近所メシ第28回 横浜焼きそばセンターまるき アソビル店 焼きそばスペシャル
「焼きそばセンターまるき」は焼きそばをメインメニューにした居酒屋店で
本店は飲み歩きで有名な野毛に構えられ、上大岡や同じ横浜駅の西口側にもある。
焼きそばは主食でありながら、立派なおつまみということからメインとなったそうで
鉄板焼き店ではセットのようなお好み焼きが無いのは、まるきの特徴でもあるところ。
ちなみに野毛焼きそばや横浜焼きそばみたいなジャンルはなく、開業からの年数は浅いが
まるきの焼きそばは、横浜のB級グルメの一つとして数えられるようにもなったらしい。
まるきアソビル店はJRの横浜駅東口やみなみ東口を出てすぐの場所にあり
平日の営業時間は11時から15時までに、休憩を挟んで夜は17時からで
土日祝は13時からの通し営業、ラストオーダーは休憩と閉店のそれぞれ30分前。
閉店時間は条例や時期によって変更されるのでアソビルのHPを要チェック。
アソビルは空いた郵便局施設を再利用し、2019年に開業した横浜駅直通の商業施設で
1階の倉庫のようなフロアには飲食店、屋上はフットサルとバスケのコートもあり
個性的なミュージアムや、世界的に有名なバンクシー展の会場としても使われた。
この画像は帷子川側の出入り口となるところから撮影したもの。
こちらがおそらくメインとして使われる横浜駅みなみ東口の暫定通路側の入り口で
ここを通る度に、アソビルに合わせてもう少し良い感じに出来ないものかと思う。
横浜駅の整備は徐々に進んでいるけど、この暫定通路は長いことこのまま。
アソビルの1階のフロアはアソビル横丁と名付けられた飲食店街。
今回のまるきみたいな居酒屋やラーメン店、カレー店などが出店されている。
平日の昼営業をしない店舗はこのように夕方まで休業していたりする。
赤いテーブルの場所には以前壱六家があった場所で、現在は別のラーメン店が営業中。
家系ラーメンでも豚骨強めな壱系と呼ばれる壱六家を久々に食べたくなって
訪問することになったが、その後すぐに閉店してしまったのは悔やまれる。
こんな感じでアソビルは設備を引き継いだ同業の入れ替えも多いらしい。
こちらはまるきの別側から取った外観の画像。
厨房が詳細に写ってしまうようなこともあり、店内風景の撮影はNGとのこと。
栗中のトビウオこと、地元横浜出身の有名人出川哲朗さん。
まるきの海苔は出川さんのご実家が営んでいる、つた金製の物を使用してる。
鉄板で焼くハラミステーキも一押しメニューらしい。
そして店内に戻り、まるきのメインとなる焼きそばのメニュー表。
素焼きそばからトッピングを加えて、自分好みにカスタマイズすることも可能。
※メニューの値段は店舗によって若干の違いがあるようで、本店が安いらしい。
こちらは正式に提供を認められたユッケや手羽からなどのおつまみ系。
もちろんお酒などのドリンク系メニューもあるが今回は割愛。
他にはお得なランチ限定のセットのメニューもある。
ランチセットは事前に調べなかったので今回は焼きそばのみにしたけど
素焼きそばと組み合わせるご飯ものメニューは気になるところ。
先客無しだったのであまり待つことなく、焼きそばスペシャル税込み1095円の到着。
プレーンとなる素焼きそばの、もやしとキャベツに紅生姜に加えて
スペシャルになると目玉焼き、豚バラ、カイワレ、刻み海苔の4種類が加わる。
銀色をした楕円形の平皿という渋いチョイスも見逃せないところ。
普段自宅で食べるシンプルな焼きそばとは違い、この豪華なトッピングの迫力。
甘じょっぱい味の豚バラ肉はビールも合うだろうけど、白いご飯が欲しくなってしまう。
メインのメニューに、立派におかずとして成立する物をトッピングしているところには
バーグのスタミナカレーを意識したような、横浜のB級グルメ感が醸し出されている。
角ばっていて太くもちもちとした食感が売りの麺は、関東の有名ラーメン店などに
数多く提供されている、浅草開化楼の特製麺を使用しているとのこと。
この麺に合わせるソースは甘口のタイプのやや酸味を感じるものを選んでいて
マルちゃんの焼きそばとかのスパイシーな方面とは違った味わい。
こうトッピングが多いと食べ進め方にもセンスが問われそうだけど
やはり目玉焼きの黄身をソースが染み込んだ麺にたっぷりと絡めて頂く。
白いご飯にバウンドさせたくなったけど、それは次回以降のお楽しみということで。
つた金の海苔はここら辺の家系ラーメン店などにも使われていて
水気を含んでもあまりバラけないような、しっかりとした海苔となっている。
ちなみに出川さんのご実家は割とここから近かったりもする。
無料のトッピングには、からしマヨネーズ、追い掛け用の焼きそばソースに
コンビニなどで売っているイカ天のお菓子を砕いた物と定番の青のり。
そしてイカ天のザクザクとした食感と青のりで味変をして後半を楽しむ。
このジャンクな後乗せだとご飯じゃなくてビールだな、なんて午前中から思ってしまった。
次回に使えるアソビル店限定のトッピングサービス券をゲット。
もっと麺の量があればと嬉しいと思ったので、これを使って焼きそばを大盛にするか
または素焼きそばと豚バラのミニ丼のランチセットにしようか迷うところ。