REDWING COLLECTION NO.13
RW-8173 プリント羽タグ P1第1工場 96年4月製
レッドウィング8173は875をベースに1989年デビュー。
日本企画としては古くから続くモデル、通称「スエードセッター」
素材は正式にはスエード(スウェード)ではなくラフアウトと呼ばれる。
ラフアウトは革の裏を起毛させた物で
スエードはその起毛を短く整えた物とのこと。
厳密には違うようだが、個人的には同じ部類だと思う。
その素材からファーマーやネイティブアメリカン調な雰囲気を持つ。
別売りの革ひもに替えて履く方も多い。
ベロはやや長め、初期タイプの分厚い表革仕様。
若干ごわつくので、ひもをガチっとさせにくい。
ベロが薄い起毛のタイプになるのは97年頃から
切り替わった後の物の方が個人的には履きやすい。
8173などの初期の物はアイリッシュセッターに
分類されていなかったので、犬タグではなく羽タグが付く。
プリント羽タグは主に96年製の物までに採用されているが
刺繍羽タグに切り替わるのはモデルにより若干の幅がある。
プリント羽タグは旧羽、プリ羽などとも呼ばれるが
この後に続く刺繍羽タグも含め旧羽と呼ぶ場合もある。
羽タグについてはこちら↓
履き込むことで毛羽立ちは目立ってくるが、控えめな部類。
パーツや左右で毛足の長さが違う物が多く、これぐらいは全然マシな方。
若干の黄色みがあり、白っぽ過ぎない色味が良い。
個体差もあるが年代によるところもある。
ラフアウトについては↓
スエードは雨の日には履かない&濃紺デニムとは合わせないのが
一番簡単な汚れ対策であり、自分のポリシーでもある。
メンテは真鍮ブラシで毛並みを整え、フワッと柔らかく仕上げる。