バズリクソンズのシャンブレーワークシャツ。
1958年頃のU.S.NAVYの作業用シャツを再現している物。
シャンブレーシャツの歴史は古く、U.S.NAVYでは1930年代から使用し
その他には囚人服や作業着などに広く使われて来た。
これは毎年定番のモデルで品番はBR25995。
日本製で税込み10780円と、この手の物ではお手頃な価格(2024年現在は15180円)。
シャンブレーシャツはオールシーズン着れる物だが
生地が薄手なので、暑くなって来る梅雨時にもさらっと羽織れる。
このモデルは別色で白もあり、機会があればそちらも手に入れたい。
バズリクソンズは東洋エンタープライズが運営するブランドの一つで
1993年から軍物の復刻物を中心に展開している。
日本国内はもちろん、海外ファンも多いブランド。
スタイルを選ばない超シンプルなデザイン。
1950年代を再現した物だが、シルエットは現代風にアレンジされている。
ただタイトに絞り過ぎていることはなく、絶妙な所で抑えている。
左は以前に書いた別メーカーのシャンブレーシャツ。
10年以上前に買って気に入っていたが、着込んでヘタって来てしまっていた。
同じメーカーの物の新しい物を買い直しても良かったけど
折角なので今回はバズリクソンズの物を選んだ。
サイズ感はバズリクソンズの方が腕周りなどに若干のゆとりを感じる。
新しく買ったとは言っても、客観的に見れば完全に別物って訳でもなく
また同じ物を買ったと思われてしまう。
ネームタグはヴィンテージっぽい雰囲気の物。
サイズはSを選んだが割とサイズ通りの作りと言う感じ。
ネームタグの上にもサイズなどの表記がある。
50年代当時の軍物を意識した「CONTRACT」の文字入り。
1950年代のオリジナルのユーティリティーシャツは↓
洗いざらしの生地のラフなシワ感に
シンプルな胸ポケットに生地と合わせたボタンの色合い。
個人的には新しい年代に見掛ける白いボタンの物よりも
色がしっかり付いている古い年代仕様の物が好み。
紺色に少し緑っぽい色が含まれたような色の尿素ボタン。
古い年代らしく皿状の形をしている。
袖口などもとてもシンプルな作り。
夏場にロールアップして着てもカッコイイ。
1958年仕様と言うことで青耳のマチ付き。
この作り方は1960年代に入ると無くなって行く。
デニムと似たような風合いだが平織りと呼ばれる物。
古い力織機で織られたムラ感のある生地。
縦にも横にもそのムラ感が筋となって凹凸感が出ている。
洗濯は蛍光剤や漂白剤が含まれていない物が推奨されている。
ジーンズやGジャンよりも洗濯頻度が多くなるので、こだわっても良いと思う。
シャンブレーにド定番のグレーのジップパーカーの組み合わせ。
下はドゥニームの66とレッドウィングのアイアンレンジ。
朝晩はまだ寒いので、上に軽い物を羽織りたい時はちょうど良い。
このコーディネートは若い方から年配の方まで似合う
近年のアメカジ系の王道になっているスタイル。