今年2021年はディスクシステムと初代ゼルダの伝説が発売されてから35周年らしく
昭和時代の懐かしのゲーム&ウォッチ版として、ゼルダの伝説が発売されるそうだ。
そう言えば、ゼルダの伝説の移植版を持っていたなと思い出して
ゲームをしまっている収納BOXから久々に引っ張り出してみた。
2018年に「ミニファミコン」というソフト内蔵型のファミコンが発売されたが
それとは違い、「ファミコンミニ」は過去に発売されたファミコン用ソフトを
ゲームボーイアドバンス版のソフトとして2004年に復刻したシリーズ。
主に1980年代のファミコンのソフトや、ディスクシステムのソフトが選ばれ
その当時では初移植の作品もあって、幼かった頃の懐かしいゲームが
携帯機で手軽に楽しめるようになったのはとても嬉しかった。
ディスクシステムは主に1980年代後半~90年代初めに流通され
それまでに発売されていたファミコン本体と繋げる拡張パーツで
ソフトは表裏両面を利用するフロッピーディスクが採用されていた。
比較的短命に終わってしまったので、世代によっては知らない方も多いと思うけど
任天堂と契約のおもちゃ屋では、ゲーム書き換えの専用機械が備え付けられていて
持参のソフトのゲーム内容を安価で自由に書き換えることが出来るというものだった。
例えばスーパーマリオ2みたいに片面使用の容量の少ないゲームの場合は
裏面に他のゲームを入れることが可能となり、当時はかなり画期的だった。
こちらはゲームボーイアドバンスSPという型のファミコンカラーで
箱付きで綺麗な状態であれば結構良い値段が付くらしい。
今年は初代ゲームボーイアドバンス発売から20周年でもあるそうだが
任天堂の公式サポートが終了した現在も根強い人気がある。
2006年に国内版最後のソフト発売以来、15年振りに新作開発なんてニュースもあった。
分かってはいたけど、ゲームボーイアドバンスは画面がめちゃくちゃ暗く
右のニンテンドーDSの画面が格段に見やすくなっているのが分かる。
当時はこれで良く普通にやっていたなと思ってしまう。
一応非公式となるが、画面を見やすく高精細に改造した本体も流通していて
個人で改造出来るキットなども販売されている。
このスーパーマリオブラザーズ2はマリオシリーズの中でも屈指の難易度を誇り
今回15年振りぐらいに少しだけプレイしてみたが、難し過ぎて速攻で挫折した。
当時のディスクシステム版でもクリアは出来なかったような記憶があって
裏面に入れていた、ゴルフのゲームばかりやっていた。
ゼルダの伝説は結構やり込んだデータが残っていたが
「ZELDA」と名前を入れると最初からクリア後の裏面が出来るのを思い出した。
一番下の名前はボスキャラの名前だが、本当はガノンドロフらしく
自分にはこういう敵キャラの名前を主人公に付けるセンスは無いので
何故なんだろうと思い返してみたが、単純に中古ソフトということだった。
リンクの冒険は初代ゼルダの伝説と大きく違った横スクロールのアクションゲーム。
設定は初代のクリア後の世界で、一応ゼルダの伝説2とも言われているが
リンクの冒険はシリーズ化されなかった異色の作品となっている。
ついでにこちらはゲームボーイアドバンス版のファイナルファンタジーシリーズ。
今年はFFもリマスター版がリリースされて話題になっているが
かつてFFの開発元のスクウェアと任天堂が揉めて出禁(後に和解)をくらったそうで
これらのFFシリーズはゲームボーイアドバンスではかなり後期に発売された。
FF5とFF6は現在でも中古品がそこそこの値が付けられて取引されているが
特にFF4のバグ修正版は、高値が付くほどのプレミアゲームソフトとなっていて
もしかしたらリマスター版のリリースと共に多少落ち着くのかもしれない。
何年振りだろうってぐらいに箱を開けたり、ゲームを起動させてみたけど
こういうレトロゲームは周期的に必ずやりたくなるので手放さずに残していて
何ならまた少しずつ集めようかなとも考えてしまっているぐらい。
実際にプレイするかというと、今はまだそんな気分ではなくて
また何年かしてゲーム熱が上がった頃に、ガッツリとやりたいなというところ。
その時が来るまでじっくりと寝かせておこうと思っている。