REDWING COLLECTION NO.24
RW-8165 プリント羽タグ P1第1工場 96年2月製
レッドウィング8165は元々茶色のガラスレザーだったが1994年に廃番となる。
その空き番とスタイルを継承し、ブラッククローム版の
新8165として1995年にリリースされた。
ワーク系の系譜なので初期は羽タグが付き
上部三つはハトメではなく、フックを採用している。
この画像では判別が難しいが、トゥは若干茶色くなっている。
クリームを塗ったのでウェットな光沢はあるが
元々はそこまで光沢が強い革質ではない。
プリント羽タグは主に96年製までに付く。
同年途中から刺繍羽タグに切り替わるが
モデルによりタイミングが微妙に違う。
羽タグについてはこちら↓
ベロの裏が茶色の物は茶芯の可能性が高い。
革の断面はフック裏の一か所を除き茶色。
ブラッククロームについては↓
この角度だとトゥの茶色が見やすい。
㊧8165プリント羽タグ96年製 ㊨8165刺繍羽タグ96年製
履き込み度合いは違うが、同じ様な革質なので色合いは似ている。
同じく㊧プリント羽タグ ㊨刺繍羽タグ
実はこの二つは両方ともP1の96年2月製なのだが
シリアルナンバーから、刺繍羽タグの方が先に作られた物と思われる。
もしかしたら同じ職人によって作られた可能性もあり
更に同じタイミングで製造ラインに並んだ物かもしれない。
そう思うと感慨深いものがある。