毎年夏になると食べたくなる、すき家の「ニンニクの芽牛丼」
お手製のにんにくの芽和えを作って再現してみた。
すき家のニンニクの芽牛丼は夏期限定のトッピングメニューで
にんにくの芽にラー油や唐辛子などを加えた特製ダレで和えた物で
にんにくの香りと辛さがガツンと来るスタミナ系の味。
個人的には通年の定番にして欲しいほどのメニューで
そのパンチの効いた味がクセになり、結構ファンがいる。
毎年必ずある訳ではなく、今年も展開されることになれば
7月か8月からになるが、先取りで作って食べてみることにした。
クックパッドのレシピも見てみたが、もっとシンプルだった気がしたので
自分の記憶を頼りに用意したのは、にんにくの芽とコチュジャンに
ラー油、桃屋のきざみにんにくと燃辛唐辛子。
早い話がにんにくの芽のキムチと言うイメージ。
牛丼は個人的に好みな吉野家をチョイスした。
にんにくの芽を洗い、半分の4㎝ぐらいのサイズに切り
食感が残るように2分ほど茹でる。
今回にんにくの芽が若干太めだったので2分半にした。
にんにくの芽を茹でている間に秘伝のタレ(笑)を作る。
コチュジャンを歯磨き5回分ぐらいとラー油20プッシュに
きざみにんにくを小さじで2杯分ぐらい入れ、良く混ぜ合わせる。
燃辛唐辛子は仕上げに使うので、ここでは入れていない。
にんにくの芽が茹で上がったら湯を切り
熱々の内に秘伝のタレとさっくりと混ぜ合わせる。
ジャンクな辛さが必要なければ、ここで完了でも良いと思う。
仕上げに燃辛唐辛子を投入。
近所のスーパーに売っている物で一番辛そうだったのでこれを選んだ。
たぶん良く見掛ける一味でも何でも良いと思う。
燃辛唐辛子をふり掛け、さらに混ぜ合わせて完成。
個人的な表現ではピリ辛を越えていて、激辛手前と言う感じ。
たぶんすき家の物よりも辛く仕上がっていると思うけど
テンションが上がるような、なかなか良い具合になった。
お手製にんにくの芽和えを吉野家の牛丼にトッピングして完成。
見た目はかなりそれっぽく出来て、かなり良い出来栄え。
左が昨年撮った本家すき家版で、右がお手製の物。
すき家の方がタレ感が強めなんだなと改めて感じたが
方向性はだいぶ近いところに行っている。
味は旨味よりも辛味中心なので、そこまでの大差はないと思う。
卵黄を加え、辛さを抑えたスタミナ牛丼バージョン。
一応絵的に卵黄を最初に載せているが
食べ進めながら、途中で味変で加えた方が良い感じ。
自己採点では80点ぐらいと言う感じだろうか。
実際作ってみて思ったのは、にんにくの芽は太いとホクホク感が出てしまい
細い物を選んだ方がシャキシャキとした食感が強いと感じた。
完成後しばらく冷蔵庫で寝かせておくと味が染み込んで
単品料理としては美味くなっていくが、香りや辛味が少し飛んでしまうので
牛丼と一緒に食べるのであれば、出来るだけ早めが良いかもしれない。
シンプル故にかなり奥深い物なんだなと感じる。
今年もすき家で発売されれば、実食してもっと研究してみたいところ。