こちらは近所のまいばすけっとで購入した、最近のお気に入りのインスタント袋麺。
北海道旭川発祥の塩豚骨ラーメンで有名な、山頭火本店のまかないメニューとして
出されていた、味噌×塩×醤油を合わせた「あわせ味」のラーメン。
一般的なインスタント麺より若干割高だけど、それも納得のクオリティーの商品で
現在の取り扱い地域は北海道、東北、関東とのこと。
以前は近所にも山頭火が二軒あったけど、残念ながら両方とも閉店。
運営方針もあって店舗数が厳選されているようだ。
原材料は、めん(小麦粉(国内製造)、卵白粉、食塩、小麦たん白)、肉エキス
植物油脂、しょうゆ、食塩、動物油脂、みりん、砂糖、魚介エキス、味噌
ねりごま・すりごま、ガーリックペースト、醸造酢、焼きあご・あじ煮干粉末
唐辛子/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工でんぷん、キサンタンガム)
かんすい、着色料(カラメル、クチナシ)、酸化防止剤(ビタミンE)
(一部に卵・小麦・ごま・さば・大豆・豚肉を含む)。
中身は山頭火らしく黄色い色味が特徴の麺に液体の合わせ味スープ。
トッピングの具材はないので好みの物を用意する必要がある。
こだわりの麺は二日掛けて熟成させながら乾燥させているそうだ。
藤原製麺は馴染みが無いと思っていたけど、現在は永谷園の子会社のようで
永谷園の煮込みラーメンなどの麺類やセブンイレブンの商品なども作っているらしい。
ちなみに山頭火の店舗で提供している麺とは無関係とのこと。
スープのタレは味噌ラーメン感が強く感じられる物。
説明書きによると、麺が茹で上がった後に鍋に加えてとのことだけど
室温が低いと油が少し固まっているので、予め湯煎して温めておくと良い。
自分は丼に入れて茹で上がったお湯と混ぜ合わせるスタイル。
定番的なインスタント麺よりも泡立つので吹きこぼれに注意。
茹で時間の目安は4分半で、3分半頃に軽くほぐすとのこと。
以前テレビ番組で見たが、インスタントラーメンマニアの方が言うには
乾麺を茹でる時はすぐにほぐすのは良くないらしい。
硬い状態でほぐすと、そこに傷が出来て水分が一気に入り茹でムラが出来るんだとか。
丼に麺を茹でたお湯とスープを混ぜ合わせ、麺を入れて完成。
結構素ラーメンって好きなんだけど、このままではちょっと寂しい。
という訳で予めトッピングを用意しておいた。
ゆで卵、刻みネギ、チャーシュー、メンマ。
結構何でも合うと思うけど、個人的にはネギはたっぷりと入れたい。
それぞれを配置し、仕上げに切りごまを振りかけて今度こそ完成。
ここは毎度センスが問われる部分で、乗せるのも若干の緊張感があるが
まあまあ良い感じのお店っぽい雰囲気に仕上がった。
ラーメンのトッピングは4種類ぐらいあると見栄えの充実感がある。
油のこってり感はあるけどタレの状態の時よりも味噌感がなくなり
見た目はどちらかと言えば塩ラーメン寄りのスープ。
山頭火らしい魚介や豚骨の混ざった奥深い風味は感じられて
コクがあって甘い味噌に、塩ラーメンらしいあっさり感を合わせた良いところどり。
醤油味は本当に隠れているので、正に隠し味程度の存在というところ。
このスープの味を的確にどう表現するのか困るんだけど、物凄く自分好みの味。
麺はインスタントとは思えない、つるっともちっとした素晴らしい食感。
インスタント麺はガサっとしたラフさにも親しみがあるけど
この商品の良さはスープの特徴と、やはり麺のクオリティーの高さ。
他社製品の、まるで生麺のキャッチコピーがぴったり合う。
以前はどちらかと言うと、お湯を入れるだけの超手軽なカップ麺派だったけど
最近は自分好みのトッピングを用意して調理するインスタント麺派になりつつある。
まだまだ予断を許せない状況が続き、自宅での何気ない食事も
少しの工夫で楽しめたり、新鮮さを味わえたら良いなと思っているところ。
こちらはインスタント麺好きの方には是非とも一度試してもらいたい商品。