REDWING COLLECTION NO.14
RW-1188 プリント羽タグ 93年9月製
レッドウィング1188はペコス・ローパーと呼ばれるモデル。
1959年のペコスブーツのデビュー当時からラインナップされていた。
マイナーチェンジを経て廃番となったが、現在の8184に受け継がれている。
ローパーブーツはウエスタンブーツのディテールを
マイルドにした様な形が特徴で丈がやや短めで
つま先の尖りもあまりなく、ヒールも低めで歩きやすい。
西部劇などのゴリゴリの物とだいぶ違うのが分かる。
カウボーイ色が強いので、1188はマニアックな部類に入る。
パーツごとにスエードの毛足の長さが違うのは、ある意味お約束。
ステッチが隠れるぐらいの荒々しさは正にラフアウト。
履き込むことで毛羽立ちは出て来るが、短く整える方もいるそうだ。
ラフアウトについては↓
プリント羽タグは96年製ぐらいまでに付くタグ。
こちらは縦に付けられることから「縦羽」とも呼ばれる。
エンジニアブーツなどの古いモデルのみを縦羽と呼ぶ方もいるようだが
その括りや呼び方は人それぞれ。
羽タグについてはこちら↓
インソールは紙のような圧縮素材が貼り付けられている。
Texon社製とのことで、エンジニアブーツなどで見られるタイプの作り。
所有しているレッドウィングのスエードブーツの中でも
1188は生産された時期が古い部類の物になる。
やはりこの年代のスエードの質感は味わい深い。