赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING RW-8268 PT91 プリントタグ 95年製

REDWING COLLECTION NO.20

RW-8268 PT91 プリントタグ P1第1工場 95年4月製

f:id:mr_redwing_children:20190921143916j:plain

レッドウィング8268はブラッククローム2268をラフアウトレザーに変更し

1980年代終わり頃にショップ別注モデルとしてデビューした。

1991年からはレッドウィング日本正規品番としてラインナップされ

国内の有名アーティストも多数愛用している人気モデル。

8268の旧モデルにはアンクルストラップが低く付けられているのが最大の特徴で

この仕様の物は通称「低ベルト」と呼ばれている。

他のエンジニアブーツと同様にこの時期はシャフトも細い作りとなっていて

2018年にリリースされた9269は8268の初期の頃を復刻したモデル。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214120204j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214120224j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214120329j:plain

この年代のエンジニアブーツはシャフトが細い作りで

着脱はしにくいけど見た目がスマートでとてもカッコイイ。

シャフトが太くなるのは2006年頃からになる。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214120405j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214120432j:plain

色味はやや赤みのある濃いめの色合いのラフアウトレザーもしくはスエード。

毛足はやや長めで、2000年代に入ると全体的に短めになる。

ラフアウトレザーについては↓

 

f:id:mr_redwing_children:20191214120518j:plain

f:id:mr_redwing_children:20191214120550j:plain

薬品やオイルに強い純正のネオプレーンコードソール。

滑り止めなどの為に紐状のナイロンの繊維を混ぜられていて

年代が古い物はこの紐状の物が多く含まれているとのこと。

ヒールは金属パーツが見えているので替え時が来ている。

 

f:id:mr_redwing_children:20190413065245j:plain

PT91プリントタグは96年途中まで使われ、同年から刺繍の物に切り替わる。

PT=Protective ToeANSI=米国規格協会の略となっていて

スチールトゥなどの安全靴に定められた規格で「91」はその規格年。

羽タグについてはこちら↓

 

f:id:mr_redwing_children:20191214120643j:plain

90年代後半まではこのやや平らなバックルを使用され

現在の物は少し厚みが増しているようだ。

 

f:id:mr_redwing_children:20191214120716j:plain

Texon社の段ボールや厚紙のようなインソール。

2008年頃から革のインソールに変わったとのこと。

 

f:id:mr_redwing_children:20190413065533j:plain

パンツの裾からベルトが見せられる様にデザインされていて

右の2268の通常位置と比べて一個分ぐらい低く付けられている。

この仕様は2003年頃までとのこと。

 

f:id:mr_redwing_children:20190413065631j:plain

8268のメンテナンスは真鍮ブラシでブラッシング。

スエードのエンジニアはシャフトがくたっとしてしまいがちなので

定期的にする必要はないけど、丸洗いすることで形を整えることが出来る。

長期保管の際にはブーツ内部に物をしっかりと詰めておきたい。