近所メシ第37回 横浜洪福寺松原商店街ナイトバザール テイクアウト編
横浜三大商店街の一つ、洪福寺松原商店街で行われたナイトバザールに行って来た。
通常は夕方に営業を終了してしまうところを、ナイトバザールではそれぞれのお店が
その日限定のサービスを用意して夜も楽しんで貰おうという、お祭りのようなイベント。
この時期の5月後半と10月後半ハロウィンの年2日開催され、今回は19回目だったそうだ。
松原商店街にはもう何度も訪問していて、どんなお店があるかは大体把握しているので
抑えたいお店とメニューをざっくり決め、ある程度のプランを立てておくことにした。
昨年冬のテイクアウト以上の内容が出来るか、今回は個人的なリベンジの意味合いもある。
洪福寺松原商店街の最寄りとなる、相鉄線天王町駅北口からは徒歩6分ほど。
横浜駅みなみ西口からだと20分近く掛かるけど、徒歩でも行くことが可能。
12時~18時は歩行者天国(ナイトバザール開催時は21時まで)、水曜定休が多いので要注意。
開始の17時ジャストに現地に着いたところ、既に家族連れのお客さんなどで賑わっていた。
この時間帯には初めて来たけど、普段はほとんど閉店していて閑散としているらしく
通常とは別の形での出店や、身内の方が助っ人に来ていたりとか、お店側も気合が入っている。
ナイトバザールへの出店は任意なようで、閉店作業をしているところも見られた。
バルーンにゲームコーナー、ミュージシャンや地元中学校生徒の演奏なども行われていて
まだ時間帯が早くて夜のお祭り感は出ていないけど、徐々に盛り合って来ている感じだった。
事前にかなりの人出があるとは聞いていたものの、やはり松原商店街は活気が違う。
一通り見回っている内に場所によっては、身動きが出来ないぐらい混雑して来てしまい
撮影するのも困難になったので、そろそろ買い物を済ませて撤収準備に入った。
自分の通っている武居商店も出店していて、忙しくも楽しみながら作業をしてる様子だった。
出来ればもつ煮などを買いたかったけど、食べ歩き用の容器しかなかったので今回は断念。
今回の近所メシは、ナイトバザールで購入して来たテイクアウトメニューの5品。
プランを立てていた割りに、自分の食センスの問題か、やはり無難な感じは否めないけど
想像以上の人出があって、見損ねてしまったと思うところとかの若干心残りもある。
夜にこれだけがっつり食べたのは久々になったけど、きっちりと体重が増えたので控えなくては。
先ずはマイルドな家系ラーメン店として有名な、光家のチャーシュー丼500円。
角切りの香ばしいチャーシューに、鶏油っぽい風味の甘じょっぱいたれで味付けられていて
テイクアウトするよりも、光家のラーメンとセットで食べたら最高だなと思う。
このチャーシュー丼はもちろんだけど、味付きの半熟味玉も店内メニューにはない。
続いて日光丸食堂のカツオの藁焼き300円、生姜の効いたお店特製ポン酢だれをびしゃ掛け。
これは普段食べるカツオのたたきとは全くの別物で、藁で炙った良い香りがしてかなりの絶品。
どうやら日光丸食堂は比較的新しいお店らしく、母体はカツオの一本釣り漁をする会社とのこと。
いつも気になってはいたけどスルーしていたので、今回のお試しパックはありがたかった。
サランキムチのトッポギ350円、親指サイズが20本近く入っていてかなりのボリューム。
甘さがとにかくしっかりしていて、辛味は確かにあるけど後からほのかに感じるぐらいで
おかずというよりもおやつ感覚に近く、甘くて辛いおしるこみたいな印象だった。
このお店のキムチは何種類か食べてみたけど、辛味よりも甘みが強いのが特徴的。
鶏の唐揚げの味付けの個性に今更気付いてハマってしまい、こちらは武居商店の物で250円。
にんにくを効かせつつも、スパイシーさが控えめタイプな最近の自分好みなもの。
杉田梅ドレッシングをさっと掛けて、レモンの缶チューハイと合わせて頂いた。
それと武居商店の隣で販売していた、町内会出店のシンプルなソース焼きそば300円。
屋台の焼きそばって雰囲気だけで美味しくないことが多いけど、マルちゃんっぽい安定の味。
そもそもナイトバザールの存在は知らなくて、直前に武居商店で買い物した時に聞いて
その盛り上がりがどんなものなのか、実際に体験してみようということで行った次第。
ほぼ毎日オイルソースのオイル成分と調味料を合わせたり、色々アレンジして使っていると
ベースにしている物はすぐに使い切ってしまうので、いくつかはサイズアップさせることにした。
スタンプカードもWポイントやら何やらで全て溜まり、オリジナルのエコバッグをゲット。
ちなみに武居商店のたれシリーズは、現在これらの9種類を使っているところ。
オイルソースとオリジナルソースの1リットル版はプロ仕様のこのガチな感じが良い。
一番最初に買った辛旨ラー油たれに始まり、徐々に冷蔵庫の中の占有率を高めて来ていて
以前使っていた商品には戻れそうにないし、ここ何年かではトップレベルに良い出会いになった。
横浜で暮らしてウン十年も経つけど、昔懐かしいローカルな場所に年々惹かれて来ている。
自宅からすぐの商店街はつい先日も名物店が営業終了してしまい、益々シャッター通り化していて
ハマのアメ横とも呼ばれる、洪福寺松原商店街はやはり伊達じゃないと改めて実感した。
次回のナイトバザールはタッパー持参作戦もアリだなと、更なる対策を練って行ってみたい。