赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

patagonia Frozen Range Parka

パタゴニア メンズ・フローズン・レンジ・パーカ ブラック 品番は27975。

何年も前からずっと、真冬のアウターを購入したいと思って物色していたけど

自分の住む地域では着用期間の短さから、いざ冬になっても優先順位が下がってしまって

今回購入したフローズンレンジパーカーは、たぶん10年振りぐらいの新調となった。

今年のモデルの定価は税込み10万4500円、致し方ないけど昨年よりも15%ほど値上げとのこと。

www.patagonia.jp

名前にフローズンレンジとあるように、凍る期間の真冬に最適なダウンジャケット。

有名ブランドを中心に予算10万円で条件をいくつか挙げてアウターを探したところ

先ずは軽く暖かいダウンに、シーンを選ばず使えて見た目がとてもシンプルなこと。

それに悪天候に強い素材やお尻まで覆う丈、正にイメージ通りだったのがこれだった。

何だかんだ安心感のあるパタゴニアというブランドも購入の大きな決め手となった。

 

最寄りとなるパタゴニア直営の横浜・関内店では、どうやらフローズンレンジパーカの

先行入荷が無い店舗だったようで、取り寄せも出来るのか出来ないのか曖昧になって?

折角なら通販じゃなくて実店舗ということと、思い立ったら即行動にって性格なので

取り扱い店舗の中で横浜駅から直通で行けて、最も近い都内大崎店へと訪問し購入。

たぶん大崎駅は初めて降りたけど、昔のイメージのままでいたのでかなり驚いた。

 

パタゴニアのオンラインサイトでフィットファインダーという体型や好みを入力し

自分に合うサイズを探したところ、好みのフィット感をぴったりめにするとXSサイズで

普通にするとSサイズと、少し条件を変えるだけでどちらにもなって悩ましかった。

実際に店舗で着比べてみたけど、XSはタイトであまり中に着込めないのとお尻が少し窮屈。

Sはゆったりしていて中に着込める余裕があるけど袖が長くて、確かにどちらでも良かった。

一昔前ならXSにしたと思うけど、真冬用なら多少大きくてもOKということでSを選んだ。

 

少し内容が逸れるけど、左は新調する前のたぶん最後に購入した冬用アウター。

ジョンブルという日本のジーンズメーカーのユーティリティージャケットで

ファーとライナーが取り外せる仕様なので、秋から春までの3シーズン対応可能。

これは「いぬやしき」という実写版映画で佐藤健がネイビーのシェルのみを着用している。

 

ファーを外して上まで閉じると、この二つはかなり似ているように見えると思う。

右のパタゴニアのフローズンレンジパーカを購入する上で重要視したことは

ファーやライナーを着脱して、その季節や気温に合わせて調整するのではなくて

一見同じようでも、真冬用として全振りした機能性の物が欲しかったということ。

丈の長さやボリューム感など見た目の微妙なスタイルの違いも意識したところ。

 

フローズンレンジパーカの最大の特徴は、レトロな印象を受ける大きいボタン使いと

マウンテンパーカーのようにスタンド型のボリューム感のあるフードデザイン。

 

シュノーケル型と名前が付く通りに、顔の前面から頭全体を覆うフードの形状。

フードを被って一番上まで閉じると、表情もほとんど分からないぐらいに覆われて

吹雪の日でもマフラーやイヤーウォーマーなどが無くても対応出来てしまいそう。

後ろ側に調節用のドローコードも付いているのでコンパクトにすることも可能。

 

フードはスタンド襟のようになっているので、首元をこのようにアレンジ出来る。

少し開けるだけで襟を立たせたような大人な着こなしも自由自在。

逆に閉じれば鼻まで覆うので、ちょっとした外出ならマスク要らずになるかも。

 

表面の生地には、高い防水性と透湿性に優れたゴアテックスを採用。

光沢感が少なくマットな質感は幅広いファッションスタイルに対応出来る万能素材。

 

中に詰められている物は、本来なら処分されるダウン製品をリサイクルしていて

割合はダウン75%にフェザー25%、メーカー発表スペックによると700フィルパワー。

フィルパワーは数字が大きいほど温かくなり、700以上が高品質とされるそうだ。

ちなみに700フィルパワーだと、目安としては冬キャンプにも対応出来るぐらいらしい。

 

大きめのパラシュートボタンにジッパーは下からも開けるWジップ仕様。

ポーターのバックパックもそうだけど、カラーを統一しているのも好きなところ。

ジッパーの持ち手にはさりげなくパタゴニアのロゴも入っている。

 

ジッパーの隙間から雨風の侵入を防ぐ大振りなフラップ仕様。

ボタンも大きめなので手袋をしたままで開閉も苦にならない。

 

左胸にはスマホや財布などにぴったりな胸ポケット付き。

 

そして斜めに切り取られた大振りなハンドウォーマーポケット。

帰宅してから気付いたけど、ポケットの中に小さいポケットが付いていた。

リップクリームとか飴みたいな細かい物はここに入れるのがぴったり。

 

ストームカフスという、袖の中にリブ付き袖の二段仕様。

自転車やバイクに乗ってもここから寒さが入らないようになっている。

 

裏返すと袖やフードにもダウンがたっぷり詰まっている。

フローズンレンジパーカを選ぶポイントになったのは、ダウンジャケット特有でもある

こういう縫い目が表側に入っていないスマートな見た目が大きかった。

 

そして内側の右には大きめな内ポケットも採用している。

あまり分厚くなければB5サイズの本も収納可能なサイズ。

 

ゴローズのネックレスにロレックス、リーバイス501XXとレッドウィングという

1980年代後半から90年代前半頃の渋カジというファッションブームの流れから

昇華して行った、自分が特に影響を受けたブランドやアイテムを身に着けてみた。

最近肩こりがひどくてネックレスは着けないし、ロレックスもお休み状態ではあるけど

昔思い描いていた最強装備という感じだったので、純粋にやってみたかった。

 

こちらも昔の自分を意識したアイテムで固めてみたけど、明確に1997年って感じ。

当時もパタゴニアは憧れであったけど、レッドウィングのブーツを買ってしまえば

アウターを買う余裕なんて無くて、毎年冬は寒い思いをしていたような気がする。

ちなみにジーンズとポーターのバッグはその1997年に購入した物。

この日は比較的涼しかったけど、すぐに汗ばんで来て5分着るのが限界だった。

 

一番左は20年以上前に購入した物で、大雪の時に急遽引っ張り出して着たところ

アウトドアブランドのアウターはこうも快適なのかと改めて体験した。

それからここ何年かは毎年のようにパタゴニアのアウターを購入していて

出来れば薄手のナイロンジャケットもジャストサイズな物に買い替えたいけど

それはまた先で良いかなって感じで、いつかの楽しみとして取っておいている。

 

横浜に住んでいる方なら分かると思うけど、これぐらいしっかりと雪が積もったのは

ここ10年間で数回ほどと、雪対策や防寒アウターの意識が希薄になる地域。

自分は屋外で活動する趣味は特に無いので、たぶんフローズンレンジパーカの出番は

年末ぐらいからになりそうだけど、とりあえず今年の真冬の準備はばっちり整った。

ちなみに画像中央辺りには、昼時や休日だと一時間近く並ぶ有名ラーメン店があって

きっとこれを着ていれば、待ち時間を余裕で過ごせるってことを考えてしまった。