赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

Mr.Children NEWALBUM「SOUNDTRACKS」

f:id:mr_redwing_children:20201201173535j:plain

Mr.Childrenの12/2発売のNEWアルバム「SOUNDTRACKS」を購入した。

自分にとってミスチルは生き甲斐と言っても過言はない存在で

今でもこうやって新作を無事手に入れられる喜びは何事にも代え難い。

今作はJ-POPの枠を飛び出して、とても気合の入った制作陣となっていて

グラミー賞受賞アーティストの作品を手掛けたエンジニアを起用し

レコーディングはロンドンのRAK StudiosやLAのSunset Soundで

マスタリングはニューヨークのSterling Soundで行った。

洋楽通の方は、これらのスタジオ名だけで有名アーティストの名前が浮かぶはず。

 

<収録曲>
01.DANCING SHOES
02.Brand new planet (カンテレ・フジテレビ系 火9ドラマ「姉ちゃんの恋人」主題歌)
03.turn over? (TBS系火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」主題歌)
04.君と重ねたモノローグ (「映画ドラえもん のび太の新恐竜」W主題歌)
05.losstime
06.Documentary film
07.Birthday (「映画ドラえもん のび太の新恐竜」W主題歌)
08.others (キリンビール麒麟特製ストロング」CMソング)
09.The song of praise (日本テレビ系 朝の情報番組「ZIP!」テーマソング)
10.memories

超豪華タイアップ6曲を含む全10曲、TOTAL45分14秒とややコンパクトだが

初回限定盤は「DANCING SHOES」「Brand new planet」「Documentary film」

「others」のMVやロンドンでのレコーディング風景などを収録した

映像作品の「MINE」が付く、ファンならば是非とも初回盤を手に入れたい。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

f:id:mr_redwing_children:20201201173602j:plain

自分は初回限定盤Bの「MINE」ブルーレイ盤が付くタイプを購入。

今作は限定生産としてアナログ盤も発売された。

再生出来る環境があれば、そちらでも聴いてみたかった。

 

f:id:mr_redwing_children:20201201173620j:plain

早期購入&店舗限定のおまけのクリアファイル。

店舗によってデザインが違ったり、ステッカーの場合もある。

事前にデザインが公開されていて、各デザインパターンの中でも

唯一楽器が入っているタワレコ版をチョイスした。

 

「Brand new planet」

www.youtube.com

Mr.ChildrenYouTubeオフィシャルチャンネルで「Brand new planet」が公開中。

Brand new planet=新しい星=新しい欲しいと言葉遊びが含まれたタイトル。

とてもシンプルなイントロにループが浮遊感や宇宙っぽいムードを醸し出し

美しさと疾走感と王道感を兼ね備えた、これぞミスチルと言う素晴らしい楽曲。

歌詞はメンバーとしての思いもあるけど、社会情勢や個人それぞれに沿った内容。

先の見えない不安な状況であっても、新たな欲求(新しい欲しい=新しい星)を

生み出すエネルギーを持ち、消えかけの可能星(可能性)を見つけに行こうと言うもの。

 

「Documentary film」

www.youtube.com

www.youtube.com

アルバム発売二週間前に「Documentary film」のMVと

12/1にはスタジオライブ風の映像のMINEバージョンも公開している。

この曲は映像作品の「Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY」の

END ROLLのロンドンレコーディングシーンでチラッと入っていてた曲。

今作は予め露出されている曲が多いアルバムなので

自分はアルバムでの初聴を大切にしたかったので封印した。

一度しっかりと聴いてしまえば、ギターでコード進行を探りながら

歌詞を覚えて歌えるまで聴き込んでしまうのは目に見えている。

11/25の日テレBest Artist 2020「The song of praise」もアルバムまで我慢し

手元で再生出来る楽曲も極力聴かないようにしていた。

 

f:id:mr_redwing_children:20201201173706j:plain

小林武史プロデュースから離れて、今作の「SOUNDTRACKS」で三作目。

「REFLECTION」は実際は半々ぐらいだけど、メンバーの音がぐっと前に出て来て

「重力と呼吸」ではもっと骨太なバンドサウンドを中心に作り込んでいて

朝ドラ主題歌「ヒカリノアトリエ」などは敢えて未収録にするなど

すごく衝動的な部分や熱量を重視した楽曲を選んでいる。

今作は「重力と呼吸」とはサウンドメイクは対極に近くなっていて

多才で自由なアレンジが加わり、一つ一つの音のクオリティーがハンパなく

楽曲やメロディーの美しさは過去作品と比べても際立った作品になっている。

 

f:id:mr_redwing_children:20201201173739j:plain

現時点では今作が最後のアルバムにしたいと言うぐらいの充実感があるらしいけど

実際に一通り聴いた感想は、そう言いたくなるぐらいの作品に仕上がっている。

このすごくリアルな現場の音を閉じ込めた感じは「深海」以来。

作品に込められた思いやコンセプトがとても大切にされているのを感じた。

とても新鮮で刺激的で作品作りが純粋に楽しかったと言うのが随所に表れていて

今作の主導的な立場は、あのお方と言うのは最近のミスチルっぽい。

ただ贅沢を言えば、もう数曲あって欲しかったと言うのが率直な感想。

個人的に特に印象に残った曲は「Documentary film」、強く優しく美しく感動的な曲。

これがシングルでもなく、ノンタイアップの曲なのかと驚く。

「Brand new planet」が表のリード曲だとしたら、裏のリード曲的存在。

MVは2バージョン公開中なので気になる方は一度聴いてみて欲しい。

現在は今作を引っ提げて久々に歌番組に出演し新曲を惜しげもなく披露中。

12/2のFNS歌謡祭や大晦日NHK紅白歌合戦にも12年振りの出場予定。

2022年のデビュー30周年に向けて活動は止まらない。