赤い羽BLOG

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近所メシ第36回 昭和酒場めりけん食堂 濃い味ナポリタン定食&唐揚げ定食

近所メシ第36回 昭和酒場めりけん食堂 濃い味ナポリタン定食&唐揚げ定食

久々の近所メシとなった今回は、アソビルという横内浜駅直通の商業施設内アソビル横丁に

2022年3月にオープンした、昭和酒場めりけん食堂でランチをしてみた。

asobuild.com

meriken-yokohama.com

昭和酒場めりけん食堂は夜営業メインの庶民的な居酒屋で、名物は濃い味ナポリタン。

以前からこのご飯に合わせて食べるスタイルがとても気になっていた。

ナポリタンは横浜発祥とも言われているけど、看板メニューなお店は少ない気がする。

昭和酒場めりけん食堂は各線横浜駅みなみ東口通路すぐのアソビル1F。

横浜駅東口側から入って、アソビル横丁の一番手前の場所に店舗を構えている。

営業時間は平日11:30~15:00/17:00~23:00、土曜12:00~23:00、日曜祝日12:00~22:00

ランチのLO14:30、ディナーのフードLOは閉店1時間前、ドリンクLOは同じく30分前。

 

アソビルは郵便局の業務移管によって空いたスペースを商業施設として再利用し

「遊べる駅近ビル」をコンセプトに2019年3月15日に開業した場所。

 

以前記事にした横浜のB級グルメ横浜焼きそばセンターまるきも健在。

1Fフロアのアソビル横丁の飲食店の総数は19店舗と、決して多くはないものの

有名店から下町っぽい居酒屋まで、様々なテイストが並んでいるのが面白い。

 

そう言えば、いつの間にか出入口が自動ドアに変わっていた。

以前はいかにも郵便局の搬入口な感じのゴムっぽい素材の物で覆っていたので

両手が塞がっていたりすると、体当たりする様に出入りしていた。

衛生面や空調のことを考えれば、最初からこの方が良かったのではと思ったりする。

 

めりけん食堂店内は横に長い作りで50席ほどとアソビル横丁内では割と広め。

アソビル横丁は内装に安い材料を使い、どの店舗も催事っぽい感じは否めないけど

要所要所レトロなアイテムを並べて、昭和の雰囲気を演出して個性を出している。

確かこの場所はコロナの影響もあってか、しばらく空いたままだった気がする。

 

もちろん店内のBGMは、どこかで聞いた感じのする懐かしい歌謡曲が流れていて

モニターには初代の実写版ビーバップハイスクールとアニメの美味しんぼ

1980年代を中心にしている様子で、その当時のアイドルやなめ猫のポスターなども見られ

ちょっとした駄菓子コーナーに、どうやらファミコンが楽しめたりもするらしい。

ちなみにランチの会計を済ませるとサービスでガムが一つ貰えた。

 

ランチメニューはこんな感じで、訪問時の週替わり定食は牛タンとろろ定食だった。

他にはお弁当やおつまみのテイクアウトメニューも用意してある。

 

そして注文から7分ほどで「濃い味ナポリタン定食」税込み750円の到着。

初訪問ということでナポリタンもご飯も普通盛にしたけど、なかなかのボリューム。

提供時間から考えても、パスタは茹で置きの伝統的なスタイルと思われる。

 

パスタは極太の物を使い柔らかめにして、銀皿がまた良い雰囲気を醸し出している。

具材は定番のピーマンと玉ねぎ、薄切りのベーコンが入っていたような、どうも記憶が曖昧。

ケチャップと特製ソースに黒コショウを効かせ、甘ずっぱさとスパイシーさも増し増しの

一般的なナポリタンよりもたれ感たっぷりで、パンチのある味付けに仕上げている。

 

定食のセット内容はご飯と味噌汁に、ミニサラダときんぴらごぼうの小鉢付き。

付け合わせの小鉢と味噌汁は週替わり、もしくは日によって微妙に違う様子。

 

こうやってナポリタンをおかずにして、白いご飯を食べるのは初体験。

確かにこの濃い味付けはご飯を追っかけたくなる感じで、ケチャップライスっぽくなる。

人によってアリかナシか大きく分かれそうだけど、名物メニューというだけあって

頼んでいる方が多い様子で、この食べ方って結構根付いているんだなと思った。

 

そうこうしてご飯が切れてしまい、ほぼほぼ残っているナポリタンを食べ進める。

ナポリタンは付け合わせやセット的な感じが多かったので、こんな風にメインにして

しかも一度にここまでたくさん食べたのは初めてのことかもしれない。

ちなみにパルメザンチーズやタバスコなどは店員さんにお願いすると提供してくれる。

 

こちらも気になってしまい、別日に再訪問の「ゴロっとうまい唐揚げ定食」ご飯大盛780円。

意外にも定食メニューの王道とも言える、唐揚げ定食は近所メシ初登場。

唐揚げ弁当や唐揚げ単品を買ったりするけど、定食として食べるのは何年振りだろうか。

 

唐揚げでゴロっとという表現は多く使われるけど、確かにゴロっとした良いサイズ感で

昭和生まれの自分世代的な物で表現すると、ワイルドミニ四駆のタイヤが思い浮かんだ。

やはりこのサイズはじっくりと揚げる必要がある為、提供までの時間は十数分だった。

 

かじった後で申し訳ないけど、外はザクザクっとした食感に中はジューシーのベストバランス。

醤油と生姜メインのスパイシーさの少ない味付けも、実家っぽくてとても気に入った。

これを晩酌のおつまみにもしたいところだけど、夜に揚げ物を食べると翌日に体重が

高確率で増加するのが分かっているので、昼限定の楽しみにしておこうかなと思う。

 

ブログ的にはナポリタンの方がインパクトがあるけど、満足度やリピートを考えると

普通に唐揚げでご飯を食べる方が良かったというのが正直な感想。

ネタとしては面白いと思うし、ナポリタン好きな方は一度試してみるのもアリかも。