これは既に終了してしまっている岡山のメーカーのエターナル811というジーンズ。
前回からちょうど一年なのと、季節の変わり目ということで洗濯をしてみた。
短時間しか履かない日がほとんどなので、そこまで履き込んだという訳ではないけど
色落ちを促進させる為に、汗だくになる夏場にこれを積極的に履くようにしていた。
ただでさえ今年は6月から猛暑の連続だったのに、この厚手のジーンズ着用という
自分の中では、かなりストイックに夏を過ごした様な気もする。
今回も桃太郎ジーンズというブランドの、ジーンズやおしゃれ着用の洗剤を使って
裏返してネットに入れて洗濯機で洗い、生乾き程度に乾燥機に掛け後は天日干しした。
左が洗濯前で、右が洗濯後しっかりと乾かした状態。
普通の洗剤で洗うと結構色が抜けたなって思うけど、やはりあまり色抜けしていない。
どんどん腰履きみたいになっているので、レングスが短くなることを期待して
乾燥機を使ったところ、まだ1㎝ほど縮んだのは嬉しい誤算だった。
洗った方が濃く見える気がするのは、単純に皮脂汚れの黄ばみがなくなるのもあるけど
乾燥機で乾かすと、色落ちした部分に一時的にインディゴの色移りがするのも理由。
これも左が腿部分の洗濯前で、右が洗濯後しっかりと乾かした後だけど
肉眼では少々黄ばみが出ていて、若干臭うかなという危うい感じではあった。
だんだん色が抜けて来たので、ある程度清潔感も意識しながら履きたい。
腿は結構色落ちした箇所で、我ながら物凄い縦落ちしているなと感心してしまう。
大人のジーンズに激しい縦落ちやヒゲは必要ないって言う方もいるけど
やはり自分はこの風合いに、ロマンを感じたりテンションが上がる世代。
ショップの店員さんにも「どこのデニムですか?」「縦のスジがすごいですね」って
何度か言われたことがあって、そんなこと言われるとつい嬉しくなって余計な物まで
買いそうになったりして、自分はチョロい客だなって思ったりもする。
今度は左が2021年の今頃で、右が今回の状態の比較画像。
腰回りはゆるゆるなのであまり成長した感じはないけど、腿はやはり色落ちが進んだ。
そもそも別のカメラで撮ったので、色落ちよりも画質の比較みたいになっている。
このデニムの色の再現は今でも相当苦戦しているところ。
こちらは同じエターナルのジーンズとの比較画像。
下はタイト~ジャストぐらいのサイズ感を選び、最初から自分で履き込んだ物。
この表情を目指したけど、体型の変化でサイズがどんどん合わなくなって行ったので
腰回りの迫力のあるヒゲを作るのはもう厳しいかもしれない。
元々ゆとりのあったジーンズがきつく感じ、人生MAX78㎏になって始めたダイエットは
設定したゴール地点はとうに通り過ぎ、最近は60㎏を切る日も多くなって来た。
昨年の今頃からも-5㎏となると、それはサイズが合わなくなる訳だ。
左が一から履いた方のジーンズで、右が今回の811。
途中から前所有者のヒザの跡がやけに目立つようになって来たと感じていたけど
サイズが大きいとジーンズの中で体が動くというか、動作の度にパカパカと当たり
腿から脛辺りに掛けて内側から頻繁に擦れて、それで色落ちが進んだように思う。
左は体にフィットしているので、腿よりも腰回り中心に色落ちしたというところ。
後ろ側もそんなに座ったりしなくても、体との接触でお尻周りの色が落ちている。
その代わりにゆるゆるなので、厚めの財布を入れていもアタリはほぼ出ていない。
こう見ると意外とハチノス(膝裏の色落ち)が出ていたのに気付いた。
シルエットとサイズ感でこうも色落ちの仕方が違うのは、一つ勉強になった部分。
真冬になってしまうとファッションの自由度が少し下がるということで
やはりこの時期はリアルワークマンなデニムスタイルを楽しみたくなる。
ジーンズが濃い分にはそこまで違和感はないけど、もう少し色が近いと嬉しい。
そろそろ真紺とか濃紺という状態から抜け出そうとしている頃に差し掛かり
ある意味育成に失敗したけど、これぐらいがきっと一番楽しいんだろうな思う。
体型の維持も出来ているし、新しいジーンズを買ってまた一から育てたいけど
しばらくこのジーンズを履き込んで、もう少し納得行くところまでは持って行きたい。