近所めし VOL.14 松壱家 横浜店 醤油豚骨ラーメン
松壱家は壱六家から派生した「壱系」と言うジャンルの家系ラーメンで
今までに記事にしたお店で言うと、光家や壱八家に實家も壱系に属している。
松壱家は神奈川県内を中心にいくつもの店舗を展開していて
藤沢店などの店舗には以前に何度か行ったことがあるが
近所に住んでいながらも、横浜店には行ったことがなかったので
今回初めて行ってみることにした。
※壱六家横浜アソビル店は閉店済。
醤油豚骨ラーメン並790円、デフォルトでうずらとメンマが入っている。
うずら入りがいかにも壱系っぽいトッピング。
薬味のネギが多めに入っているのが特徴的。
ややとろみのあるクリーミー系のこってりとしたスープは
豚骨臭さは抑えていて醤油のタレ感よりも甘みを感じる。
ここのスープは所謂セントラルキッチンで仕込んだスープで
ラーメン通はこれを良しとしない方も多いが、自分は全く気にならない。
いつでも安定したクオリティーが出せるとも言えるが
スープを店で炊くのにこだわりたい方の気持ちも理解出来る。
中太のストレート麺で少し角ばっている。
店内で使う箸は溝が入っているので滑りにくくなっている。
お客さんがたまたま誰もいなくなった瞬間があったので
店員さんの許可を得て撮影、厨房以外は撮影OKとのこと。
ウェットティッシュや座席にフックがあったり、座り心地の良い椅子など
とても清潔感がある店内で、照明が綺麗に並び食べ物が映える。
こう言うお店は女性に喜ばれるが、男性客の立場でも嬉しい。
そして別日のテイクアウトバージョン、醤油豚骨ラーメン並790円。
軽減税率はテイクアウト容器代として使わせて頂きますとのこと。
箸、レンゲ、おしぼり、紙ナプキンなどお食事セットは完備。
早めに食べることを前提にしているので、遅くとも10分以内には手を付けたい。
具材とスープは分かれているので麺は伸びにくいが
やはりテイクアウトなら固めで頼んだ方が無難。
そしてここでセンスが問われる盛り付け。
器が少し狭めなので具材はみっちりとしてしまうが
海苔の差し込み方一つとっても難しい。
当たり前だが超本格的な出来栄え。
やっぱり濃厚な家系のスープにはご飯が必要と言うことで
予めご飯を炊いておいて、海苔も追加で大きめの物を用意しておいた。
一度やってみたかったラーメン手巻き寿司。
ご飯の中にスープに浸った麺や具材などを入れて巻く。
そしてスープに浸してがぶっと行く。
ぶっちゃけラーメンライスを口内調理すれば良いだけの話。
シメはスープの中に熱々のご飯を投入して頂く。
とろみのあるスープがご飯との相性抜群で、中に大量に残ってるネギや
細かく千切れたほうれん草をしっかりとレンゲですくい上げて食べられる。
今回ラーメンのテイクアウトをして感じたことは
いくら近所とは言え、麺のちょうど良い食べ頃を逃しているので
お店で食べた方が数倍美味しいと言うのが正直なところ。
ただ撮影したり、あれこれと余計なことをしていたせいもある。
もしテイクアウトするなら、速攻で食べるのがおススメ。
店舗の場所は横浜駅みなみ西口徒歩5分。
営業時間11時~25時、火曜定休で臨時休業あり。
この場所で松壱家としての開業は2017年8月からで
それ以前は同じ会社の別形態のラーメン店だった。
ここから家系総本山の吉村家も歩いて2分ぐらいのところにある。
他の記事で書いた串カツ田中はすぐそこの距離にあり
ラーメン、焼き鳥、串カツのコンボが素晴らしい。