REDWING COLLECTION NO.8
RW-9011 カスタム P2第2工場 2007年8月製
レッドウィング9011 ベックマンブーツ ブラックチェリー。
創業者チャールズ・ベックマンの名前を冠したモデルで2007年頃から発売。
払拭したモデルでもあり、近年のレッドウィングを代表するモデル。
9011は2006年リリースの1911を改良したモデル。
1911はすぐに廃番になってしまったそうだが
使用していたレザーの特性上、傷が付きやすかったとのこと。
現在は加水分解しないソールに仕様変更され、品番も9411に変更されている。
フェザーストーンと言う固く光沢感の強いレザーを使用。
メンテナンスはミンクオイルよりもクリームが推奨。
無色の純正クリームorモゥブレイのレッドマホガニー色のクリームを使用。
こまめなブラッシングで光沢はどんどん出て来る。
最初は革が固いが、ひもをきつめに締め足の形をしっかり馴染ませたい。
9011からサイドの刻印がなくなったので、個人的にはこちらの方が嬉しい。
このタイプの羽タグは2003年から使用しているが
工場番号の有無や日本サイズの表記など微妙な変更がある。
2007年頃から第2工場で製造された物は工場番号表記なし。
右下の08/07は2007年8月製と言うこと。
割と初期のベックマンになるので、インソールが現行の物と少し違う。
この時期に採用されていた蝋引きの平紐はかなりベトつきがある。
結構ハードに履き込んでいたが、その後何年か放置していたら
ラグソールはやはり加水分解していたので、都内某有名にソール交換を依頼。
耐摩耗性、耐油性に優れたニトリルコルクソール+シングルミッドソール
ヒールはレッドウィング純正ではなく#700にした。
カスタム前よりも少し高くなって上品さが増した。
仕上がりとしては、セミドレスがよりドレッシーになった感じ。
9011は現在所有しているレッドウィングで新しめのモデル。
2007年当時はレッドウィングを買うのも履くのも久々だった。
趣味趣向の変化やレッドウィングのイメージと先入観から
むしろずっと避けていたぐらいだったかもしれない。
この9011が自分のレッドウィング熱の再燃のきっかけになった。