赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING RW-875 犬刻印 96年製

 REDWING COLLECTION NO.1

 RW-875 犬刻印 P8第8工場 96年12月製 

f:id:mr_redwing_children:20190921160223j:plain

レッドウィング875は1950年代中頃より現在も続くモデル。

年代により原材料が変わり、色が違うのが特徴的である。

1990年代に入り、オロラセットは赤みが強くなって行くが

96年にその色味を見直した物が、このモデルになる。

昔ながらのオレンジがかった茶色はオロイジナルと呼ばれ

現在はオロレガシーと言う名称になる。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214095356j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214095412j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214095435j:plain

このレザーは油分が強く、オイルアップですぐに黒ずむ。

長期放置すると黒カビも出やすく、保管が難しい部類の革質。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214095513j:plain

真鍮のハトメは周りの油分や水分に反応し、緑青が発生しやすい。

 

f:id:mr_redwing_children:20190615135258j:plain

犬刻印の生産は96年から97年の実質一年程。

今でこそ中古でも人気はあるが、当時の日本では評判の悪かったモデル。

日本のファンはオロラセット=赤茶と言う認識がとても強く

このモデルチェンジは受け入れにくいところがあった。

 

犬タグや犬刻印、オロイジナルについては↓

 

f:id:mr_redwing_children:20190303023705j:plain

メンテはレクソルコンディショナーで、ややマットな感じに仕上げている。

ひもはベックマン等に使われる蝋引きの物に変更。

この875は高校生の時に初めて手に入れたレッドウィング。

当時買った物で手元に残っているのはこれ一つだけ。