近所メシ第38回 横浜洪福寺松原商店街ナイトバザール テイクアウト編2
10/21に洪福寺松原商店街で開催された、第20回ナイトバザールへ行って来た。
元々ナイトバザールは、商店街にLEDの街灯が設置されたことを記念して始まったとのことで
通常では閑散としてしまう夕方以降の時間を、その日限りの特別メニューや商品を用意したり
いつもと変わった方法で営業して、皆に楽しんで貰おうという、お祭りの様なそんな一日。
洪福寺松原商店街は最寄りとなる相鉄線天王町駅北口から徒歩5分ほど。
通常時は夕方頃までの営業と水曜定休が多く、12:00~18:00は歩行者天国となっている。
フジテレビ系土曜12時から放送中の「タカトシ温水の路線バスで!」という番組の撮影が
先日松原商店街で行われたようで、自分の通う武居商店もピックアップされたとのこと。
オンエア予定は12月上旬頃らしいので、商店街とお店の様子が気になる方は要チェック。
ナイトバザールの開始は一応17時からとなっているけど、ほとんどのお店が前倒しになると聞き
本格的にお客さんで混み合う前に到着して、一通り見回ってどんな感じになっているか散策開始。
松原商店街は通りにアーケードが無く、来客が天候や気温に大きく左右されてしまうとのことで
真夏の昼過ぎという一年で一番人通りの少ない時間を体験すると、これが本来の姿だなと改めて思う。
時期的にハロウィンイベントも兼ねているので、仮装して歩いている方も多く見られた。
普段の店内メニューを食べ歩きや持ち帰り用にしたり、更にお祭りの定番メニューも揃えたりとか
左上のお菓子屋さんみたいにタイムセール的な、お得な値段で提供するお店もある。
あくまで商店街イベントとしてお手頃にっていうことで、一般的なお祭りの出店価格と比べても
焼きそば300円を基本設定にしたり、低予算でもイベントを目一杯楽しめる様にしている。
原産国などは分からないけど、何気にクルミ一袋550円はめちゃくちゃ狙いだったのかもしれない。
お酒のおつまみをテイクアウトするって意識が強いから、完全にスルーしてしまっているけど
改めて見ると本格的なインドカレーやナン、タンドリーチキンなどのお試し商品は実に魅力的。
これ以外にも豚汁やおでんなどの汁物系も手が出せなかったのは、今回の実に心残りなところ。
自分がいつもお世話になっている武居商店も、通常営業との転換でとても忙しい様子。
商品として販売しているスンドゥブや、鶏白湯の素を使ったメニューをお手軽な値段で提供していて
お惣菜は日によっては無かったりするけど、商店街の他のお店と毛色が少し違うのがポイント。
ここのプロ仕様のたれや中華麺を購入する様になってから、外食する機会が減っていたりもする。
それとテレビ朝日系のバラエティー番組「家事ヤロウ!!!」のロケが横浜の南部市場であり
武居商店の杉田梅ドレッシングが、本編の料理で使われるかもしれないとのこと。
料理研究家の和田明日香さんに撮影外で武居商店のタレを色々と味見して貰ったところ
オイルソースと杉田梅が気に入ったらしく、特に杉田梅が市販の梅ドレッシングとは違って
しっかりと梅を感じられるということから、かなりのお墨付きを頂いたんだとか。
その家事ヤロウ!!!横浜南部市場の回は、11月7日もしくは14日にオンエア予定。
武居商店の商品は直売所やネットの他に、神奈川県内のスズキヤなどの一部のスーパーや
直売所よりも若干割高だけど、ニュウマン横浜の2416マーケットにセレクトされているので
横浜駅に行って買い物したり、観光や食事のついでにでもチェックして貰えたら。
そうこうしている内に物凄く混雑して来て、もう撮影や移動も大変になってしまったので
一通り見て気になっていた物を購入し、缶ビールを一本飲んでから帰宅することにした。
という訳でほろ酔いの気持ち良い状態のまま、18時過ぎに自宅に到着。
今回は前回の反省を生かして、タッパー持参のテイクアウト作戦を実行した。
左上から時計回りにキャベツ焼き200円、とりかわ400円、焼き鳥450円、うずらの燻製たれ漬け100円。
鰹のたたき300円×2,ポテトフライ150円、フランクフルト200円、鰹メンチ200円、鶏の唐揚げ200円。
青のりと大葉以外は全て真っ茶色という、おつまみテイクアウト品はビールを除いてトータル2500円。
割とジャンクな感じでまとまっているけど、やはり攻められなかったことは次回の課題。
フライ三種にフランクフルトを合わせた、ミックスグリル的な盛り合わせ。
この為にタッパーを用意して、予めキッチンペーパーを敷いておく用意周到さ。
ほとんどの方が食べ歩きしている中で、これに入れて下さいと言うのは少し恥ずかしかった。
前回買い損ねた二つだった、武居商店の燻製たれに漬けたうずらとお惣菜屋さんのキャベツ焼き。
うずらのカップ乗せチャレンジじゃなくて、めちゃくちゃ忙しいのに通常用を出してくれたり
キャベツ焼きは持ち帰りと言うとラップしてくれて、用意したタッパーは相当余ってしまった。
鶏の唐揚げと焼き鳥のももたれに、皮のたれ焼きの大好きな鶏肉おつまみ三種類。
揚げ、炙り、焼きと調理法と食感が被っていないのが上手く行ったところ。
流石に一晩で全部は厳しいので、残った分は翌日のテイクアウト品定食のおかずにした。
前回のナイトバザールで一番のヒットだった、日光丸食堂の鰹の藁焼きはダブルにしてみた。
藁で炙った香ばしさと火加減が絶妙で生臭さも無く、今まで食べた鰹のたたきの中で間違いなく一番。
安いチューハイのおつまみにしては贅沢過ぎな気がしたので、半分は翌日にご飯と一緒に食べた。
白いご飯との相性は言うまでもなく、歳を取って好みが徐々に変化して来ているのを感じる。
松原商店街の近くに20年以上住んでいながら何故かスルーし続け、初訪問からもうすぐ一年ほどと
頻繁に通うようになってそれぞれのお店の特徴や、季節毎の大まかな流れもだいぶ分かって来た。
生鮮食品の持ち帰りも安心な季節になって来たので、自分の中での新しいスタンダードを見付けるのと
何と言っても一番盛り上がる、年末休日の盛況っぷりのチェックは是非ともしたいところ。