ゴローズとは、高橋吾郎氏によって設立されたアクセサリーブランドで
日本のネイティブアメリカン調のアクセサリーブランドの頂点に位置する。
渋カジの流行によって一気に人気を集めることになり
90年代ファッションを語る上で重要なブランドの一つ。
現在はアメカジ系と言う括りを越え、一つのジャンルとして成立し
多くの有名人や根強いファンに愛されている。
ゴローズの流行はレッドウィングの流行ともリンクしていて
ゴローズはジャニーズやEXILEなどのイケメン系に愛用者がいるので
上の画像の様なアクセサリーをおそらく多くの方が
その名前を知らなくても、実はTV番組などで見掛けていると思う。
創設者の高橋吾郎氏は2013年に亡くなってしまい
現在は娘さんや意志を継いだお弟子さんによって運営されている。
正規の取り扱いは1店舗のみで、入店も抽選で当たらなくてはならず
入店出来たとしても欲しい物が手に入る保証もない。
そのスタンスを長年貫き通している為、希少価値を落とすことなく
現在も熱狂的なファンがいる要因の一つになっている。
左は18金のメタルで、右がシルバーのフェザー。
この実物はとても小さく、左が1㎝ちょっとで右が3㎝ぐらいの小指の先程度。
両方とも知人から譲り受けた物で、左の方は二十年以上着用している。
フェザーの方は比較的新しい物で、吾郎氏がお亡くなりになった後の物。
自分は特別ファンではないが、今も色濃く影響が残る
90年代ファッションへの憧れから、少しだけかじっていると言うところ。
ゴローズと言えば、このイーグルの刻印。
吾郎氏が生前の時期の物はオールドとして特に高値で取引されていて
中古販売業者では、左の金メタルは10万円前後の値段が付いているようだ。
現行のフェザーの方も定価の4倍ぐらいの値段だったが
吾郎氏生前の物にしか価値がないと言うファンの意見もある。
それだけの値が付くので、偽物も出回っているのが現状で
信頼出来る方に譲って頂いたが、自分の物も100%本物と言う保証は無い。
本物と偽物の判別は中古販売業者には分かるらしいが
素人ではその違いを理解するのはとても難しいようだ。
ゴローズは自分でカスタムして重ね付けする物と言うイメージだが
自分は大きい物やたくさん付けるのが、正直言って苦手なので
小さい物をシンプルにさり気ない感じで付けている。
普段はノーブランドの別のヘッドをもう一つ一緒に付けていて
チェーンもどこかで買った安物だったと記憶している。
他ブランドとの併用をタブーとする風習があるので
コアなファンの方からすれば、自分はかなり邪道に当たると思う。
中途半端で王道と違っていると、自分でも分かっているけど
長年の愛用アイテムと憧れをひっくるめて一緒に身に付けていたい。
ブランドが違っても、大切にしている気持ちに変わりはない。