ナイキ ダンク ロー チームレッド/ホワイト1999年復刻版。
ナイキダンクは1985年にデビューしたバスケットボールシューズで
大学リーグとのコラボにより、様々なチームに対応可能なカラー展開をした。
日本では1990年代半ばにナイキのスニーカーが大変な人気を集め
その市場のニーズに応えるように過去のモデルが復刻されることになり
このダンクは1999年に復刻された初期の物になる。
またこのタイプのバッシュはスケボーに乗る方にも大変愛されたこともあり
2000年代からは、本来のレトロなバッシュと言うよりも、スケボー向けの物も増え
よりファッションに特化して行き、現在は定番モデルとして根付いている。
チームレッドはこのエンジやバーガンディーのような色のこと。
シューレースは白をずっと使っていたが、デフォルトは右の色のようだ。
ただし、純正の物かどうかは最早分からなくなっている。
さすがに20年以上経つので、当然のように劣化している。
スウォッシュも剥離し、ソールもだいぶ黄ばみが出ている。
ヒールのプリントもひび割れている。
レトロさを感じるフォントデザイン。
ベロに付くタグもチームレッドで統一。
現行の物よりも文字が大きめになっているようだ。
シューズ内に付くラベルには左上に990406、1999年4月6日製造開始。
バーコードの下の04-21-99、1999年4月21日製造完了と言うことらしい。
購入した時期ははっきりと覚えていないが2000年前後だったのは確か。
インソールは割と良好な状態。
ダンクは加水分解しないアウトソールだが確実に硬化していて
外で履こうものなら、目的地に着く前にボロボロになる可能性大。
と言う訳で、これはもう完全に保管&観賞用になっている。
一般的にスニーカーの寿命は5年前後と言われているようで
今はソールを張り替えたり、他のモデルから移植したりする方もいるらしい。
他の古いスニーカーは加水分解してしまったので、ほぼ処分してしまったが
これはそこまで激しく劣化していなかったので取っといてある。
当時履いたままのノーメンテの状態だが、手を加えたら逆に悪くなりそうな気もする。
昔はスニーカーも良く履いていたけど、物にもよってはしばらく見ないうちに
ボロボロになったり、ぐにゃぐにゃになったりで着用不可になってしまうので
必然的にブーツが増えて行って今に至ると言う訳だ。
近年はカジュアルと言っても、ストリートっぽい雰囲気のあるアイテムなので
こんな感じのコーディネートがとても多い印象。
自分世代や少し上の方だと、こんな感じのアメカジ系コーデが懐かしいはず。
当時はスニーカーとヴィンテージデニムを合わせるのがとても流行っていた。
ブーンやゲットオンなど90年代半ば~後半の雑誌を思い出す。
こちらのデニムも90年代後半の復刻物となっている。