本日12/25(水)はライブ映像作品
「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」の発売日。
フラゲしているので前日にBD版を一通り視聴済み。
自分への良いクリスマスプレゼントになった。
ミスチルは一つのアルバムを発売すると
規模の違う会場で二つのツアーを行うのが慣例。
今作はセルフプロデュースで制作されたアルバム
「重力と呼吸」発売ツアーの第二段。
「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」
テーマはAgainst All GRAVITY=全ての重力に対峙する。
ナゴヤドーム2日目の2019年5/26を収録。
前作の「重力と呼吸」発売のツアーの第一段はこちら↓
中はステージをワイドに撮った写真になっている。
最近はパッケージデザインもすごくアーティスティックだ。
冊子とボーナス特典のLIVE CD付き、今回は初回特典は無し。
右下はショップ早期購入のおまけのステッカー。
<収録曲>
・Your Song
・Starting Over
・himawari
・everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~
・HANABI
・Sign
・名もなき詩
・CANDY
・旅立ちの唄
・ロードムービー
・addiction
・Dance Dance Dance
・Monster
・SUNRISE
・Tomorrow never knows
・Prelude
・innocent world
・海にて、心は裸になりたがる
・SINGLES
・Worlds end
・皮膚呼吸
全21曲、前回の「2018-19 重力と呼吸」ツアーと
曲数は同じだが黄色字が変更になった曲。
前回に引き続き、ド派手で繊細な最先端のステージングが素晴らしい。
セットリストは半分近く被っているので
どうかなと少し不安だったが、既視感は全くなかった。
例によってプロモーションで収録曲の一部を公開中。
「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」
1994年発売のシングル曲、ノリが良く社会を風刺した曲。
ファンはライブで結構聞きたい曲だと思うが
あまり演奏されることはなく、今作ではツルっとと言うか
CD音源に近いように丁寧に歌っている印象。
「Mr.Children Tour 2009~終末のコンフィデンスソングス~」以来の収録。
YouTube映像では曲始まりと曲終わりの部分はカットされている。
サポートミュージシャンにはミスチルファンお馴染みのSUNNYさん。
この方がいると、はっきりとクオリティーが変わるぐらいの
ミスチルのライブでは超重要人物。
ちなみにこの曲で桜井さんが使用しているギターは
「MOMOSE Custom Craft Guitars」と言う日本のメーカーの物。
品番はMomose MT-軽井沢彫、定価は45万円+税。
なんと伝統工芸の軽井沢彫りを施し、木材は桜を使っているそうだ。
12本限定とのことで入手は困難。
「名もなき詩」
1996年発売のシングル曲、ライブでの演奏が多い定番曲。
今作はド派手な演出が多い中、とてもシンプルでしっかり曲を聴かせている。
インカムマイクと「名もなき詩」でのカポ使いは珍しい。
近年のボイトレ効果もあって、一杯一杯にならずに歌い切れている。
他の曲もそうだが、特に喉に負担が掛かる「い段」の高音の発声は
「しらぬまーにぇーきぇーずいてたー」のように徹底している。
「addiction」
「重力と呼吸」収録曲の「addiction」ダークだがオシャレな曲。
特に今年っぽい内容の歌詞になっている。
サポートミュージシャン二人目は売れっ子の世武裕子さん。
アルバム重力と呼吸の楽曲にもキーボードで多く参加している。
「皮膚呼吸」
アルバムと今回のツアーのラストの曲「皮膚呼吸」
自分の限界に挑むようなアスリートっぽい歌詞。
「Mr.Childrenはこれからも第一線で戦っていくんだっていう宣戦布告」
正にその決意が表れている曲。
ベース中川敬輔、通称ナカケー。
今回の演奏曲はベースの見せ場があまりない印象だが
「皮膚呼吸」の2番以降はナカケーベースの真骨頂。
個人的に良かった曲は「Dance Dance Dance」
自分はギターをやっているのもあって、ギターの田原さんがとても好きだ。
前作の重力と呼吸ツアーも、この曲は田原さんがフィーチャーされているが
今回は特に楽しそうに踊っている姿が映し出されている。
田原健一ファン=タハラーは必見。
「JEND ROLL」
ドラム&情緒不安定担当の鈴木英哉''JEN''
今作はおまけの隠しトラック付き。
E〇〇 〇〇〇Lを見た後、C〇〇〇〇〇Rから行くと29.が…
ボーナス特典のLIVE CD、5/20の東京ドーム公演二日目を収録。
一度に二度美味しい豪華な特典になっている。
収録曲は映像版と一緒だが、CDの方が桜井さんのコンディションが良い。
微妙な歌いまわしの違いや、想像で会場の様子を楽しむ感じがたまらない。
現在は来春公開のドラえもんの映画主題歌の
「Birthday」がスタンバっている状態。
重力と呼吸に引き続きのバンドサウンドが気持ち良い。
年明けには更に曲の発売についても公開されるだろうし
そして今後のNEWアルバムへと活動は続いて行く。
次のアルバムはセルフプロデュースで手応えを掴んだ
バンドサウンドを中心に、もっと振り幅のある作品になっていそうな予感。