赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

横浜元町

10月のとある晴れた日、久しぶりに横浜元町に行ってみることにした。

元町は自分と近い世代だと、あまりピンと来るような感じではないと思うけど

1970年代後半頃にハマトラという、独自のファッションスタイルを生み出し

当時の若い女性に絶大な影響を与えた聖地とも言えるような場所。

その名残もあってか年齢層が高いけど、通好みなショップがあったりして

横浜駅周辺やみなとみらいとは一味違うアイテムのセレクトは見もの。

www.motomachi.or.jp

 

ショッピングストリートは異国のようにも感じる街並みと石畳。

この風景は自分が子供の頃とほとんど変わっていない。

昼時だったので一本外の通りでランチやお茶を楽しんでいる方が多かった。

 

少し路地に入れば神社があったり、すぐそこには横浜中華街もある。

元町は観光地ではあるけど、かなりローカルな要素が強めなイメージがあって

昔から近場に住んでいる方がたまに遊びに行く場所っていう感じがする。

それと何と言っても、ドラマあぶない刑事の港警察署はこのエリアにある設定なので

作中では元町や中華街は頻繁に使われていて、昔を振り返ることが出来るのが面白い。

 

この日の相棒はガラスレザーの光沢が眩しいレッドウィング8160。

履き始めはレザーが硬くて失敗したかなと思うけど、しばらく歩き続けていると

体温で徐々に柔らかくなって行き、微妙に当たる箇所も気にならなくなる。

こんな風にレザーの色と靴下の色を揃えるのが自分流のこだわり。

 

JR石川町駅からショッピングストリートをしばらく歩き一本外側へ行って

先ずは岡山のジーンズメーカーのステュディオ・ダ・ルチザンの直営店マリジュアン。

いつかは欲しいと思っているエアロレザーのジャケットの取り扱いもあるので

以前から一度見てみたかったけど、ふらっと立ち寄るには目の毒にもなるお店。

※ちょうど昼休憩時間だったので他のお店から見て回った。

www.dartisan.co.jp

マリジュアンが推しているスタイルは、所謂ラギッドなデニムファッション。

アメカジに属したり、バイカー系でもあったりするけど、ニュアンスは少し違っていて

クラシカルなハードさやワイルドさに、ドレッシーさも加えたようなスタイルで

こういう帽子やレザーアイテムで、頭の先から足元までビシっと決める感じ。

言語化は難しいので「ラギッドファッション」で画像検索してもらうのが早い。

 

その隣はアンカーヴィンテージという、横浜では随一の品揃えとも言われる古着屋。

残念ながらアポイント制となっているので今回訪問するのは断念。

日によっては当日でもブログを見ればOKの場合があるらしい。

anchor-vintage.ocnk.net

一旦ルート順を無視して、次は坂を上った所にあるもう一軒の古着屋のバターヴィンテージ。

今は少なくなった昔ながらの古着屋という感じで雰囲気もとても良い。

お店が小さいので物量は少ないけど、セレクトされたアイテムが並んでいる。

ameblo.jp

 

引き返して急な坂を上がって横浜の港が一望出来る、港の見える丘公園へ。

たぶんここへは子供の時に来て以来なんじゃないかと思う。

 

天気が良かったので眺めも抜群で、右側には千葉の木更津方面も良く見えていた。

 

おまけにガンダムファクトリーの実物大の動くガンダムを撮影してみた。

展望台からだと18mあっても結構小さく見えたけどズームでばっちり抑えた。

開催期間は2023年3月31日(金)までらしいので気になる方はお早めに。

 

そして横浜のアメカジ系では外すことの出来ないジャンキークラシックス

その商品のクオリティーに対応出来るスタッフさんの強さもある意味で有名だけど

年を取って一旦離れると、またこういうスタイルのお店に行きたくなってしまう。

写真は取り忘れてしまったけど、この元町パセオの半地下にはセントジェームスや

ポストオーバーオールズなどを取り扱っているセンスの良いセレクトショップもある。

classics.junky.co.jp

画像は横浜元町セレクトショップ、ONES YOKOHAMA公式からお借りしたもの。 

www.ones-yokohama.blue

自分が10代の頃からキムタクが元町に買い物しに来ているっていうのは有名な話で

実際にキムタク公式の動画で見ることが出来たのは感慨深いものがある。

今回はお揃いのバンダナが目当てでもあったけど残念ながら入手ならず。

※店内の様子が気になる方はお時間のある時にでもどうぞ。

gyao.yahoo.co.jp

 

そしてラストは明治21年1888年創業という老舗のウチキパン。

ウチキパンは日本の食パン発祥の店と呼ばれるぐらい歴史深いパン屋さん。

www.uchikipan.co.jp

この為にお昼を軽くしておいたので、昼食兼おやつとしてパンを三つほど購入。

天気も良かったし歩いて帰宅しようと思ったけど、荷物が地味に重かったのでここで終了。

 

この日購入したのは「Lightning Archives VINTAGE RED WING」(略してLAVRW)という

350ページ越え5500円と、ボリュームもすごいけど値段もかなり高額な大型の冊子。

それにレッドウィングのメンテナンスグッズとなるレザークリーム。

手前のレッドウィングの赤い箱はLAVRW初版の付録となるポストカードで

シュガーケーンとバズリクソンの2022AWのカタログはおまけに頂いたもの。

ウチキパンではカレーパン、イタリアンピザパン、めんたいチーズフランス。

いつもパンのチョイスは冒険出来なくて、カレーパンやチーズ系になってしまう。

 

このLAVRWはかつてのカタログに挿絵や、見たことないようなレアなモデルから

現在も続く定番モデルなどがこの一冊にまとめられている超豪華版。

ライトニングオンライン先着購入特典で貰えるポスターが早々に終了していたので

気になるけど見送っていたところ、ジャンキーさんで見掛けて思わず購入してしまった。

一通り中身を見た感想としては、相当古いモデルに関しては圧巻の内容だけど

自分みたいに90年代レッドウィングにハマった方が特に気になる日本別注モデルは

結構抜けていて、ディテールや解説などは少し物足りないというか、あっさり気味で

おそらく当ブログを参照にしているだろうという部分も見受けられた。

今後の特集ネタとして残している可能性もあるけど、あくまで自分視点からなので

きっと根っからのレッドウィングマニアの方は持っていて損のない一冊のはず。

 

何年振りだろうってぐらい久々に元町に行ってみたところ、見慣れないお店も多いけど

意外と何があるって覚えているものだなという感じで、やはりとても懐かしかった。

今回はそこまで目的を持っていなかったけど、次は春夏向けのアイテム購入の時かなと

いずれにせよ、実際に行くことによって得られる出会いや新鮮さをまた味わいたい。