赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

PORTER TANKER 3WAY BRIEFCASE

f:id:mr_redwing_children:20200229042625j:plain

吉田カバンのポーター・旧タンカーシリーズの3WAYブリーフケース。

タンカーシリーズはフライトジャケットのMA-1をモチーフに

1983年から展開している、ポーターブランドの一つのカテゴリー。

立ち上げ初期は、知る人ぞ知るようなマイナーな存在だったそうだが

90年代半ばにファッション好きを中心に広まって行き

その後は幅広い層にも知られる定番的なブランドとなった。

 

現在はタンカーシリーズ35周年記念時にパーツなどを変更し

旧仕様モデルは生産中止になり、リニューアルされている。

価格もだいぶ見直されていて、少し取っ付きにくくなったかもしれない。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229025551j:plain

f:id:mr_redwing_children:20200229025701j:plain

1996年デビューの旧モデルの3WAYのブリーフケース。

購入したのは1997年夏ごろ、当時は税込みで2万ちょうどぐらいだったような?

このモデルが人気になったのは、同年の秋ドラマで主演のチョマテヨな方が

使用したことで、サラリーマンにも支持され一時期は入手困難になった。

なので奇跡的にも先に入手していたのだが、マネをしたと言われ続けた。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229034858j:plain

光沢感があるナイロンツイル、防水性や耐久性自体はあまりない。

最初期はグリーンのみで、黒は半年後に追加になったカラーだそうだ。

リニューアル後の黒自体の生地は特に変更は無いらしい。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229030011j:plain

マチ付きの立体的なポケットにMA-1を意識した内部のオレンジカラー。

このオレンジはレスキューオレンジと呼ばれているそうだ。

ぐるりと囲むジッパーはデザイン的にも優れている。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229030512j:plain

内部も鮮やかなオレンジ、外側とのギャップは中々の物。

ビニール素材の内ポケが付き、書類など大事な物が濡れないようになっている。

がばっと完全に開く作りも面白い。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229034623j:plain

文字の部分は金色っぽく高級感のあるネームタグ。

一応メーカーの方で、ネームタグの張替えの修理も可能。

 

f:id:mr_redwing_children:20200303020835j:plain

ジッパーも同じく社名に「吉田」が付くYKK製の物。

スナップボタンには、日本製の「HASI HATO」ブランドの物。

ポーターは現在も中国製の偽物が出回っているらしく

ボタン裏の文字が「GUANG☆ZHENG」などと

刻印が入っているとのことで、そこで見分けは出来るようだ。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229221915j:plain

こだわりの日本製、吉田カバンの社是は「一針入魂」とのこと。

現在も職人による手作業で作られているそうだ。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229031145j:plain

基本の手持ちに加え、肩に掛けられるショルダーストラップが付属。

背部にはリュックになるストラップが収納されている。

今見てもすごい作りをしていると思う。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229031507j:plain

実際にアウターに掛けてみた使用パターン。

リュックは見た目が少し強引な気もするが、利便性があるのは確か。

あまり中身を入れ過ぎると、生地が重みで垂れ下がってしまう。

 

f:id:mr_redwing_children:20200229045052j:plain

画像のリーバイス201XXとレッドウィング8166は

ポーターのバッグと一緒にチョマテヨなお方が

1997年秋の人気ドラマの中で着用していたアイテム。

このドラマでは、いくつか象徴的なアイテムを使用している。

 

そしてポーター・タンカーシリーズとレッドウィング。

この二つのブランドは、日本国内で展開が始まった時期と

一般向けに広まったとされる時期がほぼ一緒で、現在は定番と化している。

相性はもちろん抜群だが、組み合わせると90年代らしさが溢れて来る。