REDWING COLLECTION NO.9
RW-8175 半円犬タグ P1第1工場 98年7月製
レッドウィング8175は875をベースにしており
1984年の日米共同企画第一号となるモデル。
86年デビューの黒レザーバージョンの8176の元になっている。
レッドウィングブームが落ち着いた2000年代に8176と同様に
一度廃番になるが、2016年より再販されている。
廃番→希少性から密かな人気→再販の流れはある意味定番。
ヒットしたベックマンブーツなど、近年は非トラクショントレッドソールが
人気があるところから再注目されたのかもしれない。
※現在はまた廃番になっている。
ストームウェルト+ビブラム社のラグソールを採用。
アウトドア志向の強いビブラム#132ソール。
このソールはグリップ力、耐摩耗性に優れている。
レッドウィング純正ソールと違い、様々なショップで同じ物と交換が可能。
94年から付く半円犬タグの最終モデル。
8175は98年途中に四角犬タグに切り替わる。
個体差はあるが、97年~99年頃のオロラセットは赤みが落ち着いた物も見られ
90年代初期のオロラセットに近く、表面の塗膜がやや薄い傾向にある。
犬タグについてはこちら↓
オロラセットについては↓
8175は逆足のラグソールとの擦れで傷が黒ずむ上に
オイルを入れると黒ずみやすい革質なので、オイル入れは薄めが良い。
光沢が控えめなクリームなどでメンテナンスをしている。
自分はプレーントゥ派ではあるが、十数年ぶりに買ったモカシンタイプ。
こちらの型の良さも改めて実感することになった。