REDWING COLLECTION NO.11
RW-8179 刺繍羽タグ前期 P1第1工場 97年3月製
レッドウィング8179 通称「黒セッター」は1995年にデビュー。
8176をノーマルウェルト+トラクショントレッドソールに変更したモデル。
某氏がカスタムをした物が、正式な品番になったのは有名な話。
この8179は日本国内のレッドウィングブームを本格的にしたモデル。
1995年~97年当時はあまりの人気の為、市場に行き渡らず
偽物が出回る程の超人気モデルだった。
自分も大変憧れていたが、買いたくても買えなかった一人。
当時は他のモデルを履いていたが、大本命はやはり8179だった。
ウェルトの断面がナチュラルな色の物は比較的初期に見られる物。
革質はとても硬く分厚い、光沢感が強いブラッククローム。
撮影している自分が写り込むほどピカピカ。
自分が所有しているブラッククロームの中で、この8179が一番ツヤがある。
銀面のきめが細かく光沢のある物は、97年頃までとされているとのこと。
当初はアイリッシュセッターに分類されていなかったので羽タグが付く。
8179の刺繍羽タグは二度登場するが
前期は96年~97年、後期は99年~2002年頃まで。
羽タグについてはこちら↓
断面はベロ以外は茶色、かなり濃いめの茶色。
ベロ裏が黒い起毛素材の場合は灰色になる。
ブラッククロームや茶芯については↓
ヨーロッパ仕様の8130と言う並行輸入で流通したモデルがあり
外見は8179とほぼ同じで見分けがつかないので
日本モデルに拘る場合は、ここをしっかりと確認したい。
メンテはクリーム系を使用するが、基本ブラッシングのみ。
8179は長らく買い損ねてしまった物の一つ。
憧れが強かったせいか、何だか妙に似合ってない気がしてしまい
履くと未だに照れくさい感じがしてしまうのであった。