赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

Levi's VINTAGE Detail Vol.2 70505 BIGE 3rd仕様&4th仕様

f:id:mr_redwing_children:20210304200353j:plain

Levi's VINTAGE Detail Vol.2 70505 BIGE 3rd仕様&4th仕様

リーバイスのGジャン70505の3rd(サード)仕様もしくは4th(フォース)仕様について。

70505は1966年に通称3rdの557から品番が変更されたモデルで

その変更直後の1960年代後半から70年代前半頃の物は「70505ビッグE」

もしくは前身の3rdモデルに続くことから4thとも呼ばれている。

ただしディテールを細かく見て行くと、移行期に当たる個体があり

70505でありながら、1966年に刷新する以前となる557同様の作りの

つまり3rd仕様であると判断することが可能となっている。

今回残念ながら手元に3rd仕様の70505が無いので70518と比較している。

続きを読む

3.11とレッドウィング8175

f:id:mr_redwing_children:20210305181301j:plain

早いものであれから10年。

被災地の方、被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

 

自分の住んでいる地域では直接的な被害は少なかったけど

当日は電車が止まり、職場から帰宅する手段が徒歩になってしまった。

所謂、帰宅難民というのを体験した。

友人宅や上司宅にお世話になってやり過ごすことも可能だったけど

その日の内にどうしても帰りたい事情があったので

歩くの好きだし、まあ行けるかなと軽いノリで帰路に就くことにした。

しかし、想像以上に険しい道のりだったのは鮮明に覚えていて

当時の職場は自宅最寄駅から特急的な電車で20分ほどの距離で

後から歩いたルートを辿ってみたら25㎞あったのは驚いた。

続きを読む

デニムオンデニム

f:id:mr_redwing_children:20210225192408j:plain

自分の中で好きなアメカジファッションを一つ挙げるとなると

真っ先に思い浮かぶのは「デニムオンデニム」になる。

最近は略して「デニデニ」なんて言われることが多いが

このデニムの上下のコーディネートは結構クセがあるけど

上手く着こなせば、手っ取り早くファッションの達人っぽくなれる。

 

f:id:mr_redwing_children:20210225192446j:plain

今回は手持ちのデニムシャツやGジャンなどの色味の違う物で

何パターンか組み合わせてコーディネートを作ってみた。

自分は最新のトレンドファッションは得意ではないので

当ブログの鉄板ネタのジーンズ×レッドウィングで統一している。

この組み合わせは例え今後数十年経ったとしても

ジーンズカジュアルの普遍的なスタイルであって欲しいなと思う。

続きを読む

REDWING COLUMN NO.68 レッドウィング ウェルトのコバのメンテナンス

f:id:mr_redwing_children:20210216180216j:plain

REDWING COLUMN NO.68 レッドウィング ウェルトのコバのメンテナンス

今回はウェルトの断面部分のコバのメンテナンスをしてみた。

丸洗い後はコバ部分の油分が抜けて色が薄くなってしまい

最近はここに物凄く違和感を感じるようになって来てしまった。

自分もそうなのだが、ウェルト部分はメンテ時にどうしても手を抜きがちな箇所で

そこもきちっと仕上げることで、ブーツの質をもう一段上げたいとな思った。

ビジネスシューズや財布みたいに滑らかに綺麗に仕上げるのではなく

あくまでワークブーツの荒さは残しつつ潤わせたい。

続きを読む

REDWING RW-877 半円犬タグ 96年製

REDWING COLLECTION NO.42

RW-877 半円犬タグ P1第1工場 96年3月製

f:id:mr_redwing_children:20210215185955j:plain

レッドウィング877は1952年にハンティング用ブーツとしてデビューし

アイリッシュセッター」の名を世に広めることとなったモデル。

ウェッジソールと呼ばれるヒールが独立していないタイプの物を採用し

森の中での静音性と歩行性を確保した画期的なブーツとして人気を集め

その優れた性能から労働者の作業現場でも重宝されていったそうだ。

877に波型の溝が入ったトラクショントレッドソールは1958年頃から使われ

細かい修正などは入りつつも、現在も大まかな作りは引き継がれている。

この真っ赤な877はオロラセットの色味を大きく変える直前の最終モデルで

現行の877はオレンジ色っぽい茶色の伝統的なレザーに戻り

また赤茶877は、2018年に復刻された8877の前身のモデルとなっている。

続きを読む