英国のロックバンドのピンク・フロイドのTシャツ。
このTシャツはChaser(チェイサー)と言うブランドの物で
1970年代や80年代ぐらいのヴィンテージ風の
着古して色抜けしたヤレ感を再現している。
あまり音楽がどうだとかは着る物に対して深く考えずに
この派手なピンク色と牛のデザインが気に入って購入。
所有しているTシャツの中でも特にお気に入りの物。
ピンク・フロイドと言えば、プログレッシブ・ロックと言うジャンルを
広めることになるほど影響力のあったバンド。
プログレッシブ・ロックを言葉で表すのは難しいが
ロックにクラシックなどを融合した幻想的な世界観のあるサウンド。
ややダークでトリップ感があると言うか、残念ながら詳しくは語れない。
全盛期は1970年代から80年代で、現在は活動を行っていない。
このデザインは1970年発売の「Atom Heart Mother」と言うアルバムの
ジャケットをトレースした物になっている。
©2004Pink Floyd Music~と書いてある通りしっかりと
ライセンスされた商品で、勝手に作ったようなコピー品ではない。
購入したのも確かそれぐらいで、6千円ほどと記憶している。
このデザインは何年も続いたと思うが、現在は取り扱っていないようだ。
元のデザインはこちら、「Atom Heart Mother」邦題は「原子心母」。
これはイギリスのデザイン集団のヒプノシスが手掛けたもの。
ミスチルファンの方はこのタイトルで割とすぐに気付くと思うが
1994年発売のアルバム「Atomic Heart」はここから取られた名前で
その次のアルバムの「深海」もピンク・フロイドの影響が色濃い。
大作志向の作品を目指したと小林武史氏の発言もあり
ミスチルの90年代中期の音楽性の一つの要素になっている。
Chaserは1988年にLAで立ち上げられたアメリカのTシャツブランド。
数々の有名ミュージシャンとライセンス契約を結び商品を展開していて
ヴィンテージの野暮ったさを残しつつ現代風に落とし込んでいる。
ボディーは他社の物だが、近年の物はこう言うタグは付かない。
日本だとインポート物に強いセレクトショップで取り扱っていたが
現在はディズニーとのライセンス商品などもあるようだ。
Tシャツのボディーは白を灰色に染め、さらにウォッシュ加工済。
結構ハードな加工なので、新品状態でも結構ヤレていた。
生地も傷み気味と言うのもあり、ところどころ穴が空いてしまっている。
元々古着慣れしてるので、ダメージはあまり気にならないが
一応下にタンクトップなどを着るようにしている。
実際の着用画像を載せるのは自分にはまだ早いが
今の時期に着るならこんな感じと言うことでコーデしてみた。
少し緩めのダメージジーンズをロールアップして足元はサンダル。
Tシャツもジーンズもボロめに見えるが、両方とも新品からこんな感じ。
やっぱり世代的にチャラめのカジュアルが好み。
たぶん今このコーデは男性よりも女性の方が上手く着こなすと思う。