見晴台にゆずの木がある。
この日の相棒はレッドウィング8167、ラフアウトもしくはスエードのプレーントゥ。
ラフアウトレザーは油分が少なくなっていて、表レザーのタイプよりも通気性が良く
足が蒸れにくいので、ブーツシーズンの終盤や序盤に出番が多くなる。
そして見晴らし台にはシンボルツリーのエノキ、通称「ゆずの木」がそびえ立つ。
晴れた日は横浜の南側が一望出来るこのロケーションも見もの。
右の方に凧のような物が引っ掛かっていたのが少し残念だった。
中央奥に見えるのは、ゆずのお二人の地元岡村公園野球場の照明塔と思われる物。
以前は磯子区の象徴とも言える横浜プリンスホテルがあったので分かりやすかった。
こちらはゆずの木を見上げる様な別アングルから撮影した画像。
自分以外にもゆずファンと思われる数組の方が記念撮影をされていた。
清水ケ丘公園の見晴らし台の木は自分達の世代からすると、ゆずの木というよりも
KinKi KidsがW主演した1996年のドラマ「若葉のころ」のロケ地の印象が強い。
これはそのドラマ放送時の1996年に学校帰りに友人と一緒に行って撮った物で
左側の妙な姿勢になって写っているのがトビウオギタオ高校生の頃。
この写真を見付けて懐かしくなって久し振りに行ってみたくなったという訳だ。
こういう場所に行った時の恒例、自然の中でブーツの撮影会。
レッドウィングのブーツは都会の中で履く靴というイメージが強くなっているけど
本来の用途であった草や土の上がとても似合うと改めて感じる。
8167はキムタクが1998年のベストジーニスト受賞で殿堂入りした時に履くなど
90年代のブームを支えたモデルの一つだったが、数年前に惜しまれつつも生産終了。
ゆずの木と一緒に撮ってみたけど、何か忘れ物のように見えなくもない。
ちなみに色合いと柚子っぽいような丸い見ためから、この日に8167を選んだのもある。
こちらは半逆光という側面から日差しを当ててブーツを撮ってみた。
勉強と呼べるようなものではないけど、映える撮影方法を調べたりしていると
自然光で撮影する場合は、こういう風に逆光を利用した方が雰囲気が出るらしい。
ゆずは今年でインディーズデビューから25周年のメモリアルイヤーということで
そういう意味でも良いタイミングでここに訪れたかもしれない。
1997年デビュー直前となる伊勢佐木町の路上ライブを見たのは密かな自慢。
地元の大先輩ゆずのお二人、これからも陰ながら応援させて頂きます。