赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

武居商店 松原商店街直売店

地元横浜で明治5年に創業した、武居商店の洪福寺松原商店街売店が営業終了の運びとなった。

武居商店は業務用液体調味料を開発製造し、全国の飲食店などで使用されている会社で

一般向け商品にも力を入れて販売を開始したのは、令和になってからとのこと。

松原商店街の直売所に約1年通って、沢山の商品を購入させて貰っていたので残念で仕方がないけど

買い物以外でも大変お世話になったし、この場所の思い出として記事に残しておくことにした。

www.takei-foods.co.jp

松原商店街での営業期間は2021年9月17日~2024年2月25日までのおよそ二年半ほど。

ある程度早めに閉店することを聞いていたので、心の準備は出来ているつもりではいたけれど

いよいよ告知も張り出され、日に日に最終営業日が近付いて来て色んな感情が湧いてしまう。

この直売所まで自宅から徒歩で行ける上に、品揃えと販売価格があまりにも便利でお得過ぎて

今後はどういう買い方をすれば良いのだろうかと、正直言ってかなり悩ましい。

www.yokohama-smp.com

www.rakuten.co.jp

store.shopping.yahoo.co.jp

武居商店松原商店街売店は最寄りとなる相鉄線天王町駅から徒歩で6.7分ほど。

横浜駅みなみ西口からも20数分ほどと、この時期なら散歩がてらに歩いて行くのもありかも。

営業時間は10時~18時までの水曜定休、月&木と雨の日はお得なスタンプ2倍デー。

直売所価格として安く提供する為、お会計は現金のみの対応となっているので要注意。

2月25日の日曜日が最終営業日予定、ラストはサービス的なこともするかもとのことなので

横浜駅での買い物ついでや、気になっていた方はこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。

 

ここからは年末年始や閉店に向けて慌ただしくなる前に撮影しておいた画像記録など。

店内でも買える(一部非売品)自社製品のたれを使ったお惣菜類は、本格的な味と手頃な価格が魅力で

週末金曜~月曜日頃に用意され、南部市場店では取り扱いがない松原商店街限定商品でもある。

諸事情により取り扱いが少なくなった生中華麺は入荷していたらラッキーな商品の一つ。

 

左下には数々のメディアに登場している武居商店の前工場長でもあり、直売所の名物店長。

話し上手で様々なことを教えてくれるので、この方がいなければここまで通っていなかったと思う。

右上の文化祭シーズンに販売された地元の高校とのコラボ商品は随分と懐かしく感じる。

 

店外の自販機にはおすすめ商品がセレクトされ、深夜早朝などの営業時間外も購入が可能。

店内冷凍庫には同じく横浜にある「肉ともつの木下商店」の肉類が十種類ほど並んでいて

下から二段目には、鍋シーズンになってから入荷後即品切れの国産牛の白もつが見える。

kinoshita-shoten.jp

たれやドレッシングの味見が可能なので、ガッツリと試したい方は飲み物を用意しておきたい。

それぞれの商品の特徴や使い方のアドバイス、様々なアレンジ方法なども丁寧に教えてくれて

製造メーカー直営店ならではのスタンスが自分にはとても受け入れやすかった。

いつも会計の最後にレジ横の冷蔵庫から中華麺を出して貰うのがお決まりのパターンだったけど

数えたら昨年だけで50玉近く買ったらしく、それは外食もしなくなるわなと納得する。

 

右側は主にサラダ向けをメインにしたゾーンで、奥の方はパンチ強めのステーキソースなどが並ぶ。

先ずはオリジナル、ヤミツキ、オイルソースの売れ筋三つからというパターンが多いけど

自分は初訪問の辛旨ラー油に惹かれて買い始めて、あれもこれもと色々広がって行った。

 

左側は焼肉や牛鍋などの肉料理向けと、スンドゥブや鶏白湯などの汁物系パウチエリア。

奥は容量多めのたれとソース類があり、ガチなゾーンと思っていて自分には手が出せなかったけど

お惣菜のハンバーグのソースとして使われていたので、ほぼほぼ味わうことが出来た。

 

