REDWING COLLECTION NO.31【Re】
RW-8165 カスタム 四角犬タグ P1第1工場 98年12月製
レッドウィング8165はガラスレザーの旧8165の空き番を使い
新たにブラッククロームを採用し、1995年にデビューしたモデル。
7月上旬に修理店にソールカスタム依頼をしていた物が届いた。
こちらから送った日を入れると18日間、繁忙期ではないのでやや早め。
カスタムベースとしたのはコレクションNO.31で
NO.17と全く同じ仕様でやり直した物。
8165では97年から99年製まで付く四角犬タグ。
現行の物も四角犬タグが付くようになったので、これは90年代版となる。
ベロ裏が茶色だと茶芯であることが多い。
犬タグについてはこちら↓
こちらは光沢感があり、厚めで硬い革質の物。
革の断面はフック裏のところに灰色も見られるが
全体的には茶色になっている。
ブラッククロームについては↓
レザーのシングルミッドソールにビブラム#700ヒール+ヒールベース1枚。
ウェルトから全体が黒でまとまる様に仕上げた。
NO.17とはデザインが微妙に違うヒールが付いている。
おそらく新しくなった物と思われるが、これで全く問題無し。
ひもも例によってデフォルトの㊤のタスラン製の物から
㊦のベックマン等に使われる蝋引きの物に変更。
㊧8165ノーマル ㊨8165カスタム
一応比較としてビフォーアフターも載せておいたが
自分はもう見慣れてるので、このカスタム自体に新鮮味はないが
ヒールが付く分、ドレッシーに見えるかもしれない。
ノーマルより8ミリほど高くなっている。
㊧がNO.17で㊨がNO.31
紐を移植したが、当然同じカスタムなので雰囲気は同じ。
平紐の方がやはりヴィンテージワークのテイストが強くなる。
NO.17は手放すかどうか現在も保留中。
今回は大阪のBECKMANさんにソール交換を依頼した。
以前に別件で修理の相談をした時の対応が素晴らしく
納期も都内有名店より、早めに仕上げてくれたのでありがたい。
このカスタムがBECKMANさんのブログに掲載されているが
ミッドソールとヒールベースを足したところが
打ち合わせの段階から気にされていたが、出来にはご納得の様子。
自分は基本的にノーマルのままでも、全然良い方だけど
次に何かをカスタムする時は、もっと違う感じを楽しみたい。