REDWING COLLECTION NO.5
RW-8160 刺繍羽タグ P1第1工場 2002年4月製
レッドウィング8160は茶色のコレクティドグレインレザー
通称ガラスレザーを採用した、ブラウンチーフシリーズとして
8161と合わせて1998年後半にリリースされたモデル。
8160は1985年から94年まで販売されていた、茶色だった旧8165の復刻で
ちなみに1984年に廃番となった766も旧8165も同じくガラスレザーを採用していて
つまり766→旧8165→8160と言う流れで引き継がれた形になっている。
大人っぽいこげ茶の8160は、コーディネートに迷った時に選ぶことが多く
元々歴史のあるレザーなので、ヴィンテージファッションはもちろん
アウトドア系などの様々なスタイルに合うので万能なモデルと言える。
レザーの表面は油分が少なく、パリッとした硬めの質感をしている。
ガラスレザーは比較的強めの光沢があるのが特徴ではあるけど
その名称の由来は、製造時にガラスに張り付けることから付けられたとのこと。
ガラスレザーについては↓
ガラスレザーは古い時代から使われて来た素材だが
革の製造に環境への問題があることから、このレザーは製造中止に至った。
8160は2005年頃に廃番となり、レザーを変更し8134に引き継がれた。
8160のリリース初期の物は四角犬タグが付けられ
1999年途中から刺繍羽タグに変更となり2002年製まで付く。
このパターンの場合は前期後期と分けることはない。
旧8165はプリントされた羽タグが付き、ワーク系のカテゴリーであった。
羽タグについてはこちら↓
ガラスレザーは良い状態を保つのがやや難しい部類とされ
デリケートな革質をしているので、着用するとひび割れが起きやすい。
メンテナンスはミンクオイルよりも乳化性クリーム系が推奨されている。