今となっては行っておいて良かったと思える、松原商店街で年に二回行われるナイトバザール。

当初は乗り気じゃなかったけれど、ローカルな場所にここまでの賑わいがあるのかと驚き

折角近くに住んでいるのなら一番盛り上がる年末の盛況っぷりも体験してみたくなった。

 

たれやドレッシングと合わせて、おかずやお酒のおつまみとしてお惣菜類を調達したりしていて

もつ煮が再商品化してからは、以前よりも明らかにハイペースでお店に顔を出している。

それと結局一回しか買えなかった国産牛の白もつと、現在ではレアなラーメンセット。

どうも醤油ラーメンのたれの製造の目途が立たないらしく、たれのラスト一つをいつ使うか考え中。

 

先程の白もつと醬油ベースでニンニクを効かせたたれを使った、博多風の絶品もつ鍋。

とにかく脂の旨味が最高で、自宅でここまで本格的なもつ鍋が食べられるとは思っていなかった。

締めはそのスープと中華麺を使ったもつラーメン、これがまたパンチがあるのに上品な仕上がり。

他にはちゃんこ鍋や鶏白湯鍋など、本格的な鍋シーズンに入ってからは色んな種類の鍋を作っている。

 

今でもたまに作っている、オイルソースを使ったアヒージョ&アヒージョパスタ。

自分はもう慣れてしまったけど、とにかく手軽なのに本格的な味に仕上がるので超おすすめ商品。

最近は武居商店の原点的な牛鍋や焼肉のたれを購入し、肉料理を堪能しているところ。

 

年内の投稿はタイミング的に間に合わなかったけど、松原商店街の年末の盛況を味わって来た。

28日辺りから多くのお客さんが足を運んでいて、30日はもう激混みでゆっくり見回るのが難しく

名物の魚幸水産のまぐろの行列は買うまでに数時間待ちと、とんでもないことになっていた。

自分のお目当ては武居商店年末限定のそばつゆと、中華麺と同じ製麺所が作る生そば。

kofukuji-matsubara.com

2023年はお店の方も買えなかったという、そばつゆ650円と生そば二玉入り300円。

このそばつゆはかつおの豊かな香りと甘みが強い、市販の物とは全く別クオリティーとなっていて

丸一日掛けて炊き込んでいるそうで、本来なら1000円ぐらいで売らないと割に合わないらしい。

生そばの風味はやや控えめではあるけど、しっかりとした食感とのど越しは言うことなし。

 

先ずはそばの美味しさチェックのざるそばと、えび天ダブル乗せの年越しそば。

自分は予約していたので2セット購入出来たけど、そばつゆは早々に完売してしまったらしく

年末にこのセットを目当てにしていた多くのお客さんは買い逃してしまった様子。

 

初訪問時はたれとドレッシングの専門店という、何とも不思議でマニアックな印象だったけれど

普段使っていた商品とは一味違うと気付いてからは、ここにしかない味を探しに行く様な

まるで自分の欲しい絵具の色を買い足して揃えている、そんな感覚にも近かった気がする。

それと料理や食べ方を聞いて商品を選んでいたはずが、これがあるからあれを作ってみようとか

逆の発想の仕方というか、以前の自分にはない趣向に目覚めて、どんどんハマって行った様にも思う。

 

2023年自分の中では新鮮であって興味深いこととして、武居商店の記事を多く書いて来たけど

本記事の投稿時ではまだまだ通常営業中なので、閉店してしまうのが不思議な感じもする。

出来るだけここでやり残したことが少なくなる様にしようと、週に1.2回ペースで通っていて

現在スタンプカードは8枚目に突入し、密かな目標は営業期間内に10枚目にすること。

残りの日数を考えると難しそうだけど、そんな感じで最後まで楽しませて貰えたら嬉しい。