赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING RW-8173 刺繍羽タグ前期 97年製

REDWING COLLECTION NO.27

RW-8173 刺繍羽タグ前期 P1第1工場 97年5月製

f:id:mr_redwing_children:20190921171641j:plain

レッドウィング8173は875をベースに1989年にリリース。

レザーにラフアウトレザーを採用したモデル。

昔は単純にスエードと呼ばれることが多かった素材だが

現在の正式名称はホーソーン・アビレーン・ラフアウトレザー。


この8173はあまり履く機会がなかったので、何か手を加えたくなり

スエードでは本来NGなオイル入れをしてみたのだが

丸洗いでオイルを抜くことになり、現在はオイル残り2割ぐらいの状態。

この具合が意外にも良かったりする。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214115337j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214115350j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214115454j:plain

使用したオイルはレッドウィング純正の液状ブーツオイル。

毛足が長い分だけ多くのオイルが必要になるのでたっぷりと入れた。

割と気に入って、しばらくはそのまま履いていたが

ブーツの保管を玄関から室内に変えたところ。

オイルの臭いが厳しくなり、結局丸洗いをすることになった。

臭わなくなるまで洗いオイルが抜け、何とも本末転倒な展開。

色味を変えないレクソルコンディショナーなどと違い

普通のオイルを入れると元に戻すのは不可能に近く

やはり他人に薦められるものではない。

 

f:id:mr_redwing_children:20200130173135j:plain

こちらは全体的に毛足が長めの部類。

スエードは個体差が大きい素材だが、90年代の物はやや長め。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214115547j:plain

 

オイルは全体的に抜けたが、ベロは割と残っているようで

刻印の文字はあまり見えず確認がなかなか難しい。

左右のベロの素材が違うが、割とこの年代では普通にあること。

 

ラフアウトについては↓

 

f:id:mr_redwing_children:20191214115650j:plain

この刺繍羽タグは97年製なので前期の物。

8173は四角犬タグとの切替が遅いモデル。

98年製でも刺繍羽タグが採用されている。

タグの変更と同時に97年頃からベロの素材が分厚い表革から

柔らかい起毛した物に変更し、徐々に統一へ向かう。

 

羽タグについてはこちら↓

 

f:id:mr_redwing_children:20190425183737j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214115727j:plain

デフォルトのトラひもから革製の物に変更。

8173プリント羽タグに付けられていた物だったが交換。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214115801j:plain

㊧8173刺繍羽タグ97年製 ㊨8173プリント羽タグ96年製

アップで見比べると、芯が入ってるトゥの部分はオイルドの名残あり

バンプはやや高く変更されているようだ。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214115846j:plain

同じく㊧刺繍羽タグ ㊨プリント羽タグ

この角度だと、ひもとベロの素材の違いに目が行くので

全体の色目の違いは分かりにくいかもしれないが

刺繍羽タグの方がオイルの残りもあって少し濃いめ。

個人的にはスエードは白っぽい物より、こちらの方が好み。