赤い羽BLOG

REDWINGとMr.Childrenを愛する男の趣味ブログ

REDWING COLUMN NO.4 レッドウィング メンテナンス オロラセット丸洗い編

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REDWING COLUMN NO.4 レッドウィング メンテナンス オロラセット丸洗い編

丸洗いとは水や洗剤を使い、その物全体を洗うこと。

ブーツなどの革製品の水洗いは永らくタブーとされていたが

近年は一般的なメンテナンス方法として確立されつつある。

丸洗い自体は以前にも経験はあるが、いい加減な所も多かったので

しっかりと手順を調べた上で、ブーツの丸洗いを実践した時の記録。

今回は以前アップしたレッドウィング875半円犬タグを使用。

メンテが行き届いてとても良い感じに見えるが…

オロラセットについては↓

REDWING メンテナンス オロラセット丸洗い編 目次

  • 875丸洗い前
  • どぶ漬け
  • 洗浄
  • 陰干しでの乾燥
  • 半渇きのオイルアップ
  • 仕上げ
  • Before→After
  • まとめ
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REDWING RW-1188 プリント羽タグ 93年製

REDWING COLLECTION NO.14

RW-1188 プリント羽タグ 93年9月製

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レッドウィング1188はペコス・ローパーと呼ばれるモデル。

1959年のペコスブーツのデビュー当時からラインナップされていた。

マイナーチェンジを経て廃番となったが、現在の8184に受け継がれている。

 

ローパーブーツはウエスタンブーツのディテールを

マイルドにした様な形が特徴で丈がやや短めで

つま先の尖りもあまりなく、ヒールも低めで歩きやすい。

西部劇などのゴリゴリの物とだいぶ違うのが分かる。

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REDWING RW-8173 プリント羽タグ 96年製

REDWING COLLECTION NO.13

RW-8173 プリント羽タグ P1第1工場 96年4月製

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レッドウィング8173は875をベースに1989年デビュー。

日本企画としては古くから続くモデル、通称「スエードセッター」

 

素材は正式にはスエード(スウェード)ではなくラフアウトと呼ばれる。

ラフアウトは革の裏を起毛させた物で

スエードはその起毛を短く整えた物とのこと。

厳密には違うようだが、個人的には同じ部類だと思う。

その素材からファーマーやネイティブアメリカン調な雰囲気を持つ。

別売りの革ひもに替えて履く方も多い。

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REDWING RW-875 半円犬タグ 96年製

REDWING COLLECTION NO.12

RW-875 半円犬タグ P8第8工場 96年1月製

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レッドウィング875は1954年頃にリリースされ

マイナーチェンジを繰り返し現在に至るモデル。

1952年デビューの8インチ丈の877を短くしたバージョン。

 

オロラセットは元々オレンジ色っぽい茶色のレザーであり

セコイアの木から抽出したタンニンで鞣されていた物であったが

1990年頃からレッドシダーが主に使われるようになり、徐々に赤みが増す。

その赤みのピークが95年~96年のモデルと言われている。

この風合いは現在のオロラセット・ポーテージに引き継がれている。

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