リー ワークウェア 2ウェイエプロン
リーのダック生地の男女兼用ワークエプロン、製造元の設定価格は税込み5940円。
通販サイトなどの販売価格は3割ほど安く、色違いや別生地を合わせると14色展開。
ヤフオクを見ていた時にヴィンテージのデニムエプロンが関連で出て来て
もしブーツメンテ時に着けたらと考えたら、猛烈にエプロンが欲しくなってしまった。
但しヴィンテージ物は現実的ではないと思う反面、単純に安価な物で済ませるのも
自分の性分的に面白くないということで、ちょうど良かったのがこのエプロン。
普段使いとして料理などの作業時や、DIYにガーデニングはもちろんのことで
年末の大掃除のモチベを上げる為やプレゼントにも良いアイテムかもしれない。
リーは1889年に米国で創業し、ジーンズ三大ブランドの一つと言われていて
おそらくジーンズやGジャンは誰でも一度は目にしたことがあると思う。
そしてこの際立つ金色のボタンはヴィンテージ風に加工されている物。
ヴィンテージ古着のエプロンを基準にしてしまえば、だいぶ安いとは言っても
中途半端にお金を掛けた衝動買いになったかもしれないと思ったりしたけど
実際に手に取ってこのボタンを見た時に、商品のウリとしてプッシュされていれば
もっとこのエプロンに対する購買意欲が高まったような気もする。
キャンバス生地やデニムもあるが、選んだのはストレッチダック生地のカーキ色。
一見硬くてゴツゴツしてそうだけど、ピタッと巻き付けても生地の伸びで動きやすく
最初からパッカリングが出ていて見た目の雰囲気もチープさは感じない。
色味はオリーブ色の緑色の度合いが少なく、グレーに近い様な印象を受ける。
余談だけど本来のカーキ色は、砂や土のような黄色っぽいベージュ系と言われていて
右のチノパンとかダナーライトのナイロン部分のような色を表している。
今回のエプロンみたいに、オリーブ系の色合いを厳密にはカーキと呼べないけど
日本ではもう一般の認識として広まっているので、敢えて使っていたりするらしい。
現在日本で展開されているリーは主にエドウィンが母体のリー・ジャパン製だが
このエプロンはボンマックスという、オフィスや飲食店などのお店のユニフォームを
作っている会社がライセンスを取っている物で、ファッション向けとは別ライン。
リー・ジャパンの方でもエプロンはあったけど、ボンマックスのデザインの方が好みで
使い勝手が良さそうなところと価格が決め手になってこちらをチョイスした。
ここからはこのエプロンの主なディテールについて。
首掛けの紐は結び直すことで自由に調節可能。
ウエストの紐を通すループでずれにくくフィットしてくれる。
オーバーオールやカバーオールのようなワークアイテムらしいポケットは
デザイン性の良さもあるが、アメカジ好きとしてはとても馴染み深い。
ポケットは深さも充分にあるので、大きめの物も難なく入れることが出来る。
画像では少し出しているけど、レッドウィングの馬毛ブラシもすっぽり入る大きさ。
布やちょっとした物が掛けられるループも何気に嬉しい作り。
さらに胸当てを内側にしまい込んでショート丈の腰巻き型の着け方。
このタイプはギャルソンエプロンやカフェエプロンなんて呼び方があるらしい。
胸当ての横にはボタン付きのループがあって腰巻き型にした時に
首に掛ける紐が下に垂れないように留めることが出来る。
エプロンを胸当て付きと腰巻きの2パターンの着け方でしてみた。
ブーツリペアショップのイメージでレッドウィングとブラシを持ってみたけど
全く見慣れていないせいか、店頭にいる実演販売の人っぽく見えなくもない。
腰巻の方は差別化でギターを持ってみて楽器屋さんのイメージ。
初めは胸当ての方でしか使わないと思っていたけど、腰巻きの方もカッコイイという
エプロンとしての機能じゃなくて、見た目で悩む辺りはこれを選んだ甲斐があった。
ヴィンテージっぽい雰囲気なので部屋に掛けておいても絵になるアイテム。
実際にエプロンをしてみると妙に気合が入って、いつもよりやる気数割増しな気分で
単純だけど形から入るっていうのも悪くないかもしれないと思ってしまった。
こんな風に飾りとしてだけにならないようにガンガン使い込んで行きたい。