ニューヨークハットのヘリンボーンスピットファイヤ。
ニューヨークハットは1982年スタートのアメリカの帽子ブランド。
スピットファイヤは所謂キャスケットのことだけど、名称の由来は不明。
そのキャスケットは19世紀後半に広まり、労働者などに愛された帽子と言われていて
現在はカフェ店員やパン屋さんのユニフォームなどに使われることが多く
女性っぽい優しい感じの帽子と言う印象があるかもしれない。
スピットファイヤはニューヨークハットの定番モデルだが
この生地を使った物は現在生産されていない。
購入したのはいつだったか覚えていないが、4~5千円程度。
ツバはそこまで長くなく適度なボリューム感なので
男性女性問わず被りやすい絶妙な形をしている。
8枚のパネルに大きめのボタンが付く。
2種類のタイプのヘリンボーン柄(斜めに連続した柄)の生地を使っている。
ヘリンボーンとは魚を開きにした時の骨に似たところからついた名前とのこと。
ネームタグは現行と違う古いタイプの物。
ニューヨークハットは割と多くの雑貨屋さんとかでもニット帽などを
取り扱っているので、もしかしたら一度は見たことがあるかもしれない。
キャスケットを被った労働者と言えば、ラピュタに出て来る炭鉱夫の親方。
後ろにいるシータが被っているのもキャスケット。
ラピュタは19世紀後半ヨーロッパの設定らしく、着ている物もその時代に即した物。
ジーンズなどのワークウェアはこの時代ををルーツにしている物が多い。
と言う訳で親方風のリアルワーカーコーディネート。
帽子単品で見てもワークウェアと言う感じはあまり出ないけど
シャンブレーシャツやオーバーオールなどを合わせると雰囲気が出る。
DIYをする時なんかは、いつかこう言うカッコしたいなと思っていたけど
年齢的にも親方らしく?なって来たので、そろそろ行けそうな気がする。