近所メシ第30回梅蘭(ばいらん)MARK IS みなとみらい店 梅蘭焼きそばマーボー豆腐ランチセット
今回の近所メシは地元ならではで、久しく食べていないのは何だろうと考えたところ
思い浮かび上がったのが、横浜中華街名物の一つの「梅蘭焼きそば」だった。
初見だとこれは一体何と思ってしまうような、個性的なルックスの梅蘭焼きそば。
梅蘭は現在神奈川県横浜市を中心に出店され、県外は東京や大阪に福岡などへと
じわじわとエリアが拡大されていて、全国的にも身近な存在になって行っている。
※こちらの「株式会社東源」の梅蘭は、以前不法就労で問題となった梅蘭とは別運営。
何故二つあるのかは不明だけど、東源の梅蘭の方が古くからあるそうだ。
「梅蘭MARK IS みなとみらい店」はみなとみらい線の「みなとみらい駅」直結の商業施設
「MARK IS みなとみらい」内の4Fレストランフロアにある。(ややこしい)
2022年5月現在の営業時間は11時から22時まで(時期によって変更あり)。
各線桜木町駅と横浜駅からもそれぞれ10分20分と、散歩にもちょうど良い距離。
ちなみに横浜駅から近くの横浜ベイクォーターにも梅蘭の店舗がある。
梅蘭MARK IS みなとみらい店は、中華街の雑然とした印象とは全く違っていて
薄暗い照明と清潔感のある内装が、初めての訪問でも敷居を低くさせている。
訪問時の週替わりのお得なランチセットはエビチリと麻婆豆腐。
かなり悩んだけど、麻婆豆腐ならスープ的にいけるってことでマーボーセットにした。
ランチはエビチリセット目当ての方が多いようで、他に日替わりの定食などもある。
注文から10分ほどで、梅蘭焼きそばマーボー豆腐ランチセット税込み1330円が到着。
焼きそば小でもそれなりのサイズがあるけど、+100円でサイズUPしても良かったかも。
この日の日替わりデザートはパンプキンプリンだった。
梅蘭焼きそばは、上海風やあんかけ焼きそばとは違う独自なスタイルの焼きそばで
麺を卵でコーティングしてカリカリに焼き上げ、あんを包むという斬新なスタイル。
現在は店舗によってはテイクアウトにも対応しているとのこと。
そして外側の麺を割り、中の熱々のあんを見るのが一番テンションの上がるところで
具材は豚肉、にら、もやし、たまねぎで、とろみのある醤油系の甘じょっぱい味付け。
焼きそばには辛口に仕上げた物や具材を海鮮をメインにした物もあり。
麺はあんが浸って柔らかくなる部分とカリカリとした食感の違いが楽しくて
個人的におこげみたいな硬くなった部分が好きなので、端はそのままで味わっておきたい。
梅蘭焼きそばは、あんが中に包まれていることで冷めにくいのも嬉しい。
セットの麻婆豆腐はビリビリとしたシビ辛系のかなり濃い味をした物で
この味と辛味をリセットさせる為の、ビールか白いご飯が欲しくなってしまった。
昼からお酒を飲むのは避けているけど、この麻婆豆腐には相当悩まされた。
締めのデザートのパンプキンプリンは滑らかな舌触りと優しい甘さで
焼きそばの脂っこさと麻婆豆腐の痺れがすっと消えて、良いお口直しになった。
おまけで、ちょうど映画「シン・ウルトラマン」の公開に合わせて企画された
ウルトラマンのジオラマがMARK IS 1Fに展示されていたので記念に撮影してみた。
今回はあまり時間が無かったので、各フロアをざっくりとしか見て回れなかったけど
気になるブランドやショップが多く、また季節の変わり際に偵察に行かなくては。
※ジオラマの展示は既に終了となっているのであしからず。